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ポラリス-ある日本共産党支部のブログ

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やっぱ日本共産党の歴史は不破さんでしょう

党創立85周年記念講演会に関する3度目の記事です。
参加した者です。

講演の全体映像が共産党中央委員会のホームぺ-ジに出ましたので見てください。
文章もかなり全文に近い形で出ています。

元議長の不破さんがなぜ喋るの?という声もありますが

やっぱ日本共産党の歴史は不破さんでしょう

私が印象に残ったところと外部の人の発言を中心に紹介します。

2007081001_01_0b.jpg


以下引用開始

 私たちは、日本の戦争が何なのか、植民地支配があったのかどうかなど、自分たちと関係のない「歴史」の問題として研究し、答えをあとから出しているわけではありません。その戦争が準備され、火をつけられ、植民地支配が広がり、国民が強権でそこに引き込まれつつあるさなかに、命がけでこれに反対した政党であります(拍手)。いいかえれば、天皇という絶対者の名で、国民を問答無用で戦争の惨害に引き込んでゆくその現場で、これは間違った侵略戦争だと主張し、国民主権の民主政治への転換の旗をかかげた政党であります。これが日本共産党であります。(拍手)


 「九条の会」の鶴見俊輔さんが、戦後十年ほどの時期の著作のなかで、迫害の嵐の中でも原点を揺るがさなかった日本共産党を北斗七星にたとえて、次のような文章を書きました。

 「すべての陣営が、大勢に順応して、右に左に移動してあるく中で、日本共産党だけは、創立以来、動かぬ一点を守りつづけてきた。それは北斗七星のように、それを見ることによって、自分がどのていど時勢に流されたか、自分がどれほど駄目な人間になってしまったかを計ることのできる尺度として、一九二六年(昭和元年)から一九四五年(昭和二〇年)まで、日本の知識人によって用いられてきた」(岩波新書『現代日本の思想』一九五六年刊)

 この言葉のなかにも、戦前の党の活動の反映があります。


 「九条の会」の加藤周一さんは、宮本さんの死に寄せて、「しんぶん赤旗」に寄せていただいた追悼の文章のなかで、宮本さんが反戦・平和を貫いたことは、「日本人の名誉を救った」と書かれました。

 このあたたかい言葉を、若い命をたたかいにささげた人々をはじめ、日本共産党のたたかいのすべての参加者への励ましの言葉として受け取りたいと思うのであります。(拍手)


アメリカの雑誌『タイム』の日本共産党観
 今度の選挙の前に、アメリカの雑誌『タイム』に、「共産主義は日本で活気にあふれ健在」という表題をつけた、おもしろい記事が載りました。「ソ連崩壊後十五年以上たつのに世界第二の経済大国でがんばり続ける共産党」。記事にこう書いてありましたが、そこに関心を寄せての論評でした。

 この記者は「世界の他の先進国の共産党が九〇年代に重要性を失ってしまったのに、日本共産党は最盛期に比べれば弱くなったとはいえ…」──なかなか率直に描いています。そのあとが大事です──「いまなお日本政治で重きをなしている」との評価を述べています。


イタリア共産党の場合
 イタリア共産党は風向きを見て、ソ連崩壊の年の一月~二月の大会で、いち早く共産党の名前を捨て、マルクス主義の理論も捨てることを決め、「左翼民主党」という党名に衣替えしました。その後、政権についたりはなれたりしましたが、もうだれも驚きません。普通の中道政党の一つに変わってしまったものと見られています。今年は、秋に新しい大会を開いて、今度は、保守党の一部と合同し、名前から「左翼」をはずして、ただの「民主党」になるといっています。「革新」の立場も「左翼」の立場も、きれいに投げ捨ててしまいました。日本での一部の論評では、日本より進んだ共産党だという評価がありますが、これがイタリア共産党の実情であります。

フランス共産党の場合
 フランス共産党の方は、ソ連共産党が存在していた時代には、「モスクワの長女」と呼ばれるほどソ連寄りの党で、ソ連のアフガニスタン侵略にも支持の態度をとりました。ところが、ソ連崩壊後数年して、今度は、ソ連寄りをやめて、「ソ連の失敗はマルクス主義の失敗だ」という理論立てをし、共産党の名前は残すが、マルクス主義の立場は取らないという宣言を発しました。しかし、それでも活路は見いだせません。

