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「まさか長妻さんの口からそんなせりふがでるとは思わなかった」
「信じられない制度を続けようという方が私には信じられない」
小池晃議員の質問に対する回答への反論です。
上は長妻さん、下は鳩山さんへの後期高齢者制度存続に対する批判の言葉です。
長妻さんも朝から晩まで官僚の洗脳を受けて昔の自民党と同じ見解になったのでしょうか?
総理は当事者的でない答弁ですね。
以下共産党ホームページからです。
後期医療制度は冷たい政治の象徴
即時廃止なぜ拒む
小池議員が先送りを批判 参院予算委
首相、新制度に固執
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「『国民が第一』の政治を実現しようというなら、なぜ冷たい政治の象徴のようなこの制度をすぐに廃止する道に踏み出さないのか」。日本共産党の小 池晃政策委員長は9日、参院予算委員会で質問し、後期高齢者医療制度の速やかな廃止を厳しく迫るとともに、保育所面積の最低基準緩和の問題でも政府の姿勢 をただしました。他党議員からも「さすが共産党。筋が通っている」との声が上がりました。
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(写真)
後期高齢者医療制度はただちに廃止をと質問する小池晃政策委員長=9日、参院予算委員会
小池氏は、新政権が後期高齢者医療制度をただちに廃止して元の老人保健制度に戻すのではなく、新しい制度をつくるまで先送りしようとしていることについて「なぜ態度を変えたのか」と問いました。
長妻昭厚労相が「老人保健制度に戻すのには時間がかかる」と、昨年来の厚労省の説明と同じ弁明をしたのに対し、小池氏は「まさか長妻さんの口からそんなせりふがでるとは思わなかった」と批判しました。
後期高齢者医療制度の保険料は2年ごとに際限なく上がります。新政権がいう「軽減措置」を講じたとしても、平均的な厚生年金を受けとる単身世帯で 少なくとも年に約1万円、夫婦世帯で1万2000円を超える値上げになると東京都広域連合は試算しています。小池氏は、「後期高齢者医療制度は、自民党政 権による2200億円の社会保障費削減路線を象徴するような制度だ」と批判し、即時廃止を「やりましょう」と強く呼びかけました。
鳩山首相は「75歳で区別するのは信じられない制度だ」とのべながら、新制度への移行に固執。小池氏は「信じられない制度を続けようという方が私には信じられない」と批判しました。
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保育所問題も取り上げました。
保育所基準の引き下げ
首相「地域主権の実験」
全国共通に国が定めてきた保育所面積の最低基準を、都市部では一時的に下回ることを認める新政権の方針について、日本共産党の小池晃政策委員長が 9日の参院予算委員会で撤回を求めたのに対し、鳩山由紀夫首相は「地域主権のひとつの実験だ」などとのべ、容認する意向を表明しました。
小池氏は「いまの基準は世界最低だ」と指摘し、「待機児解消というなら、子どもを詰め込むのではなく保育所をつくるべきだ」と迫りました。
首相は「保育所の質を守ることも大事」とのべつつ、「保育所をすぐに増やせればいいが、簡単ではない。東京などわずかな地域のみに限って地域の自主性にまかせる」などと、基準の緩和を合理化しました。
以下youtubeからです。
後期医療制度 即時廃止なぜ拒む
小池議員が批判(09.11.9)
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コメント
蝋化現象さん
めちゃくちゃ悪い制度から悪い制度に戻すことが必要ならば、人と金を使って半年で移行を成し遂げろと主張するべきなのです。
もし社民が嫌がっても共産党がいるから大丈夫だと。
共産党はそのことに大賛成だと後押しするべきでしょう。
