日本共産党創立88周年記念講演会 です。
百数十名の参加でしょう。 ここは お年寄りがたくさん参加されていました。
ちょっと遅れていったのですが、ちょうど 夕食の時間に重なるので、お茶とおにぎりをもらいました。
大型スクリーンに志位さんの顔が大写しされています。
近くの席には、ヒエジマさんや、わたぬきさん、橋本さんがいました。
消費税反対について 大きな世論を湧き起こしたことは良かったです。
でも。残念ながら支持票につながらなかった。
志位さんは、「政治をこう変える」という建設的提案の押し出しが弱かったと述べていました。
(でも、私は みんなの党の戦術を見てこう思いました。彼らは政策を述べてはいなかった。ただ「アジェンダの党です。」これを強調しただけでした。(アジェンダとは政策ごとの協定) みんなの党は、自民・民主に嫌気のさした国民を、マスメディアが上げ潮ムードで誘導した結果だと思っています。)
(もう一つ、共産党の言うことに、まだまだ、国民は反射的に拒否反応を持っているという感じを受けました。
「あんたの言うことは、筋が通って正しいばい。でもねーーー。」という感じです。)
確かに、消費税10%=福祉論の虚構を突いたのは、すばらしい展開でした。
でもねーーー。 ここに、今後、乗り越えなければならない、関所があると思っています。
どんなに正論を吐いても、聴く人の耳に入っていかなければ、役に立ちません。
私の友人は、みんながよく言うように「名前を変えにゃあ」といいます。
名前を変えても、あれは 元の共産党 といわれれば一緒なのですが、
彼の言いたいことは、「古い概念を打ち破りなさい」ということなのでしょう。
通り一遍のやり方ではなくて、新しい、宣伝・コミュニケーションの方法も検討すべきなのでしょう。
講演の内容は、経済、基地、平和、等々。
経済、景気の回復について、暮らし優先の経済成長、歳入と歳出の見直し(軍事費、思いやり予算のカット)の話し。 大資産家への優遇をやめること。
沖縄の状況が、どんどん変わっていること。日米安保の見直し、廃棄に向けて日本でもアメリカでも見直しの動きがでていること。 ASEAN 主導の TAC 東アジア発の友好条約の締結が全世界に広がっていること。
近く、行われる、広島、長崎の核兵器廃止に向けての大きな動き。
志位さんは、かんで含めるように今の情勢を分かりやすく語ってくれました。
なんとなく、もやもやしていたものがなくなったようですっきりしました。
志位さんは 「講演の最後で、日本共産党は 創立当時から、国民主権 と 反戦平和を 貫き通した政党です。」と感涙に咽ぶように語って締めくくりました。
いい講演でした。 (Y)
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