日本共産党の志位和夫委員長が二十四日、国会会期末にあたって
国会議員団総会でおこなった「あいさつ」 の中の「ひと言」です。
まさに、今の政党状況を的確に表現しています。
その部分を引用してみます。
大企業にモノが言える政党か、
モノを言われる政党か
2008年12月25日(木)「しんぶん赤旗」
景気悪化を口実とした非正規労働者への大量解雇という攻撃にさいして、わが党が他党にない先駆的な役割を発揮しえたのはなぜか。
それはわが党が、派遣労働という人間「使い捨て」の労働の自由化に当初から反対を貫き、通常国会でも、臨時国会でも、人間らしい労働のルールを作れという論陣をいち早く張ってきた。
私たちは、こういうやり方は、必ず大きな災厄をもたらすとずっと批判しつづけてきた。
この立場がいま「派遣切り」「期間工切り」という未曽有のひどい事態がおこる、労働法制の規制緩和が一番悪い形で猛威を発揮するもとで、私たちがいち早くこれに立ち向かうたたかいを展開する基盤になっていることを強調したいと思います。
さらに、わが党が、大企業の横暴勝手にたいして正面から立ち向かえる確固とした政治的立場を持っている政党だということも、こうした大きな危機的状況のもとで光っていると思います。
いま日本の政党には二つの政党がある。大企業にモノが言える政党と、大企業からモノを言われる政党――日本経団連にいろいろな指図をされる政党です。
わが党が、どんな大企業であれ、日本経団連であれ、労働者の立場にたって堂々とものが言える政党だということは、わが党の誇りにするところであります。そこに確信をもって、このたたかいをいっそう発展させるために力をつくそうではありませんか。(拍手)
以下、その「あいさつ」 の映像です。 是非ご覧ください。
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