それとも民主党が権力を奪取したのであれば、より良い法案を次の国会までに提案して早急に審議に入れるように準備しておけと迫るとか。
当然その間の手当てについて共産党からもドンドン提案する。
これが建設的というものですよ。
今の共産党の主張では建設的とはいえませんね。
- 2009/11/24(火) 10:27:22 |
- URL |
- キンピー #Il2q9UN2
- [ 編集 ]
共産党の主張は以下のとおり
「後期医療」廃止
先送りは公約違反 許せない
鳩山政権が、新たな「高齢者医療制度」をつくるまで、後期高齢者医療制度を廃止しないと言い出しています。
民主党は昨年、後期高齢者医療制度を今年4月に廃止し、老人保健制度に戻す法案を国会に提出しています。日本共産党も共同提案に加わり、廃止法案は参院で昨年6月に可決したものの、衆院では自公が審議を棚上げしました。
国民への約束はどこへ
当時、鳩山由紀夫首相は街頭演説などで訴えています。「最も深刻な問題はお年寄りの尊厳を傷つけたことであり、お年寄りの尊厳を取り戻すためには廃止法案を可決するしかない」―。
総選挙でも鳩山首相は、「廃止のためにも政権交代が必要だ」と力説しています。鳩山政権が誕生し、国民、とりわけ高齢者のみなさんは「新政権は直ちに廃止に着手するだろう」と心待ちにしていたはずです。
「総選挙で自公政権が退場し、『後期高齢者』の言葉も退場かと高齢者のみなさんも期待していた。なぜ態度が変わったのか」
9日の参院予算委で国民の疑問をただした日本共産党の小池晃参院議員に、首相は次のように答えました。「すぐ廃止できると思っていたが廃止するだけでも2年かかる。
2年かかるのであれば新しい制度を考えたほうが効果的だ」。明らかに先送りの姿勢です。
長妻昭厚労相は「役所の資料を見ると、制度を廃止して老健制度に戻すだけでも広域連合の問題、システムの改修等々で2年かかる」と説明しました。
これは昨年の国会で廃止法案に抵抗した自公政権・厚労省の口実そのものです。しかし昨年の国会では、民主党は「(後期高齢者医療制度への移行作業は)1年ぐらいの間に行われた」、廃止にそんなに時間はかからないと反論しています(大塚耕平参院議員、現内閣府副大臣)。
一転して役人に丸め込まれてしまったとすれば、あまりにも情けないことです。
長妻厚労相は老人保健制度にも疑問があるとのべ、「だから新制度に」と言います。昨年の国会では「(老健制度が完全とは思っていないが)今日対応を迫られているのは国民健康保険の問題」(福山哲郎参院議員、現外務副大臣)だと明言していました。政権に就いた途端に道理のある主張を投げ捨ててしまったのでしょうか。
自公政治の最悪の象徴
小池議員が指摘したように新制度など影も形もありません。厚労相の想定でも、新制度への移行は4年後の2013年度です。
今の制度を延命させればさせるほど国民の被害を広げざるを得ません。今日も明日も75歳の誕生日を迎えた高齢者が次々と制度に放り込まれていきます。保険料は2年ごとに高齢人口や医療費の増加に応じて値上げされます。新たな軽減措置を講じても、東京では来年度から平均的な厚生年金(211万円)を受給する単身世帯で約1万円、夫婦世帯は1万2千円を超える値上げとなります。
鳩山政権は「お年寄りの尊厳を取り戻すためには廃止法案を可決するしかない」という原点に立ち返り、公約を守るべきです。暮らしに冷たい自公政治の最悪の象徴である後期高齢者医療制度は、直ちに廃止するのが当然です。
-引用ここまで-
ちなみに「脱官僚」を掲げる民主党が、「一転して役人に丸め込まれ」ず、腰砕けにならなければ、今国会で廃止できたはずであり、半年も必要はなかったはずです。
- 2009/11/23(月) 21:16:00 |
- URL |
- 蝋化現象 #-
- [ 編集 ]
ちょっと年下のおじさん
新しい制度を一年で作った場合、役人が言ってるように移行期間が二年とすれば、移行期間を含めて三年後になります。
半年で案をまとめたならニ年半後ということになります。
四年かかるというのはどういうことでしょうか?
