実際には、朝10時半からの生中継はインターネット回線がダウンして
多くの処で視聴できなかったようだ。(日刊「赤旗」2面に『お詫び』掲載)
サーバーの容量不足のようだ。
「赤旗」Web 版 では、文字で読むことができる。
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その中で、志位委員長は、民主党の支持率回復の原因は
唯一、管直人氏が「小沢外し」の装いを見せているからに尽きる
との見方を示した。
これは私も同感であるし、多くの人々の共通認識であろう。(S)
その部分を引用すると・・・
「高支持率」――「脱小沢」の演出だけが原因
政治の中身への支持ではない
にもかかわらず菅政権にたいしてどうして「高い支持率」が寄せられたか。
その理由は単純明快です。菅氏が、人事その他で、いわゆる「脱小沢」を演出したからであります。
それを多くのメディアが持ち上げたからです。
「高い支持率」が出たのは、もっぱらこれだけが原因です。
菅新首相の政治の中身が支持されているわけでは決してありません。
各紙の世論調査を見ても、いわゆる「脱小沢」にたいして、8割前後の人々が「評価する」と答えています。
よくも国民にこれだけ嫌われたものだと思いますが、支持率の中身はここにしかないのです。
実際、世論調査で菅政権の「政策に期待できる」と答えている人は1割程度にすぎません。
そもそも「小沢問題」とは、本質的には、民主党の党内の体制問題であり、いまの日本の政治の根本問題ではありません。
かりに「脱小沢」になったからといって、民主党政権がすすめる政治の中身が新しい境地にいくというものではありません。
しかも、菅首相は、小沢氏の金権疑惑にたいしても、辞任で「けじめ」がついたとして、本格的にメスを入れる気もなければ、構えもありません。
菅内閣の一時的な「高い支持率」を軽視はしませんが、恐れる必要はまったくないということを言っておきたいと思います。
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先日(6月3日)、参議院比例代表候補第二次分13名が発表された。
第一次候補5名と合せて総勢18名で全国を行脚するらしい。
しかし、何で今頃追加候補を発表したのだろうか?
以前もこのブログに書いたことがある(記事は削除したかもしれない)が、
どうせ18名で選挙戦を闘うのなら、もっと早く発表して全員で分担して全国を回れば
良いものを今頃になって候補者を増やしても回れる地域は限られている。
これまで、5人で全国を分担して回ることが候補者にとってどれだけ体力的にも
精神的にも厳しいものであっかを考えると、可哀想なほどだ。
追加で13名発表となると、やっぱり当選目標は5名で、あとの13名は予定の
【650万票】を超したときの受け皿程度の位置づけに見えてしまう。
どうせ、20名前後の比例候補を立てるのがいつものこととして解っているのなら、
もっと早く発表するべきだった。
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さて、昨日朝から全国総決起集会がインターネット中継も使って全国で開催された
が志位報告によると、選挙への取り組みはいつもの通り相当遅れているようである。
そこでも【5議席と650万票】を強調していた。そして現状のまま推移すれば、
現有議席の維持も難しいことが強調されていた。
相変わらず『精神論』で、なぜ全党の状況がその水準に留まっているのか?と言う分析は無い。
私の考えでは、いつまでも【650万票】という数字を強調していることが、
局面を大きく打破できない根本問題ではないか?と思っている。
【みんなの党】でさえ、「二桁の議席」と大言壮語している時に、
「いまこそ出番」と自ら言っている【日本共産党】が、現状維持的数字を強調している
そこにこそ、現状を打破できない桎梏があるのではないか?
選対で、確実に抑える数字として【650万票】を位置付けるのは良いが、
国民や支持者には、ある意味では『大言壮語』することも意気をあげるために必要だと思う。
ともかくも国民にとっては、【650万票】という数字は何の意味も無い数字であり、
公式に外部に発表する必要はない。
国民にとっては、自らの貴重な1票が、ただ【650万票】分の1として考えているような
党には投票したいと思わないのではないか?
【650万票】という数字が一人歩きして、【一人一人に働きかける】という意識が
党員の中に薄らいでいるとも考えられる。
【5議席と650万票】を強調している限り飛躍は生まれないと思う。(S)