
法政大学大原社研に新ライン新聞の真っ赤な終刊号がある。
マルクスを編集長、エンゲルスほか5名を編集委員として1848年6月1日付の第1号からケルンで創刊された日刊紙『新ライン新聞-民主主義の機関紙』は、労働者階級の解放をめざした非妥協的な態度によって早くからプロイセン政府の追及を受けた。9月の戒厳令による発行禁止後再刊されたが、編集部員に対する裁判所と警察の追及はさらにはげしく、マルクスの国外追放と編集部員にたいする追及の結果、発行を停止せざるを得なくなった。1849年5月19日付のこの最終号は赤刷りで発行され、マルクスの「戦時法規による『新ライン新聞』の禁止」を掲載している。
イギリスへの亡命後マルクスが構築した理論は世界で最も影響力のあった思想と確かイギリスで前にアンケート結果がでたと思う。
本日の赤旗に社研所長の不破哲三氏が「マルクス、エンゲルスの革命論」と称して第2回「科学的社会主義研究講座」を行い500人が参加したと出ていた。
この中でこの新ライン新聞の真っ赤な終刊号が紹介されたようだ。
この講演の内容はいずれ紹介されると思う。
なかなか議長を降りてからの不破氏の活躍も刺激的だ。
雑務にかまけず「マルクス、エンゲルスの革命論」
を勉強したい。