昨年、8月、凶弾に倒れて 31歳の短い生涯を閉じた、ペシャワール会の現地ワーカーとして、現地の方々に慕われていた伊藤さんが取った写真です。
菜の花の中で、笑っているアフガンの少女の笑顔が忘れられません。
アフガンへの援助は、武器ではなく、民間の支援を! と言うのがよく判ります。
以前聞いた 中村 哲さんの講演や、甲斐 大策さんの書物で、アフガンが何を求めているのか、今、何が大事なのか、彼らの文化を通してこそ、理解ができるものと思いました。
武力行使よりも、農業支援や、医療や生活の支援が先です。
ソマリア派兵 これも 海賊対策を口実にした、中東対策だと見られます。
審議もそこそこにして、「さざなみ」と「さみだれ」が出航しました。
海外派兵は、今後、アメリカの戦略に組み込まれていくものと言っていいでしょう。
日本には、日本のやり方があるはずです。
何故なら、海上保安庁の実績を踏まえた仕事で十分なはずなのに、自衛艦を出航させてしまいました。
今回は交戦も想定している、死体安置所までも準備したという、実に不気味な船出です。
ソマリアの沿岸警備の人は、自衛艦よりも、生活支援のほうが効果的だと語っていました。
ここにも、アフガン、イラクに共通する問題点が見られます。
武器よりも 生活の支援を!!
今日、NHK アーカイブス で 加藤周一 さんを取り上げていました。
『圧倒的で無力な戦車 と 無力で圧倒的な言葉』
無力な自衛艦よりも 圧倒的な言葉 で 世界の平和を考えたい そう思いました。
伊藤さんの 地道な努力を 継承していきたいと思います。
武力よりも、生活支援です。
日本の国内にも、大企業の派遣切りで職を失った人が増え続けています。
大企業へ対しての雇用継続の指導と、職のない人々への生活支援が必要です。
人間らしい資本主義を取り戻しましょう。
ルールのない資本主義は、西松建設などに見られるような、違法な政治献金を繰り返してきました。 公共事業を受注するためにゼネコン各社は献金を繰り返しました。
自民も民主も、お金をもらっているので、お互いに何にもいえません。 実にふがいない状況です。
財界にも、政党にも、また、諸外国にも はっきりと ものがいえる政党が 今 必要です。
加藤周一 さんは こう言っています。
『時代の閉塞感は爆発する可能性がある。 今、若者は、変革 チェンジ を求めている』
『闘う前に、何が相手なのか、敵は何かを見極める必要がある』 と。
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