 この党は、第二次世界大戦後ずっと、いつの総選挙でもだいたい20%台の得票を得ていたのですが、アフガニスタンの侵略に賛成したころから、10%台に落ち込み、ソ連の崩壊後には9%台に落ち込み、マルクス主義を捨てて以後は4%台に落ち込む。政治的地位の低下の方向をかなり法則的に示しています。

 かつては資本主義国最大の党とうたわれた二つの党のこうした現状は、共産党の旗を捨て、科学的社会主義の旗を捨てた者が、どんな「発展」の軌道に落ち込むかをはっきりした姿で表しています。

 このなかで、『タイム』誌の評価が出たことに、みなさんご注目ください。そこには、日本共産党が、戦後の歴史の中で、自主独立の路線を築き上げてきたことの値打ちとその大きさが示されているではありませんか。(拍手)


 しかしみなさん、いまの日本の社会には、財源がないどころではないのです。二つの問題を挙げましょう。

〈庶民増税の8割は大企業の懐に〉

 第一の問題は、新しい税金を取ってくる元がどこにあるか、です。これは選挙中もくりかえしいってきたことですが、いま、日本の資本金十億円以上の大企業は、バブルの最高潮だった八九年のときよりも、はるかに大きい経常利益を上げています。バブルの八九年に十八兆円だったものが、去年二〇〇六年は三十三兆円、一・八倍なんです。ところが、その企業が国に払っている税金は、公表されている最新の数字(〇五年分)でみてもバブル時代より二割から三割も低い。一・八倍のもうけですから八割余計な税金を払って当たり前なのに、ぐっと低い税金で大目にみてもらっている。同じことが国民のみなさんに起きたら、実に楽な暮らしになるではありませんか。

 大企業だけは、所得が増えても税金が下がる。そんなばかげたことが起きているのです。

 どうして、こんなことになったのか。そのしかけが、次の二つの数字によく表れています。

 まず消費税の問題です。みなさんが苦労して消費税を払っています。一九八九年に消費税が導入されてから、今年度までに──今年度分は見こみ計算ですけれど──みなさんがおさめた消費税の総額は百八十八兆円です。ところがこの間に企業向けの法人税をまけてやった減税の総額は百六十兆円です。これは、みなさんがおさめた消費税の85%分が財界の減税にまわされたのと同じことではありませんか。

 もう一つは、自公連立八年間の増減税の総計算です。この政権は、ほとんど毎年のように庶民増税をやってきました。その積み重ねが現在どこまで来ているかというと、年額にして、五兆四千億円もの増税になっています。この政権は、大企業・大資産家にたいしては、毎年のように減税をやってきました。その積み重ねは年額四兆三千億円になります。つまり一年間に庶民増税で五兆四千億円もとりあげて、大企業・大資産家には四兆三千億円まけてやる。つまり増税分の八割は大企業の懐に流れている、ということです。

〈天下御免の無駄遣い──軍事費〉

 第二の問題は、税金の無駄遣いにかかわることです。最近はテレビなどでも、税金の無駄遣いの追及が盛んですけれども、「聖域」とされてテレビも目を向けない無駄遣いがあります。それは軍事費です。ここぐらい天下御免で大規模な無駄遣いが横行しているところはないのです。

 一九九一年にソ連が崩壊しました。日本の自衛隊はソ連に備えるために、アメリカの注文でいろんな軍拡計画を用意していました。ところが、ソ連が崩壊してもすでに用意した計画だというのでやめようとしない。どんどん企業に発注し、いらないものをどんどん配備し、シナリオの消えた作戦の準備にどんどん当ててきました。

 陸上自衛隊でいうと、いま三百二十両以上造って、その大部分を北海道だけに配置している90式戦車が典型です。目方が五十トンもあり、重くて日本の道路は通れないし橋も渡れない。だからソ連が上陸する恐れのあるという北海道に、特別な道路と橋を造って、配備しました。いつ配備したかというと、三百二十両の全部が、ソ連が崩壊してから配備したものです。今年度に買った分まで計算すると、購入費用だけで総額三千億円にものぼります。

