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二十代前半の国民年金保険料の実質納付率(二〇〇六年度)が26・9%ということが社会保険庁がまとめた資料でわかりました。年金不信が広がり、公的年金制度の空洞化が進んでいる実態が浮き彫りになっています。
公表したのは、低所得で納付を免除されている人や、納付猶予を受けている学生なども未納として算出した納付率。全体の納付率は49・0%で、二十―二十四歳が26・9%、二十五―二十九歳が40・4%、三十―三十四歳が46・2%と年代が下がるほど納付率も下がっています。四十―四十四歳より下は五割を下回っています。
従来公表してきたのは、納付免除や納付猶予を含めない納付率です。それによれば、全体は66・3%、二十―二十四歳は56・2%となっていました。
社会保険庁は、二十―二十四歳の納付率が低いのは学生納付特例や若年者納付猶予の影響が大きいとしていますが、二十代後半でも納付率が四割程度しかありません。
背景には、収入に関係なく一律に月一万四千百円(二〇一七年度まで毎年、月額二百八十円引き上げ)という高すぎる保険料と、二十五年間保険料を払わないと一円も年金をもらえない過酷な制度があります。これらがとくに若い世代に重くのしかかっていることが浮き彫りになりました。
2007年10月14日(日)「しんぶん赤旗」
25~29歳、40%割れ目前=国民年金の実質納付率-社保庁 (時事通信) - goo ニュース
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