「慰安婦」決議39対2
米下院委可決 本会議で来月採決へ
断罪された「靖国」派
日本政府は「謝罪を拒否」
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【JUNSKYblog2007】をみたら、従軍慰安婦問題に関する幾つかのニュースを引用する解り易い記事が出ていたので、全文引用する。 手抜きですいません。
(以下引用)
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アメリカ連邦議会・下院外交委員会は26日午後(日本時間27日未明)、
従軍慰安婦問題に関する決議案
を一部修正のうえ、賛成39、反対2の大差で可決した。
慰安婦決議案、米下院委が可決 下院議長が支持表明(朝日新聞) - goo ニュース
当然のことであろう。
直前に米国紙に意見広告を出して、「従軍慰安婦問題に関する河野議長の謝罪が誤りであり、事実を踏まえていない」旨、強弁していたヤカラ(これが有識者というのだから日本の大恥である)は、この決議に抗議して早速記者会見を開いて居直った。「恥の上塗り」を地で行った行動である。
米慰安婦決議に「憂慮」 平沼氏ら有志議員が声明文(共同通信) - goo ニュース
安倍総理は内心震えながらも、「たくさん行なわれている決議の中のひとつに過ぎない」と衝撃を隠すのにやっきとなっている。
「たくさんある中のひとつだ」 従軍慰安婦決議で首相(朝日新聞) - goo ニュース
また政府の反応もシカトするしかないという消極的なものである。
塩崎官房長官はコメントせず 従軍慰安婦決議(朝日新聞) - goo ニュース
今朝の『朝ズバッ!』ではコメンテイターの蔦氏(元テレ朝のコメンテイターだったが、今は大学教授かなんかをやっているらしい)も、「河野談話を含め何度も謝罪しているんですがね・・・ 米議会の主導権を民主党が握ってからこうなった・・・」云々と、事態を全く理解していないトンチンカンなコメントをしていた。
この決議の背景が、「河野談話を否定するような政府筋や安倍首相(そして靖国派)の言動に怒りをもって提起されたものである」ということを理解していないのか、解っているのに国民を誤魔化すためか・・・
ニュースステーションに出ていた頃は、もうちょっとまともなコメントをしていたのに。
番組のスポンサーの一つが聖教新聞(創価学会)だからかも知れない。
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asahi.comに
「アイム・ソーリー、難しい?」慰安婦決議巡り米議員(朝日新聞) - goo ニュース という記事があったので引用しよう。
26日、従軍慰安婦問題に関する決議案が大差で可決された米下院外交委員会。元慰安婦を支援する人々が詰めかけた委員会室で、議員らは次々に日本政府の明確な謝罪を求めた。
ナチス・ドイツによるホロコースト(ユダヤ人大虐殺)の生存者であるラントス外交委員長は「国家の真の力は、その歴史のなかの最も暗い一幕を突きつけられた時に試される」と語った。戦後、謝罪を繰り返したドイツを「正しい選択だ」と評価。一方で日本は「歴史の記憶喪失」を進めていると嘆いた。
ラントス氏は、14日付の米紙ワシントン・ポストに掲載された日本の国会議員らによる全面広告にも言及。「強制性を示す文書はない」とした内容を「慰安婦の生存者をけがすものだ」と批判し、下院が立ち上がるべきだ、と呼びかけた。
議員からは「ただ、アイム・ソーリー(ごめんなさい)と言うことが、なぜそれほど難しいのか」(民主党のスコット氏)といぶかしむ声も。一方、決議案に反対した共和党のタンクレド議員は「日本の過去の過ちについて今の政府に何度謝罪を求めるのか」と疑問を投げかけた。
決議案を提出した民主党で日系のマイク・ホンダ議員は記者団に、7月の第2週か第3週に本会議で採決にかけられるとの見通しを示した。
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「カナダde日本語」 では、最新記事で
【安倍は、”I am a souri.(アイム・ア・ソウリ)”「私は権力の頂点にいる」とは言えても、”I am sorry”(アイム・ソーリー)は言えないのかも(笑)。 】
と安倍首相を揶揄している。
痛快である!
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(引用おわり)
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なお、下院・外交委員会の決議概要とコメントは【続き】をどうぞ
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The House of Representatives' Committee on Foreign Affairs overwhelmingly approved the non-binding resolution.
The document urges Japan to "formally acknowledge, apologise and accept historical responsibility in a clear and unequivocal manner" for the coercion of young women into sexual slavery.
It also accuses Japanese officials of seeking to "dilute or rescind" a 1993 government statement which expressed its apologies and remorse for the suffering of comfort women, and acknowledged official involvement in the management of the brothels.
Historians estimate that around 200,000 women from across the Far East were forced to work as sex slaves in military brothels during World War II.
Prime Minister Shinzo Abe caused an uproar in March when he said there was no proof that the government or the military had forced the women into sexual servitude.
He later apologised, saying he felt sympathy for those affected.
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しんぶん「赤旗」による概要説明は、下記(「決議」全文入手できず)
【決議案は、「慰安婦」問題で日本軍による強制と関与を認めた河野官房長官談話(一九九三年)に言及し、「日本政府の当局者は近年、(同談話を)撤回したい願望を表明し続けている」と指摘。日本政府に対し、▽明確であいまいでない方法で謝罪し、歴史的な責任を公式に認める▽首相が公式声明で謝罪を表明する▽「従軍慰安婦」はなかったという主張を明確に、公に否定する▽現在と将来の世代に教育する―ことを求めています。
決議案は一月末、マイク・ホンダ議員(民主)が提出。二月には韓国とオランダ出身の三人の元「慰安婦」の女性が初めて米議会で証言しました。
安倍首相は三月、「慰安婦」問題で「強制性を裏付ける証拠がなかった」と発言。これを機に国際的な批判が高まりました。米主要紙は社説で安倍首相を批判、米議会では当初六人だった決議案の共同提案議員が急増。二十五日現在、百四十五人となり、ラントス外交委員会委員長も名を連ねています。
十四日、日本の自民、民主の「靖国」派国会議員四十四人らが「慰安婦」強制はなかったと主張する意見広告をワシントン・ポスト紙に掲載。その二日後、ラントス外交委員長は同決議案の採択日を言明し、本会議でのすみやかな採決に意欲を表明しました。】