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こっちでも、「殿、御乱心!」
先だっての突如の安倍首相の辞意を彷彿とさせる、小沢民主党党首の辞意である。
ホンマかいな? と疑っているうちに午後4時過ぎには、早々と辞任記者会見。
「進退を預けた」という表現からは、慰留が強ければ続投もあり!ということか?
まあ、このお方、これまでも自民党政権がいよいよ窮地に陥った時に、敵前逃亡を繰り返してきて自民党に助け舟を出してきた人物。
解体屋・小沢との異名をもつほど。
今回も、自民党がいよいよ二進も三進も行かなくて、解散総選挙に打って出て、野党が多数となり、衆議院も参議院も野党が新たに与党になって、捩れ国会の縒りを戻すという政治情勢に近づいたその時に、大連立を志向し(小沢氏が筋書きを書いたという話もしきり)、それが挫折するやいきなり辞任と言う。
auの宣伝ではないが「イキナリかい?!」と言いたいところ。
折角、鳩山幹事長が「持ち帰って検討するのは、民主的な手続きで、小沢の独断で断ったと自民党から言われることもない、正当な手続きであった」(要旨)とフォローしたのに、このフォローを無にする結果となった。
辞任したということは、「やっぱり小沢氏は大連立を目指していたんだ!」との印象を深める結果となった。
辞任の次は、またまた「新・自由党」でも立ち上げて、自民党と連立するつもりだろうか?
以下、朝日新聞Web版記事より
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小沢民主代表が辞意 連立「協議に値した」
朝日新聞 2007年11月04日23時25分
民主党の小沢代表は4日、福田首相との党首会談をめぐる「政治的混乱にけじめをつける」として、鳩山由紀夫幹事長に代表の辞職願を提出した。小沢氏はその後、緊急会見を開き、2日の党首会談後の役員会で連立政権に向けた政策協議入りを全員一致で拒否されたことは「不信任を受けたに等しい」と説明した。小沢氏の突然の辞意表明で、同党の混迷は必至だ。小沢氏は会見で離党は否定したが、小沢氏が安保政策での一致などを理由に与党との連携を目指すのではないかとの見方もでている。

記者会見で辞意を表明する小沢代表=4日午後4時38分、
東京・永田町の民主党本部で
小沢氏は記者会見で、首相が党首会談の中で「わが国の安全保障政策について、極めて重大な政策転換を決断した」ことを受け、「政策協議を始めるべきではないか」と役員会に提案したことを初めて明らかにした。
具体的には、首相が(1)「自衛隊の海外派遣は国連の安保理か総会の決議で認められた活動に限る」とする小沢氏の持論を受け入れた(2)連立政権が成立すれば補給支援特措法案の成立にはこだわらない――と確約したことをあげ、「我が国の無原則な安保政策を根本から転換するもので、それだけでも政策協議を開始するに値すると判断した」と語った。
ただ、政府・与党側は小沢氏のいう原則に基づいて自衛隊派遣の枠組みを定める恒久法(一般法)をつくるにしても、インド洋での海上自衛隊の補給活動を継続するための法整備が前提という考えだ。このため、自民党の伊吹文明幹事長は4日、首相の真意について「(新しい)枠組みの中で補給の法案がすぐできるのであれば、今の法案にはこだわらないということではないのか」との見方を示した。
自衛隊の海外派遣の原則についても、小沢氏は国連決議に基づかない「特定の国の軍事作戦をわが国は支援しない」ことを首相が約束したと説明したが、政府・与党内では、恒久法の自衛隊派遣の条件は国連決議に限定するにしても、「別途、特措法をつくっての海外派遣は可能」(首相周辺)との見方が強い。
小沢氏はまた、政策協議入りを受け入れてもいいと判断した理由として、年金改革や子育て支援、農業再生など、参院選で公約した政策の実現が可能になる点も指摘。さらに民主党の現状について「様々な面で力量が不足しており、政権担当能力に対する疑問が提起され続け、次期総選挙での勝利は厳しい情勢だ」という見方を示し、「あえて政権の一翼を担い、政権運営の実績を示すことが民主党政権を実現する近道だ」と強調した。
小沢氏は辞任を決断したのは3日だと説明。「多くの議員、党員を指導する代表として、また党首会談で誠実に対応して下さった福田総理に対し、けじめをつける必要があると判断した」と語った。
今後の政治活動については「ゆっくり考える」とし、民主党離党の可能性については「離党などということは今言っていない」と否定した。
小沢民主代表が辞意 連立「協議に値した」(朝日新聞) - goo ニュース
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