今回は、連載の続きを中断し、私の感想を!
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この連載に対して幾つかの御意見がコメント欄に書かれている。
さまざまな角度からのものだが、幾つかの角度から見ると、
① 党規約違反ではないか?と危惧する声。
(心配の声の方。非難される方)
② こんな党中央批判をするのは本当に党員かどうか怪しい。
(地区・支部名を明らかにせよ! との御意見)
③ 中央委員会の見解の鸚鵡返し。
(御自分の意見のつもりが中央委員会公式見解そのもの)
④ 民主集中制について。
(コメント欄で論争中。非難の応酬になりかけ)
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執筆者-Sは、某地区・某支部の党員であることは、はっきりしていますし、
ポラリスが、党員の共同執筆(編集委員会は無く、投稿内容には干渉しない)
であることも確かなことです。
「党中央を批判するのは、党外の者に違いない」という発想そのものが紋切り型で、着いて行けませんが、だからといって、これらの方にお応えして支部名や所属地区を明らかにするような無防備な態度は取りません。
すでに、書いておりますように、ここに書いている意見は、私の氏名はもとより所属支部・地区も明記して中央委員会に提出しておりますので、「処分」が恐いから隠している訳ではありません。
党内でも規約に基づき、公然とやっているものです。
コメントの中には、こういう意見は支部会議 ⇒ 地区委員会の会議 ⇒ 県委員会の会議 ⇒ と、筋を通して表明するべきだという『公式見解』を書かれた方もおられますが、そういうルートでリアルな意見がどんどん中央に集中するようであれば、今回のような選挙戦術にはなっていなかったものと想像します。
(と、書くと「証拠があるのか?」と詮無いツッコミを入れる方も約1名おられるようですが・・・)
曲がりなりにも自民党も参議院選挙敗北の原因を検討する委員会を本日(2007.08.22)開催していますし、公明党も他力本願ながら(安倍政権の不祥事を公明党敗北の主原因とした)総括をしています。
参院選敗因は「危機管理能力の欠如」 自民が総括案 asahi.com
「自民党と一体とみられた」 公明、惨敗の参院選総括(共同通信) - goo ニュース
これに比べても、日本共産党の選挙総括はまだ着手もされていないようで、初動が遅いと言わなければなりません。
85周年記念講演会での志位委員長の論調は、党中央の戦術の「正当化」にしか思えませんでした。
結局、二大政党キャンペーンに打ち勝つ効果的な活動や宣伝に成功しなかったということですが、こういう反省は総選挙での“敗北”を総括した23回大会期2中総で既に述べられていることです。
すなわち同じ失敗を何度も繰り返している訳です。
(これについては、別の機会に書きます。)
正式には5中総で総括されるそうですが、その時には既に中央として固まった幹部会の総括案が提案されるので、中央委員会の論議で侃侃諤諤の真摯な原因究明と再発防止は期待できません。
日本共産党に期待する人や支持者の方はもちろん、党員や、候補者や議員のサイトで大いに論議して智慧出しをするのが最大の効果的対応ではないでしょうか?
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【執筆者-S】
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【日本共産党中央委員会の参議院選挙への戦略・戦術の疑問点】
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