蝋化現象さん
共産党も自民政権でできた制度が良いというのであれば、それを堂々と主張するべきです。
そして移行期間に二年かかるというのであれば、共産党が言うべきは「とっても良い制度なんだから人と金を使って半年で元に戻せ」というべきでしょう。
- 2009/11/23(月) 13:18:33 |
- URL |
- キンピー #Il2q9UN2
- [ 編集 ]
「先送り」に道理なし
昨年6月に当時の4野党(民主・共産・社民・国民新)が共同して参院で成立させた後期高齢者医療制度廃止法案は、今年4月には元の老人保健制度に戻す内容でした。
08年6月3日の参院厚生労働委員会審議の冒頭法案提出者の代表となった民主党の大塚耕平議員は「高齢者の皆さんが安心して医療を受けられる内容になっておりませんので、一刻も廃止をさせていただきたい」と述べていました。
今、新政権が主張している「老人保健制度に戻すだけでも2年かかる」というのは当時、廃止法案に反対した自民・公明の旧与党や厚労省が持ち出したものと同じ理屈です。システム的には、そんなに時間を要する話ではないのではないでしょうか。
新政権のいう新制度(医療保険の一元化)は、3~4倍の保険料の開きがある健保と国保を一緒にするという困難さがあり、健保にだけある事業主負担をどうするかという大問題もあって、そう簡単に実現できる制度ではありません。よって新制度創設を廃止の前提にすれば、ずるずると先送りになりかねません。
08年6月3日の参院厚生労働委員会で民主党の福山哲郎議員は「火事が起こっているのを消そうと思っている最中に、新たな家の設計図を持ってこないと無責任だという議論は成り立たない。まず火を止めることがわれわれの今の役割だ」と高齢者医療制度の速やかな廃止を主張していましたが、今の新政権の態度は、「新たな家の設計図」(=新制度)ができるまで「火消し」をサボるものであり、かつての民主党自身の主張とも矛盾するものです。
老人保健制度に戻すことについても、民主党は、「問題は制度にあるのではなく、器をせっかくつくったにもかかわらず、予算を削減していること」(同日の参院厚労委で鈴木寛議員)にあると当時の自公政権を批判し、老人保健制度に戻すよう主張していたのですから、政権についたとたんに態度を変えてもらいたくありません。
- 2009/11/20(金) 02:56:22 |
- URL |
- 蝋化現象 #-
- [ 編集 ]
戻すは2年、新制度準備4年
旧制度に戻すのが2年かかる。新制度をつくるのに4年かかる。
旧制度に戻さないという理由には思えません。新制度の準備は役人がやってれいればいいわけで、現制度で苦しむ老人には無関係。悪い制度はできるだけ早くもとに戻し、新制度ができるまで補充制度を設けて耐えてもらう。このほうがいいと思います。
旧制度に戻す人員と、新制度のための人員が必要なら、他の部署からいくらでも出向させればいいと思います。「仕分け」の結果、相当役人が浮くんじゃないですか?
これってほどんど言いがかりでしょう。
「システムの回収に2年かかるから、新しい制度を作り直す」と言ってますからそれで良いんじゃないでしょうか。
制度を作って廃止して、また作ってではお金もかかります。
システムの変更って無料でできると小池ポンは言ってるのでしょうか。
そうではなくその間の手当てをどう充実させるか。
それに焦点を当てることが「建設的野党」の役目でしょう。
そして民主党の新しい制度に対して、国会で正していくことが共産党の役割なのだと思いますが。
小池ポンが言っているのは「自民党が作っためちゃくちゃ悪い制度から、同じく自民党が作った悪い制度に戻せ」と言ってるだけですよ。
野党の立場ならそれで良いですが、民主党は与党になりましたから、自民党が作った悪い制度を選択するなら、「その制度が良かった」ということになります。
そのへん、小池ポンは与党と野党の違いを分ってんでしょうか。
- 2009/11/18(水) 12:07:46 |
- URL |
- キンピー #Il2q9UN2
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