なお、下記中央委員会批判はポラリスの共通見解ではありません。
執筆者-Sの意見です。
みなさまの御検証・御批判、もしあれば御賛同をよろしく御願い致します。
*****************************
一つ前のブログで別の同志が書いた記事によると、当ブログで私が書いた、供託金;1億5,300万円が国庫に!!! がネタになって、よそのブログで論議されているとの由。
たとえば、アルバイシンの丘
その私が書いたブログ 供託金;1億5,300万円が国庫に!!! の最後の方に書いた、
【書き始めれば、止まらないほど「戦術的誤り」は指摘できるのですが・・・
これは、コメントなどの反応を見ながら追々書いてゆくことにしましょう。 】
というお約束を果たすために、私の日本共産党中央委員会の選挙戦略・戦術批判を展開することにしました。
なお、この少し前の記事で紹介されている不破さんの党の歴史的評価に対しては異議を挟むものではありません。
志位委員長の参議院選挙の総括と評価には異議があります。
以下は、あくまで、選挙戦略・戦術の批判です。
この『批判』は、投票日前に書いて、中央委員会に送った文書です。
この文書の最後に、
【特に返答なき場合は、私のブログに連載させていただきますことを御了承ください。】
と書いていましたが、中央委員会からは何の音沙汰もなく、完全に無視されてしまいました。
従って、ブログでの公開を解禁されたものと判断します。
長いので、連載になると思います。
今回は、その骨子のみ紹介し、詳細は、連載します。
骨子・詳細とも選挙投票日前に中央委員会に送ったものです。
【執筆者-S】
以下、【続き】をお読みください。
********************
お読み頂き ありがとうございました。
日本の未来のために!クリックを!


*****************************
しんぶん「赤旗」などのお申し込みや入党の相談や
このブログへのメールは下記へどうぞ。
jcpmetal@yahoogroups.jp
*****************************
【日本共産党中央委員会の参議院選挙への戦略・戦術の疑問点-1】
第1回 第2回へ
☆☆☆☆☆☆☆ (北斗七星にちなんで7個並べてみました)
2007年7月29日 午前2時10分発信
******************************
いよいよ明日は参議院選挙の投票日です。
しかし、自民党の惨敗と民主党の一人勝ちが巷で噂されているものの、護憲勢力は現有議席を減らしかねないという情勢のようです。
情勢の厳しさは、2回に亘って開催されたCS放送での全国決起集会での、志位委員長報告でも明らかです。
しかし、ここに至っても、というかここに至っては仕方なしにか
【「頑張りぬけば勝てる」ということであり、ここに確信をもって力を尽くそう】
と、精神論を訴えています。
問題は、何故 度々総決起集会を開催してまで、
【すべての党員一人ひとりが入党の初心にたち、日本共産党員魂を発揮して、頑張りぬく歴史的瞬間です】
という呼び掛けを、しなければならないのかという分析も検討も無く、ただ「立ち上がっている者が少ないから立ち上がれ!」と叱咤激励するだけということです。
時間も迫っているので要点だけを、まず箇条書きにします。
何故かと言うと、選挙の結果が出た後で、「結果論」的批判は幾らでもできるからです。
私は、選挙の結果が出る前に、今回の選挙で日本共産党中央委員会が採用した戦略と戦術について問題提起をしたいと思います。
この問題提起が、「おおハズレ」となり、日本共産党が少しでも前進することを期待しながら・・・
以下、順不同 タイトル
1. 戦略上の誤り
1)日本国憲法九条を守る大同団結の立場を早々に放棄した。
2)全選挙区に候補者を立てることで、力の集中を妨げた。
3)民主党・社会党批判を中心課題の一つとして最終盤まで温存した。
2. 戦術上の誤り
1)比例を軸にと言いながら選挙区に全て擁立したにも関わらず、最終盤で東京・京都など一部を残して選挙区を事実上放棄した。(7/25,「全国いっせい総決起集会」)
2)相変わらず、他党に対するネガティブ・キャンペーンが中心になり、日本共産党の存在意義を押し出すポジティブ・キャンペーンは最終盤になってからのことであった。
3)事前ビラ・法定ビラにデザイン的な変わり映えが無く、それぞれのビラの独自性が打ち出せないままであった。結局相変わらず文字の多い「読まれない」ビラであった。
4)支部や党員がブログを広範に開設し、候補者とリンクしながら広げてゆくという活動が一部に留まり、中央委員会としてもネット選挙を呼びかけなかった。
5)党員が何故立ち上がらないのかの深い分析がないまま、精神論で「頑張れば前進できる」をくり返し、最後まで大規模な決起を勝ち取れなかった。
6)「毎日が投票日!」「期日前投票」の呼びかけが極めて弱かった。
7)投票日前日に(私は、すでに期日前投票を済ませていた)、「Pの投票は比例は春名さんです」という短いメールが来たが、遅すぎる。遅くとも公示後すぐに通知するべきであった。
8)比例代表追加公認が遅すぎた。
9)目標議席5議席を公表することの大きなデメリット
3. 戦術上改善されたこと
1)若者キャラバン隊が東日本・西日本で動き、若い人々の注目を浴びた。
しかし、ブログでは連日レポートがあったが、しんぶん「赤旗」に紹介されたのは数回にとどまった
2)日本共産党ホームページTOPが色合いもデザインも良く、若者もひきつけるものになっていた。
3)候補者がブログを開設した。
但し、公示後はコメント・トラックバック(TB)も含めて更新を止めたのは勿体無かった。
4)日刊スポーツの企画記事と、その下に掲載された「サッカー・ラグビー・ベースボール」の広告が解り易くて良かった。 (これを是非「法定ビラ」にするべきだ、との投書をしたが採用されなかったが・・・)
*****************************
【日本共産党中央委員会の参議院選挙への戦略・戦術の誤り】
第1回 おわり 第2回へ
(これ以降は、連載となります。)