雨が降り出しましたが、濡れながらも聴衆は熱い拍手を送っていました。

後期高齢者医療制度の問題、派遣労働、非正規雇用の問題、物価高の問題、軍事費の問題、等々。これらの元凶は、政府・与党、自民・公明の異常なまでの大企業よりの政治、異常なまでのアメリカべったりの政治姿勢によるものです。
石油製品価格の問題や、食料品の値上げの問題で、日本中の津々浦々で、農民、漁民、中小企業化、庶民が怒っています。
先の、京都の市議補選の定数1の選挙で、日本共産党の候補者が自民党の候補者に大差をつけて勝利したことが、国民の怒りをよく表しています。
今、日本共産党は、共産シフトといわれ、日陰に追いやられていた存在から、日の当たる場所に抜け出して、各方面から期待されながら存在しているようです。
小林多喜二の小説 『蟹工船』が爆発的に売れたように、若い世代にも感心を持たれ、日本共産党の存在感が出てきています。
今日の天神・街頭演説会でも、感心を持った若い世代の人たちが、志位さんの演説を熱心に聞き入っていました。これは、今までの演説会とちょっと違った光景でした。
共産・志位委員長が全国遊説開始 「蟹工船」にも言及(朝日新聞) - goo ニュース
また、福岡一区では、若い女性の候補者 田中みゆきさん が議席に挑むそうで、聴衆のみなさんから激励の拍手が沸き起こっていました。

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【コラム】 イマドキの日本共産党は何を目指しているのか?(R25) - goo ニュース
【コラム】 イマドキの日本共産党は何を目指しているのか?
(R25編集部) 2008年9月12日(金)15:00
格差社会、ワーキングプア問題などが叫ばれる昨今、日本共産党の新規党員が増加しているという。同党広報によれば、昨年9月以降に入党した新規党員は1万600人(9月3日現在)。なかでも20~30代の入党が目立って増えているそうだ。今年2月の衆院予算委員会での日本共産党・志位和夫委員長の派遣労働問題についての発言がネットの動画サイトに投稿され、肯定的な反響が寄せられるなど、近年にない注目を集めている。
「弱者の味方」を印象づけた日本共産党だが、一方で「共産主義って中国や北朝鮮のようなものじゃないの」なんて声があるのもまた事実。いったい、イマドキの日本共産党は何を目指しているのだろう? ジャーナリストの大谷昭宏さんに聞いてみました。
「そもそも共産主義は、“必要に応じて富を分配する”というのが大原則です。たとえば、病気になってお金がいる人、扶養家族が多い人、所得が低い人などには、今以上にしっかりとした保障が必要じゃないか、というのが日本共産党の主張です。だから、福祉を重要課題としてあげるわけです」
しかし、日本は資本主義社会ですから、なかなか難しい面もあると思うのですが。
「そうですね。無駄な公共事業、そして防衛費を削減して、高額所得者へもっと課税しようというのが、現在の日本共産党の基本的な考えのようです。それもある意味、富の分配といえますよね。今の政治における日本共産党の役割は、アメリカ型の行き過ぎた市場原理主義と、それにならった構造改革路線が生み出したゆがみを緩和することにあると思います。だから、分配の財源をどこに求めるか、という話になるんですね。ただ、資本主義の存在意義は認めつつも、将来的には共産主義に発展させたいと考えているのは間違いないでしょう」(同)
共産主義がいいかどうか、その政策が実現可能かどうかはともかく、確かに今の時代は世知辛い。お金も、ましてや権力もない若者が、日本共産党に期待してしまうのは無理もないかもしれない…。
(R25編集部)