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ポラリス-ある日本共産党支部のブログ

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福岡では 自治体フォーラム

 福岡では、8日 西南学院で 第29回 福岡県自治体フォーラムが行われました。
記念シンポジウムは、世界と日本、地域自治体・住民の未来を語る というテーマで、久留米大学法学部教授、石川捷二さん、 暮らしと経済研究室主宰、山家悠紀夫さんが講演をしました。IMG_5264.jpg
 お二方とも、わかりやすい語り口で、今の日本の抱えている問題を解き明かしてくれました。
IMG_5268.jpg

石川先生は、民主党政権に触れ、すべてを託したわけではない、市民の運動が大事だと語りました。
民主党が挙げたマニフェストとして、当面の大きな課題としては、官僚主義からの脱却、生活重視の政策、アジア重視の外交、環境問題、地方分権などがある。深い部分の問題としては新自由主義を克服できるか、財界をコントロールできるか、アメリカと対等に外交交渉出来るか、マスメディア、司法・警察などの国家権力をコントロールできるか、憲法を生活に活かすことが出来るか、というような課題があるとのこと。
 最近の日本の民主主義に触れ、デモやストライキなどの意思表示が出来なくなってきた背景を考えるべきだとの問題提起もありました。

山家先生は、雇用の形態に触れ、国内の需要がしぼんでしまった状態を説明し、官公庁の資料を引用して、大企業はまだまだ競争力もあり、賃金を上げることで経済の回復を図ることが出来ると説明してくれました。企業の内部留保を10%吐き出すことで、賃金を5%挙げることが出来る、しかも難しいことではないことを解き明かしてくれました。

 午後からは分科会となり、社会保障の財源問題、核・密約問題、食料問題、日本の税制、子供と貧困、地方自治・道州制の問題、まちづくりの問題 等々の会場でそれぞれが認識を新たにしました。

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コメント

企業側の思う壺?

>社会をよくする運動は、派遣切りにあった人たち自身が立ち上がるべきものです。
これは頷けません。
 派遣切りにあった人たちは、派遣切りに遭う前から大変な生活の中にいます。それが、さらに追い込められているわけで、いわば、目に見えぬ大震災に遭った被災者に似た状況にあると思ってください。そこの認識が甘いと思います。
 この際付け加えさせていただけば、共産党の派遣問題の中で、日雇い派遣を禁止するという論調の中で、企業側の雇い方の不当性は語るけれど、そこで現に汗してきた労働者たちへのねぎらいがないのが、とても気になります。「なんだ、共産党は我々の労働を非合法化しようというのか!」こういうねじれた感情も生まれかねません。毎日違う現場に送られ、仕事の内容は熟練者と常に比べられ、それでも必死に耐え、低賃金にも耐え、遠隔地にでも、求められた時間に求められた人数で出動するということが、いかにきつい事か。不況だリストラだといわれたこの数年の日本が沈みきらないように下支えしてきたのは派遣労働者ではなかったのか!長期派遣がプッツリ切れるのもつらいかも知れないが、月々わずかばかりしか仕事がなく苦しかった生活を送る中、まさにばっさり仕事がなくなった連中の思いを、わかってやって欲しい。立ち上がれと言われても、表現のしかたも知らない、どこをどうしたら分からない、それが現状ではないでしょうか?この現代、ムシロ旗で行進したとして、サゲスマレルのがオチでしょう。共に手をとりあいがんばろう、と言って欲しかったのではないですか?
正社員のことは正社員がなんとかして、派遣のことは派遣がなんとかする、これでは、労働者を分離して管理している企業側の思う壺ではありませんか!
さきの書き込みの方がどんな希望をもって、あなた方のブログを開いたか、気持ちを考えてやってください。

  • 2009/11/18(水) 19:14:00 |
  • URL |
  • ちょっと年下のおじさん #ntAPeFmM
  • [ 編集 ]

 コメントありがとうございます。
政治的闘いをするために、蟹工船の中に飛び込めとのアドバイスですが、わたしたちの活動は、多岐にわたっており、ブログは氷山の一角ですよ。社会の問題を赤裸々に書きつづるのも一つの方法ですが、日常の生活の中から、問題提起をするのも一つの方法です。わたしはこれしかないという立場は取りません。 また、資金を集めて運動をしてはどうかとのアドバイスもありますが、労働運動と社会保障を混同されているようで、社会をよくする運動は、派遣切りにあった人たち自身が立ち上がるべきものです。わたしたちは闘う人たちと軌を一にしています。また、資金を出して派遣村を作るべきは、政府の仕事であって、共産党の仕事ではありません。当座の生活については出来るだけのご援助はやっているとは思います。仕事のない人が食べていけるようにするのは行政の責任です。お間違えのないように。
気の付いた点をとりあえず書き記しました。

  • 2009/11/09(月) 23:17:02 |
  • URL |
  • 執筆者 Y #-
  • [ 編集 ]

腹が立つこのブログ

 このブログを見ていると、最近の共産党のていたらくさを見るようで腹が立ちます。
 蟹工船の時代、共産党員は蟹工船労働者の中にいました。しかし、今共産党員は、この外にいて、割りに優雅な自由な楽しい生活を送っていて、本当の階級の矛盾点は見ないくせに理屈はこね、ワーキングプアをその人達の問題としか捉えられない。この問題を、本当に階級の矛盾点と捉えて、外の人間だが、どうやってこの人達の当面の生活を守り、その中で真実を解ってもらい階級闘争の力にしていくか、と考えれば、労働組合関係の党員の方々なら、その闘いが忙しく、とてもこんなのんびりしたブログにはならないと思う。
 理路整然とした物の学習も大切ですが、ワーキングプアの実態をもっともっと学習し、心を動かすことが必要です。これこそが活動の原動力です。10万人の党員が1万円づつ出し合えば10億円の資金が出来ます。これを元に、全国で派遣村を作り、当面の生活を守りながら真実を学習してもらう運動を興し、労働運動を再び確かな力にするチャンスだと思います。今の労働組合員は、ほとんどが正社員で、守られている側に居るため、ワーキングプアは触りたくないと思っている人もいるでしょうし、後ろめたさを感じている人もいるでしょう。手をさしのべて援助しながら共に闘う運動にしなければならないと思います。

  • 2009/11/09(月) 01:22:31 |
  • URL |
  • 真の共産党って何 #-
  • [ 編集 ]

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