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ポラリス-ある日本共産党支部のブログ

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エネルギー支出と地球温暖化

 支部会議の会場は、大手ショッピングセンターのフードコート。
煌々とした照明で極めて明るく雰囲気も悪くないし、平日なのでお客もまばらで
支部会議をするには、うってつけである。もちろん読み合わせなどはしない。
省エネ型電球を使用してはいるが、どのテーブル面でも一様な明るさで充分本が読める。

 さて、この照明もこれだけ明るいと省エネ型電球を使っているとしても相当なエネルギーを消費し、CO2も相当発生している訳である。

 今日の支部会議は、短時間で終わったが、エネルギー支出が話題になった。

 きっかけは、正月から しんぶん「赤旗」に連載されている「地球の悲鳴」についての話からであった。(残念ながらWeb版ではUPされていない)

 せんだっての志位委員長の「党旗びらき」での講演でも取上げられたが、環境問題が今年の最優先課題である。
 このまま、5年から10年も推移すると、地球の回復力は完全に失われてしまい、取り返しが付かなくなると言う話である。

 京都議定書から10年以上経って、欧州諸国は1990年比【-8%】を大幅に上回るマイナス十数%を達成しているのに対し、日本は目標の【-6%】を達成するどころか、+6%になっていること。
 日本は家電製品などでは世界最先端の省エネを実現しているのに、何故+6%にもなるのか?
 欧州はどういう方法で削減を実現したのか?
 太陽光や風力など自然エネルギーを活用している。
 生活のあり方を改めているのでは。

 正月にTVで、食料品にも価格の4割とか5割とかエネルギー代が含まれていることを説明していた。(帰って調べたら『フードマイレージ』ということだった)
 食料自給率が4割未満という事は、食料にかかるエネルギー支出が急速に増えているのではないか?
 その上、その食料品の2割くらいが期限切れや冷蔵庫の中で廃棄物になっている。

等などと、話が弾みました。

 日本共産党もこれまで以上にエネルギー・環境問題に今年は力を入れているようです。
それは、しんぶん「赤旗」の特集や正月の党幹部の発言や講演でもわかります。 

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お読み頂き ありがとうございました。
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【フードマイレージ】に関するリンクを御紹介します。
是非幾つかお読みください。
なお、解説の一つを【続き】に掲載します。
環境goo 「フード・マイレージ Food Mileage」
EICネット「フードマイレージ」
Wikipedia「フードマイレージ」
「フードマイレージ」を知っていますか?
世界のグローバルな農産物・食品の流通
―フードマイレージ(フードマイル)

http://www.food-mileage.com/about/
  
【続き】です

フード・マイレージ とは
 輸入食料の総重量と輸送距離を乗じて数値化したもの。生産地から食卓までの距離が短い食べ物を食べることで、輸送に伴って発生する二酸化炭素(CO2)など温室効果ガスの排出量を少なくして、環境への負荷を小さくする「フード・マイルズ」という考え方に基づく。フード・マイレージが高い国ほど、環境に対して大きな負荷を与えていると推測することができる。日本の人口1人あたりのフード・マイレージは、ドイツ、フランスの3~4倍、アメリカの約7倍で、わが国の食料供給構造が、長距離輸送を経た大量の輸入食料に依存していることがわかる。
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農林水産省の2001年の試算によると、日本のフードマイレージは、総量では世界中で群を抜いて大きく、国民一人当たりでも一位となっている。これについて農水省幹部は「現代の日本人が歴史上のどの時代における、どの国の王侯貴族よりも贅沢な食事をしていることになっている」と解説している。

国名           総量     国民一人当たり
日本        9002億 800万    7093
韓国        3171億6900万    6637
アメリカ合衆国  2958億2100万    1051
イギリス     1879億8600万    3195
ドイツ        1717億5100万    2090
フランス     1044億700万     1738

※単位:トン×キロメートル
食料自給率の低さとともに、フードマイレージの大きさも、日本の食の問題の病理性を強く示唆する数値であると言える。改善のためには、食糧自給率を高め、食料の生産地と消費地を近くせねばならない。



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テーマ:環境・資源・エネルギー - ジャンル:政治・経済

コメント

廃棄食料

 日本のコメ生産が年間1000万tに対して、
残飯で捨てられるもの、期限切れで捨てられるもの、あわせて2000万tだとか。

世界で飢えてる子供たちが何億もいるのに、犯罪ですよねー。

二酸化炭素は、京都議定書でも「排出量の削減」目標は出されているけれど、たとえ「達成」しても、大気中の二酸化炭素が減るわけではなく、「増えるのを遅らせる」だけ。
(数学でいう二次導関数でマイナスになるだけで、グラフ自体は右あがり)。
自分の生きてる間はともかく、子孫まで地球環境を残せるか…。

  • 2008/01/12(土) 16:10:17 |
  • URL |
  • ×第二迷信 #2CpNAWCc
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