発達した資本主義国の中では、食べることを犠牲にして、工業生産に主力を振り向けてきた、過去の自民党政権の失政だと思います。
減反をやって、作物の変更をやって、日本の農家は、場当たり的な農業政策に振り回されてきました。
基本的な、農業政策、食料政策の路線を敷くべきだと思います。

先日の台風で揺れている、稲です。
この8日、全国農業協同組合中央会(JA全中)で、志位さんが農業についての二つの提案をしました。
一つは、農産物の価格保障と所得政策を組み合わせて、再生産が可能な農業収入を補償することです。 お米、一俵、1万8000円を保証すること。
もう一つは、関税などの国境措置を維持・強化し、農産物輸入の歯止めを確実にすることです。主要な農産物、とくにその国の主食については高関税で守る。これはEUなどでも行われている当然の政策です。
このことは、自由貿易協定(日米FTA、日豪FTA)の交渉でもその方針を貫く、というものです。
この、国民にとっても当たり前なことが、今までないがしろにされてきた。そのことが、食料自給率の低下につながったと思います。
食料の問題は、世界の穀物メジャーの世界戦略によって左右されます。 自分の食べるものは自分たちで確保するシステムを作りましょう。
この問題は、農業従事者だけの問題ではなく、国民的な課題です。
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