「産業の米」と言われる鉄鋼の生産が 40年ぶりの不調に陥っていると言います。
先日 山口県 光市 (新日鉄 光)を訪ねました。 確かに街は閑散としていました。
居酒屋もがらがらです。 光市には 武田薬品もあります。
お隣の 小野田市は セメントの町で ここも 商店街が シャッター街に変化しているそうです。
鉄鋼の生産量は 1960年 2,000万トン その後 増産を続け 63年 3,000万トン、 67年 5,000万トン、 69年には 8,000万トンになりました。 2009年には 7,072万トンにまでへるとのこと。
外需頼みの自動車、電機、産業機械などの減産の影響を受けているといいます。
鉄鋼の生産は 前年比 55% の水準で継続するとしていますが、内需の拡大がないまま、先の見えない状況が続きそうです。
鉄鋼業界では 道路、空港、港湾、橋梁 などの公共投資を 政府に要求しているといいます。
不要不急な大型投資に税金を回して、いったい国民の生活は守れるのかと問いたい。
国民生活の基本である衣食住、教育、社会保障 まず、これらを 補填して、生活を保障し、需要の底上げをして経済の回復を図るのが先だと思う。
お隣の町 小野田市では セメント工場に研修に来ていた中国の人に会いました。
彼らは、北京、青島 から着ていて、あとは東京を見学してかえるといっていました。
これからの 経済の回復は 国民生活に密着した内需の拡大、中国市場に連携した経済分野の発展、これらから 景気が回復すると思います。
中国の 市場経済を 注意深く 見ていきたいと思っています。(Y)
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