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【ポイント・オブ・ノー・リターン】 "The Point of No Return"
その中で 【ポイント・オブ・ノー・リターン】 という志位和夫委員長が引用した表現に興味を惹かれました。
と言うのは、ミュージカル・オタクの私としては、【オペラ座の怪人】の中で、
「♪ Past the Point of No Return ♪」
と歌う部分があるからです。
このミュージカルの中で最も好きなナンバーです。
ファントムが自作オペラ「ドン・ファン」の中で歌手にすり替わってクリスティーヌに
「♪ Past the Point of No Return ♪」
と迫ります。
劇場支配人ラウルがあらかじめ手配していた警察官たちが、ファントムを捕縛しようと舞台に流れ込むなかで、ファントムはシャンデリアの綱を切り、クリスティーヌを地下の隠れ部屋に再び連れて来るのです。
(画像解像度はあまりよくありませんが・・・)
劇団四季の浅利慶太氏は、これを「もはや引けない」と訳していますが、
わたし的には「戻れはしない。踏み越えた」と訳したいと思います。
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まさに沖縄県民や徳之島住民は、「もう引けないぞ!」と怒りの頂点に達しています。
それでは、【ポイント・オブ・ノー・リターン】 が出てくる「赤旗」記事のリンクと、その一部を引用してみましょう。 (J)
米国務省との会談での志位委員長の発言(要旨)
2010年5月11日(火)「しんぶん赤旗」
【ワシントン=小林俊哉】日本共産党の志位和夫委員長が7日に、米国務省内でケビン・メア同省日本部長らとおこなった会談(概要は「しんぶん赤旗」9日付で既報)の中での志位氏の発言のうち、日米関係、普天間基地問題についてのべた部分の要旨を紹介します。
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(前略)
私は、4月21日、東京でルース駐日大使と会談した際に、「沖縄の情勢は決して後戻りすることはない限界点をこえた」、怒りが沸騰点をこえたとのべました。「ポイント・オブ・ノー・リターン」 (後戻りできない地点)ということです。私たちの判断は、「県内移設」という方針では、絶対に解決は得られない、県民の理解を得ることは絶対に不可能な、展望のない方針だ、ということです。
「移設先」に名前があがった鹿児島県・徳之島でも島民の6割が参加する反対集会が開かれました。徳之島の三つの自治体の首長がそろって、政府に対し、受け入れられないとの立場を表明しました。
この問題では、米国政府は「地元合意」がないところに基地はつくらないことを原則としていると聞いています。いまや沖縄県内はもとより、日本国内のどこにも、「地元合意」が得られる場所はないと、私たちは考えています。普天間問題解決の唯一の道は、「移設条件なしの撤去」しかない。すなわち無条件撤去しかない。これが私たちの見解だということを、米国政府にお伝えしたい。
(中略)
ここで一つ、歴史について考える必要があります。かつて、1969年、日米両国政府は、沖縄の施政権返還で合意しました。これは、沖縄と日本本土の大きなたたかいにおされたものでした。このときの決断は、沖縄の施政権を放棄したサンフランシスコ条約第3条の壁を越えたものでした。条約上は不可能なことを決断したのです。
私たちの判断は、同じような決断が求められる歴史的岐路に、いま日米関係が立ち至っているということです。
私は、情報公開された、沖縄返還にいたる過程で米国の国務省、国防総省、在日大使館などが交わした関連公文書をすべて読みました。そこには、国務省と国防総省との激しいやりとりがあります。そこに出てくるのが、「ポイント・オブ・ノー・リターン」 という言葉です。国務省側がそういう判断をして、返還にいたりました。
いまはまさに、そういう歴史的岐路に立っているというのが、私たちの立場です。
米国訪問の全体をふりかえって ワシントンDC 志位委員長の記者会見
2010年5月11日(火)「しんぶん赤旗」
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