広がっています。
「高速道路無料化は、地球温暖化防止に反するのではないか?」
「子育て支援の給付金よりも制度の無料化を」等など・・・
以下のグラフは、産経新聞・朝日新聞の調査結果をもとに
「赤旗」が取りまとめた民主党の政策と財源についての
不安の象徴です。

民主党圧勝の報道の中で、昨日付の朝日新聞では、民主党の候補者不足で、
『比例区での当選者数に候補者数が足りなくなるのではないか?』
との報道がされています。
<民主勝ちすぎ候補者不足?比例近畿など議席流れる可能性>
「比例削減」 をマニフェストに明記して、民意を反映し易い比例区を軽視している
民主党に比例区で投票するほど矛盾した話はありません。
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以下は、仙台を拠点に発行されている本日付け、河北新報の記事の引用です。
民主批判封印解く 「全勝」予想に警戒
岩手の共産・社民
衆院選(30日投票)で「民主一人勝ち」の予想が伝えられる中、小沢一郎民主党代表代行(67)のおひざ元の岩手県で、同じ野党の共産党と社民党が警戒を強めている。選挙の結果次第では「全国有数の民主王国」が出現する可能性があるからだ。政権交代を目指す「同志」として封印していた民主批判も飛び出し、両党は最終盤に向けて存在感を示そうと懸命だ。
◆4年前の悪夢
小沢氏の地元・奥州市で26日、岩手4区の社民党新人の選挙カーから「自民は駄目、民主は危ない、だから社民党です」と訴える女性スタッフの声が響いた。
陣営が民主批判を「解禁」したのは、民主優勢を伝える報道が相次いだ後の24日。「巨大政党の行き過ぎを止める存在が必要だ」と訴え、民主党の農業政策や政治とカネの問題などを取り上げ、批判を強める。
党県連幹部は「政権交代が独り歩きし、党の存在が埋没している」と現状を分析。「4年前の小泉劇場の悪夢がよみがえるようだ。政権交代を第一に訴えた社民党にも責任はあるが…」と危機感をにじませる。
◆勝ち過ぎ恐れ
1区の共産党新人が25日夜に盛岡市で開いた個人演説会。新人候補は「300議席を超えるとされる民主に不安を抱く人は多い」と強調。弁士も「民主に2票も入れる必要はない。少なくとも比例は共産党へ」と訴えた。
共同通信社の世論調査(20~22日)によると、比例代表東北ブロック(14議席)では民主が8議席を確保する勢い。このあおりを受け、共産、社民は1議席を取れるかどうかという情勢だ。
加えて岩手の場合、民主党が4選挙区で全勝し、比例単独候補の2人も当選すると、4人の参院議員を合わせ国会議員10人という、民主党内でも大きな勢力が誕生する。他党が民主の勝ち過ぎを嫌う大きな理由だ。
◆「愚直に訴え」
自民党県連の千葉伝幹事長は「民主が300議席を超えたら日本はどうなるか。混乱が待っている」と強調。「農業政策や公共投資など民主との違いを全力で訴える」と最終盤への意欲を示す。
一方、民主党の各陣営は「政権交代まで気は抜けない」と引き締めに躍起。佐々木順一党県連幹事長は「勝敗は誰にも分からない。われわれは揺れている有権者がいたら愚直に政策を訴えるだけ。死に物狂いでやる」と意気込んでいる。
河北新報 2009年08月28日金曜日