 海上自衛隊でも同じことがあります。日本で一番高い軍艦はイージス艦。六隻造って、購入費用だけで七千六百億円もお金を使いました。これはバックファイアというソ連の戦闘機から、「海上交通路を守る」作戦のために発注したものなんです。しかし、できあがったのはソ連が崩壊したずっと後で、さらにどんどん買い足して六隻も持つようになりました。調べてみたら、このイージス艦が実際に働いた活動というのは、これまでに、インド洋でアメリカの軍艦に給油する作戦だけでした。使い道がないわけです。

 そういう無駄遣いがここでは本当に天下御免で横行しているのです。

 いま税金のとり方、使い方について、あまりにもひどい二つの問題をとりあげましたが、日本の多くの政党は、どうしてここにものがいえないのか。

 知恵がないからではないのです。大企業に正面からものをいい、アメリカに正面からものをいう姿勢がない、綱領的立場がない(拍手)。これからはこういう問題が政党に問われてくるのです。


未来に向かって革命的な大局観をもとう
 わが党の綱領は一時的な、一回の選挙でおしまいというマニフェストではないのです(笑い)。国民の利益をまもる政治の基本方向、日本の現在と未来の利益を保障する日本の針路を示しているマニフェストであります。しかもこれは、国民に外から押しつけるというものではありません。まじめに国民の利益を考え、国民の利益を追求すれば、大企業・財界の横暴とアメリカへの従属という二つの障害に必ずぶつかる。これを取り除こうと思えば、日本共産党の政策に必ず接近してくる。この確信を持つことが、私はいま非常に大事だと思います。(拍手)

 もちろん、国民の考え方の変化発展にはジグザグがあります。大波があります。しかし、長い視野でみれば、国民の認識、政治的意識、これは国民みずからの経験を通じて、必ず前向きに発展するものです。私たちの党は、戦前・戦後を通じ、どんなに困難な時代にも、一つひとつのたたかいに全力をつくすが、同時に一つひとつのたたかいの前進・後退に一喜一憂せず、この革命的な大局観を堅持してたたかいぬいてきました。そこに、八十五年史をつらぬく日本共産党の革命的伝統があります。(拍手)

 党の創立八十五周年を記念するこの日、不屈の意志、開拓・探究の精神とともに、困難なときも未来を広い視野で見定める革命的な大局観を自分のものとし、日本と世界の新しい未来のためにがんばりぬこうではありませんか。

 どうも、ご清聴ありがとうございました。(大きな拍手)

以上引用終わり


志位委員長の記念講演 約1時間半


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コメント

黄色のこぐまさん

すみません「世界で株 急落」の方にコメントしました。

  • 2007/08/14(火) 20:42:41 |
  • URL |
  • ポラリス #ZMUMkWGc
  • [ 編集 ]

黄色のこぐま

  • 2007/08/14(火) 20:34:23 |
  • URL |
  • shuioo #-
  • [ 編集 ]

 共産党が主張していること、そう大きく外れているとは思いませんがいつ、どこで見聞きしてもかわりばえしませんね。「大企業」「アメリカ」が諸悪の根源、それだけを繰り返していると必ずどこかで道を誤るような気がしてなりません。
 先日の参議院選挙は「自民・公明に厳しい審判が下された」とよく言われますが、選挙の結果は常に「国民の審判」の結果であり、共産党に対しても審判が下されたということは忘れてはなりません。議席を減らしたということは共産党の政策が国民に受け入れられなかった結果であるということです。夢を提示することは大切ですが、それとともに現実をきちんと受け止めることも大切です。全員が忠実にではないものの、曲がりなりにも議席減という選挙結果をきちんと受け入れている自民党は、この点に関していえば共産党より立派です。もっとも現状では、私は自民党に投票しようとは思いませんが。

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  • 2007/08/15(水) 09:17:22 |
  • 新書をあげる