
袈裟斬りにくる日本刀を逃れ得て今在る我も消せない歴史
捨て石の位置からの自由目指し生く沖縄人われに迷いはあらず
沖縄・糸満市の歌人仲松庸全(ようぜん)さんの短歌です。
平和万葉集(巻三)のp286にあります。
仲松さんは沖縄戦で切り殺されそうになったことが2度あるそうです。
一度は岩陰に富立ちと一緒に四人で隠れていたとき、下士官を先頭に数人の日本兵が来て刀を突きつけ、「そこを空けろ。出て行け」と威圧しました。
仲松さんが持っていた手りゅう弾を構えて「切るなら切れ」と叫ぶと、日本兵はそのまま立ち去りました。
手りゅう弾は「敵に切り込め」と渡されていたものでした。
二度目は意を決して投降しようとしたとき。シャツを切って白紙をつくり、岩陰から出ていくと、将校が「国賊、たたき切ってやる」と切りつけてきました。
何とかかわし海にむかって駆け下り、投降しました。
赤旗24日付けより。
泣き止まない女の子が壕の中で日本軍の将校にピストルで撃ち殺されたのも目撃したそうです。
沖縄戦の「集団自決」を教科書から無くすことに反対する9.29県民大集会が迫っています。
写真を拝借したこの記事も参考になります。
http://www.min-iren.gr.jp/syuppan/genki/191/genki191-03.html
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