喜ばしい歴史の一歩前進です。
アイルランドのダブリンで開かれていた、「オスロ・プロセス」の国際会議でクラスター爆弾の禁止条約が全会一致で採択されました。 (世界の110カ国が参加)
クラスター爆弾の主要保有国である、米国、ロシア、中国、イスラエル は参加していませんが、今後は、世界の世論で不参加国に使用禁止の足かせをはめていくことが大事です。
子爆弾が10個未満のクラスター爆弾は規制外となりましたが、今後は、全面禁止を求めて運動を進めていくことが課題となります。
クラスター爆弾の犠牲になるのは、子供や農民、市民です。
11年前には、対人地雷の禁止条約が結ばれました。
しかし、今なお、中東、アフリカ、東アジアの国々では、地雷による事故が起こり、除去処理の作業が続いています。
地雷やクラスター爆弾を仕掛けた国、ばら撒いた国は、その国の負担で、爆発物の撤去、処理を行い、安全な野原、農地、森に戻すよう責任を負うべきだと思います。
世界の市民運動が、各国の政府を動かし、今回のような禁止条約の締結となりました。
政府レベルでは、ノルウェー政府が大きな役割を果たしました。 ノーベルの遺言を基にして、ノーベル平和賞を定め、世界の平和に寄与しています。
憲法9条を持つ日本も、アメリカだけの『良いお友達』ではなく、世界の良い隣人、アジアの先達になるべきだと思います。
別件ですが 先日の中国四川省 大地震の救援活動について
自衛隊が 人道支援で救助隊を送り込むことになりました。
それはいいことだと思います。
でも、そのことを、日本のマスコミは 異常にはしゃぎすぎの状態で 『自衛隊機が中国に入る』ことを報道しました。 問題に火をつけてあおるような、実にいやみな報道でした。
それでなくても、日本の『軍隊』に神経過敏な人々がアジアにたくさんいることを認識しておくべきでしょう。
人道支援国際救援隊 こんな形の レスキュー隊 できないものですかね?
地雷やクラスター爆弾に使うお金があったら、テントや医療品の拡充をしようよ!
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