「口(くち)ベタでも9条守れる」を紹介している。
平幹二朗さん、草笛光子さんら―「非戦を選ぶ演劇人の会」に参画する演劇人のボランティアによって実現した企画のようだ。
他に、麻丘めぐみ、大沢健、大塚道子、岡田浩暉、沢田亜矢子、ソニン、永島敏行、西山水木、深浦加奈子、ラサール石井さんらが出演したという。
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一方では、久間章生防衛相が広島、長崎への原爆投下は「しょうがない」などと発言したこととは対照的な、演劇人の快挙だと言える。
以下、赤旗を引用
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口ベタでも9条守れる
非戦を選ぶ演劇人の会 朗読劇で訴え
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平幹二朗さん、草笛光子さんらが憲法九条の大切さを語る朗読劇を披露―「非戦を選ぶ演劇人の会」(実行委員は永井愛さん、渡辺えり子さんら三十人)は三十日、東京・渋谷区代々木の全労済ホール/スペース・ゼロで、十回目のピースリーディング(朗読劇)を開きました。
劇作家・永井愛さんが九条の問題にしぼって書き下ろした「9条は守りたいのに口ベタなあなたへ…」(作・演出・構成=永井愛)を上演、客席満員の約五百五十人が参加しました。
朗読劇は、憲法改定をめぐる論議を、ご町内の話として描いたもの。平さんは「世間話研究家」、草笛さんは「横丁のマダム」役に扮(ふん)し、客席を笑わせながら、九条が憲法制定時に日本国民から大歓迎されたことや、戦争に巻き込まれることから国民を守り、世界の信頼を得るうえでいかに役にたってきたかを力説する人を演じました。根岸季衣さん演じる護憲派主婦、渡辺えり子さん演じるパッチワーク教室主宰者らに改憲派が加わって、かんかんがくがくの憲法論議を展開。雄弁な護憲派が優勢になる展開に客席から笑いと拍手がわき起こりました。
朗読劇には、麻丘めぐみ、大沢健、大塚道子、岡田浩暉、沢田亜矢子、ソニン、永島敏行、西山水木、深浦加奈子、ラサール石井さんらが出演しました。
朗読劇を聞いた音楽事務所に勤める埼玉県の女性(31)は「『道端の主婦にも九条を守るためできることがある』というせりふが印象的でした。この場限りにせず、継続して自分の言葉で憲法を語っていきたい」と話しました。
2007年7月1日(日)「しんぶん赤旗」
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原爆投下「しょうがない」 久間防衛相が暴言
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2007年7月1日(日)「しんぶん赤旗」
原爆投下「しょうがない」
久間防衛相が暴言
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久間章生防衛相は三十日、千葉県柏市の麗澤大学で講演し、米国の広島、長崎への原子爆弾投下について「しょうがないなと思っている。米国を恨むつもりはない」と述べました。被爆国の現職閣僚が原爆投下を容認したのは、閣僚の資格にもかかわる重大問題であり、被爆者、平和団体などからいっせいに強い抗議の声が上がっています。
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久間氏は被爆地・長崎県出身で衆院長崎2区選出です。講演の中で久間氏は、当時の戦況について「(米国は)日本が負けると分かっているのに、あえて原子爆弾を広島と長崎に落とした。そこまでやったら日本も降参し、ソ連の参戦を止めることができるということだった」と説明。原爆投下が日本の無条件降伏につながり、ソ連の北海道侵略・占領を防いだという認識を示しました。
その上で「(原爆で)本当に無数の人が悲惨な目に遭ったが、あれで戦争が終わったんだという頭の整理で今しょうがないなと思っている」と述べました。
講演後、記者団の質問に久間氏は、「『しょうがない』という言葉が、アメリカの原爆を落とすのをしょうがなかったんだと是認したように受け取られた」などと弁解しました。
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被爆者ら一斉に抗議
広島、長崎の被爆者はじめ市民団体は強い抗議の声をあげています。
日本原水爆被害者団体協議会の田中熙巳事務局長は「広島・長崎の地獄を体験した被爆者として言葉がない。無残にも命を奪われた数十万の死者のことを思うと絶対に許せない。核兵器はどんなことがあっても使用してはならないもの。現役の防衛相が核兵器を容認する発言をしたことはその資格が問われる」と話します。
広島県原爆被害者団体協議会の金子一士理事長は「日本が憲法を改悪して、アメリカとともにたたかうときに備えて、核兵器使用は『やむを得ない』と知らせようとしているように聞こえる」といいます。
原水爆禁止日本協議会の高草木博事務局長は「広島・長崎への原爆投下は当時、二十一万の市民の命を奪っただけでなく、いまなお二十六万にのぼる生存被爆者を心身にわたって苦しめつづけている残虐行為です。世界で唯一、惨状を経験した国の閣僚として久間氏の発言はあまりに非常識としか言いようがない」として発言の撤回を求めました。
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久間防衛相発言
被爆国の閣僚として絶対に許されない 志位委員長が会見