従ってカナダde日本語の論旨の方向は理解している。
個人的には色々な意見があるにせよ共産党の支部としては意見せねばならない時はする。
しかしこれは党に属する者とそうでない者の違いもあり決してカナダde日本語と敵対しようと言うものではないことを最初にお断りしておきます。
前置きが仰々しくなりましたが何を言いたいかと言いますと今回の参院の首班指名の決選投票で共産党が白票を投じたことを批判されていることに反論したいからです。
まずカナダde日本語の記事を紹介します。
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時事通信によると、今回、共産党の志位和夫委員長に投じられた7票がそのまま、決選では、白票となったらしい。この投票後の記者会見で、志位和夫委員長は昨年9月の決選投票では小沢一郎代表に投じたのに、今回白票にした理由を次のように答えている。
「前回は(民主党が大勝した)参院選の民意を考慮した。今回はそういう理由がなかった」と説明し、次期衆院選を控えて、民主党との違いをアピールしていることなども考慮したとみられる。
そして、この記事は、次のように締めくくられている。「次の総選挙では、自民・公明両党も民主党も過半数を獲得できないケースも想定される。共産党が今回、白票を選択したことは、衆院選後の首相指名選挙で、同党がキャスチングボートを握る可能性があることを印象付けた。」
自民党、公明党、野党の争いだけでも複雑なのに、その上、共産党がこういった態度をとってくると、ますます今回の衆院選は複雑な迷路に入り込んでしまいそうだ。このところ、共産党を支援する方のブログを読んでも、民主党のやることばかりに意義を唱え、まるで、自民党の応援をしているように見える。共産党支持者の方に伺いたい。質問はただ1つ。
民主党が政権を握るのと、自民党が政権を握るのとどちらの方がいいと思うのか。
「どちらもよくない。共産党がいい。」という答えはない。なぜなら、今回の衆院選で共産党が政権を握る可能性はほとんどないからだ。
自民党の政策に比べたら、民主党の政策の方が、共産党に近いはずなのに、それでも、自民党の、味方をしているように見えるのがとても不思議でならない。
私としては、民主党が政権を握るとき、共産党も含めた野党全党の代表または議員が閣僚入りして、民主党政権を支援してもらうのが理想的ではないかと考える。
いつも国民の視点で国民生活を真剣に考える共産党には、民主党を監視し、本当に国民生活を第一と考えるにはどうしたらいいのかいろいろとアドバイスをして欲しい。
とにかく、今の段階では、野党が一丸となって政権交代を勝ち取ることが一番重要な課題なのではないだろうか。
そして、共産党がどうしても民主党と一緒にやっていくうちに、意見が合わなかったら、又、分裂すれば、これまで以上に強力な政党に生まれ変わるのではないかと思うが・・・・。巷では、民主党が公明党と合併する方が共産党と合併するよりたやすいと言われているが、本当にそうだろうか。
共産党支持者の方には、もう一度、考えていただきたい。自民党か民主党かの二者選択を。
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カナダde日本語
麻生太郎総理就任早々失言第一号
言いたいことはよくわかるのですが共産党は民主党とは違う政党です。しかも改憲の方向や消費税上げの方向では自民党と同じと批判している政党です。
「たしかな野党」から「中身を変える」にスローガンの発展もあり「国民の為に最良の選択をする」と志位さんも言っていますから共産党の投票によって自民党が政権から降りるという時に民主党に入れないということはないでしょう。
その時は少なくとも閣外協力ということになりますから共産党にはかつてない責任がかかって来ると思いますがそれ位の政治のダイナミズムから来るプレッシャーを共産党は、今後受けざるを得ないでしょう。
ポラリスは一般ブログと違います。
ポラリスはブロガー集団であると同時に日本共産党の基礎組織である支部員の集団でもあります。
ブロガーの皆さんの意見を共産党中央に伝える役割も持っていると勝手に思っています。
>共産党支持者の方には、もう一度、考えていただきたい。自民党か民主党かの二者選択を。
美爾依さん
共産党は自民党は選びませんから大丈夫ですよ!
「確かな野党」から「政治の中身の変革」へのスローガンの発展もあらゆる事態への柔軟な対応を政策的に準備するものだと思います。
以下の2氏からコメントを頂いたがいずれも「白票」を支持する物だった。
ポラリスは共産党中央の方針に盲従するものではないことはこのブログを長くお読みの方はご存知だと思います。
今回の「白票」は支持します。
逆に「小沢」だったら下の二氏のようなコメントを出すか中央に意見を送ったことだろう。
でもポラリスは、「カナダde日本語」の友人です。
(片思い?)
以下、二氏のコメント です。
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小沢氏に投票しなかった共産党の正しさ
今回、参議院での首相指名決戦投票において共産党が白票を投じたことに対し大変うれしく思います。海外での武力行使が憲法の精神
に反しないなどと最悪のことを雑誌(『世界』2008年11月号、岩波書店)ではっきりと言っている小沢氏に投票することなど護憲を掲げる政党ならできないはずです。今回の白票によって共産党は確かな政党だと言うことを示したと思います。社民党は小沢氏に今回投票したことと
日ごろ唱えている護憲とどう整合性を付けるというのでしょう。これで憲法を護るには口先だけの社民党ではなく、共産党の議席を大幅に伸ばすしかないのだ、と安心して話せます。
* 2008/09/24(水) 22:42:30 | * 徒歩7分 #-
小沢指名
参議院での首相指名選挙。
昨年は、共産党は決選投票で「小沢指名」に投票しました。
今回は「白票」。
「選挙前には【たしかな野党】を訴えて、「死票」論を乗り越えて支持を訴えてたのに、【小沢首相】に賛成するなら、支持者への裏切りにならないか?」と、ここでも書きました。小沢氏がアホなことをやった場合に責任とれるのか? とれないなら「パス」が正解、と。
http://polarisjcpmetal.blog78.fc2.com/blog-entry-352.html
今回は「パス」で正解。
(「・・・ニスト氏」のイチャモンはともかく) →いま、どう思ってるかなあ…。
この一年で、自民党も民主党も、政策の何が変わったわけではないし、選挙も行われてない。
前回の判断が【見通しの甘いものだった】という総括なしに、国政のトップの選択の基準を変える、というのは納得いきませんが、
「党大会をめざす討論」の中で、(ポラリスさんの支部もふくめ)議論されるんでしょうか。
* 2008/09/24(水) 19:20:16 | * ×第二迷信
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