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第9回 中央委員会総会 志位委員長の結語

 2009年10月14日、二日間の日程を終えて
日本共産党 第9回 中央委員会総会での討論に対する
  【結語】
 を志位委員長が行いました。


 今回は、その中から「参議院選挙に関する部分」を、ノーコメントで引用します。
   (読み易い様に、適宜改行および文字装飾は引用者-S)

 「持てる力を出し切る」
   ――原点に返って「支部が主役」の党づくりを


 「持てる力を出し切る」という角度では、日常平素からの「支部が主役」の党づくり、この党建設の大道にあらためて光をあて、ここに粘り強く取り組んできたところで、いざ選挙というときに総合力と瞬発力が発揮されているということを教訓として引き出しました。
 この提起が、発言でも、全国からの感想でも、たいへん新鮮に、積極的に受け止められています。多くの同志の発言でも、「支部が主役」の党活動の重要性がたくさん語られ、それに取り組んだところでの教訓によって裏付けられました。

 この点で、私は、あらためて第24回党大会決定と、2006年7月におこなわれた2中総決定に立ち返って、党づくりに取り組むことを提起したいと思います。

 2中総決定では、全国すべての地区委員長のみなさんにアンケートをお願いし、その結果にたって、「政策と計画」をもった「支部が主役」の活動をどう発展させるかについて、つっこんだ掘り下げをおこないました。あのときの議論を思い起こしてもらいたいのですが、総会での議論でも、「この道しかない」が合言葉となったことを思い出します。

 七つの点を重視しようということが、あの総会での確認になりました。
一つは、「国民との日常的な結びつきと要求にもとづく活動を重視し、
      それを励ます活動に取り組む」こと、
二つは、「支部の自発性・自主性を大切にする」こと、
三つは、「『即効性』をもとめず、『いまの努力が必ず実を結ぶ』という
      確信をもって」取り組むこと、
四つは、「党勢拡大と『支部が主役』の党づくりの統一的な追求をはかる」こと、
五つは、「党員拡大も『支部が主役』で取り組んでこそ、安定的に前進する」こと、
六つは、「『しんぶん赤旗』中心の党活動、
       『支部が主役』の配達・集金活動」をつよめること、
七つは、「すべての職場支部に『講座』の成果をつたえ、前進をかちとる」ことであります。
(中略)


  「自力をつける」――党の政治的影響力と
        党勢との間には大きなギャップが


 いま一つ、「自力をつける」という角度についても、討論で深められました。

 報告で紹介した、この総選挙でわが党が得票率を大きく伸ばした上位三つの自治体での経験が、たいへん積極的に受け止められました。「やるべきことをやっているところでは結果がでている」、「やはり党を強く大きくすることが勝利への道だ」という感想がたくさん寄せられました。

 私が、発言を聞いて重要だと感じたのは、ある同志が発言のなかで、「いまの党の影響力と党勢との間には大きなギャップがある」とのべたことです。たしかに大きなギャップがあるのです。

 「しんぶん赤旗」日曜版読者1人あたりの比例得票数を計算してみますと、今回の選挙では全国平均では4・01票と、かなり高い数字になります。21世紀にはいって6回の国政選挙をたたかっていますが、これまでは日曜版読者1人あたりの比例得票数は、2票台から多くて3・5票ぐらいまでなのです。これだけギャップが開いたことはありません。党勢の弱さを、正確な論戦と、全党の奮闘でおぎなった、そして善戦・健闘という結果をえたというのが今回の結果だと思います。

 ギャップがある、党の影響力に比べて党勢が少ないということは、逆にいえば党勢拡大の条件が大いにあるということです。しかも今度の総選挙で、比例代表で494万人という支持を寄せてくださった方々のまわりには、100万人、200万人という単位で、わが党に新たな関心や期待を寄せてくださっている方々が生まれているのも事実です。こんなに党勢拡大の条件が広がっているときはないということを、強調したいと思うのであります。



  「党躍進特別期間」
   ――必ず目標をやりきり、参院選勝利の道を開こう


 さて、党大会にむけた「党躍進特別期間」についてであります。
(中略)
  これを必ず成功させるうえで、いくつか留意して取り組みたい点について、のべておきたいと思います。

 第一は、「特別期間」の四つの課題を総合的に推進しつつ、党勢拡大の独自の追求に執念を持って取り組むということです。
すなわち
国民要求実現のたたかい、
「大運動」の推進、党勢拡大、
「党生活確立の3原則」、
これらを総合的にすすめる。
同時に、そのなかで党勢拡大については、執念を持っての独自追求がどうしても必要だということです。 
 この四つの課題というのは、国民の願いにこたえ、広範な国民との結びつきを強めつつ質・量ともに強い党をつくろうということですが、それぞれが有機的に結びついている課題ですから、総合的にすすめてこそ全体が前にすすむことになります。ただそのなかで、党勢拡大はとりわけ大きな力が必要となります。独自追求なしには絶対に前進しないのがこの課題ですから、このことを肝に銘じてがんばりぬきたいと思います。

 第二に、この「特別期間」というのは、党大会にむけた運動ですけれども、参議院選挙勝利をめざす最初の大きな飛躍をつくろうという運動ですから、「やれるだけやる」ではすみません。「目標をやりきる」という立場で、あらゆる知恵と力を出そうということを訴えたいと思います。
(中略)
 第三に、全党員が立ち上がるうえで、情勢と党の役割、総選挙の総括、参議院選挙の勝利の方針について、みんなの心に灯をともし、確信を伝える政治的な指導と援助に、熱い心を込めて、機関が取り組むことが大切であります。
 そのさい、9中総決定とともに、「記念講演」を全支部・全党員に徹底することを重視していただきたいと思います。
(中略)
 第四は、中間地方選挙の問題です。中間地方選挙で前進をかちとりつつ、「特別期間」を成功させるということに挑戦したいと思います。



以上、とりあえず本日はここまで! (S)


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コメント

運動の力

>この総選挙でわが党が得票率を大きく伸ばした上位三つの自治体での経験が、たいへん積極的に受け止められました。「やるべきことをやっているところでは結果がでている」、「やはり党を強く大きくすることが勝利への道だ」という感想がたくさん寄せられました。

「これ」には、広島6区(比例南関東ブロック以上の得票した)は含まれてるんでしょうか。
前回が「不戦敗」だから、これ以上の「得票率前進」はないと主運ですが・・・。

そんなところで
「やるべきことをやっている」とか、「やはり党を強く大きく」とか、できてないと予想します。
 (・・は、無理でしょう。いまできるんなら4年前に不戦敗することはあるまい。)

  • 2009/10/25(日) 23:36:27 |
  • URL |
  • ×第二迷信 #EEOsZA66
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