トヨタ自動車の古橋衛専務他のトヨタ幹部が共産党本部を訪れ、志位委員長と、「派遣切り」など非正規労働者の雇用と生活そして人権などの緊急課題で会談しました。
これは、共産党がトヨタ自動車に呼びかけて実現したものですが、トヨタ幹部を党本部に『呼び付けた』のではなく、トヨタ側の都合で、党本部に足を運んだもの。
キャノン(6月)、いすゞ(11月)、麻生首相との党首会談(12月5日)、
日本経団連(12月18日)との会談に続くものです。
これに比べて最大野党の民主党は、自民党との意地の張り合いばかりが目立ち、
この問題に関する法律を通す戦略も無く、麻生首相との党首会談も実現せず、
財界や企業への時期談判もしていません。 ないない尽くし!
自民党同様、スポンサー企業に声を上げられない民主党の無力さが露呈しています。
以下は、朝日新聞Web版より引用
************************************
共産、トヨタと会談し雇用維持要請
「社会的責任重い」
朝日新聞 2008年12月24日11時30分

会談の冒頭、握手を交わす共産党の志位委員長(左)と
トヨタ自動車の古橋衛専務
=24日午前、東京都渋谷区の同党本部、細川卓撮影
共産党の志位委員長が24日午前、党本部でトヨタ自動車の古橋衛専務ら同社幹部と会談し、
「トヨタの社会的責任は重い。巨額の内部留保や配当を行っており、
大量解雇する合理的理由はない」
として解雇の中止・撤回と雇用維持を要請した。
会談は同党が申し入れた。
志位氏は
「非正規社員の大量解雇が深刻な社会問題になっている。リーディングカンパニーのトヨタが大量解雇の引き金を引いた」
と指摘。
古橋氏は「自動車業界・経済界がどういう状況になっているのか、生の実感をご理解頂きたい」
と応じた。
同社は、来春までに派遣労働者ら約4千人を削減する計画を発表している。
共産党には、派遣労働者らから窮状を訴える電子メールが殺到しているという。こうした声を踏まえた企業への要請はキヤノン(6月)、いすゞ自動車(11月)に続き、今年3回目。18日には経団連幹部とも初めて会談している。
共産、トヨタと会談し雇用維持要請 「社会的責任重い」(朝日新聞) - goo ニュース
************************
お読み頂き ありがとうございました。
日本の未来のために!クリックを!



大手製造業、株主重視で人員削減 内部留保、空前の33兆円(共同通信) - goo ニュース ここをクリック しても読めます。
大企業の大リストラ やめさせるために力をあわせましょう/JCP特集2008 (日本共産党)
⇒ この「赤旗」特集ページへのリンクを
gooニュースの関連ページで紹介しています!(これも画期的)
共産、トヨタに解雇中止申し入れ 志位委員長が専務と会談
共同通信 2008/12/24 10:59
共産党の志位和夫委員長は24日午前、東京・千駄ケ谷の党本部で、トヨタ自動車の古橋衛専務と会談した。トヨタグループ各社の非正規労働者の大量解雇計画の中止、撤回を求める。
志位氏は同社の奥田碩相談役がかつて雑誌のインタビューで「不景気と言って簡単に解雇する企業は、優秀な人材を引き留めておけず競争力を失う」と述べたことを指摘。トヨタグループには雇用を維持する体力が十分にあると強調する考え。
会談は共産党が申し入れて実現。トヨタの宮崎直樹常務役員、共産の吉井英勝、佐々木憲昭両衆院議員が同席する。
共産党トップの志位氏が雇用問題で企業幹部と会談するのは、今年6月のキヤノン、先月のいすゞ自動車に次いで3社目。志位氏は18日には日本経団連幹部と初会談するなど、経済界への働き掛けを強めている。
2008/12/24 10:59 【共同通信】
大手製造業、株主重視で人員削減
内部留保、空前の33兆円
共同通信 2008年12月23日(火)22:07
大量の人員削減を進めるトヨタ自動車やキヤノンなど日本を代表する大手製造業16社で、利益から配当金などを引いた08年9月末の内部留保合計額が、景気回復前の02年3月期末から倍増し空前の約33兆6000億円に達したことが23日、共同通信社の集計で明らかになった。過去の好景気による利益が、人件費に回らず巨額余資として企業内部に積み上がった格好だ。
テーマ:ワーキングプア(働く貧困層) - ジャンル:政治・経済