福岡中央市民センター大ホールが満員でした。
こんな思いテーマの映画が観客で満員になるなんて思っても見ませんでした。(ごめんね)
若い方の参加も目立ちました。
でも、そこまでにするには、上映実行委員会のそれなりの努力があったようです。
実行委員長の小林とき子さんは、上映に先立っての挨拶で、「福岡市内の書店を回って、映画のポスターを貼ってもらいました」と述べました。
なるほど、それで、よく行く紀伊国屋さんの 小林多喜二の本のそばにポスターが派ってありました。
映画『蟹工船』は 1953年の制作です。
戦後の混乱を脱して間もない時期にあれだけの映画がよくできたと思います。
後の感想で、映画の結末について意見が出ました。
軍隊が、介入してくる場面です。
労働者の団結で終わってもよかったのではないか?
国家権力の本質を描いたのでよかったのではないか? などなど。
あなたは どう思いますか?
私は、あの時期、朝鮮戦争をはさんで、日本のマスコミ、教育会、エネルギー産業、等々でレッドパージがおこなわれました。
監督、山村聡は 民主主義を抹殺しようとする時代の本質を、海軍が蟹工船の争議へ介入することで厳しく告発したのではないかと思いました。


11月にも、コミセン和白で、また上映会があります。
見逃した方は、そちらのほうでどうぞご覧ください。
11月14日(金) 場所 コミセン和白大ホール
① 14時30分
② 19時~ 料金 ¥500
************************
お読み頂き ありがとうございました。
日本の未来のために!クリックを!



************************