――いっせい地方選挙前半戦の結果について
2007年4月9日
日本共産党中央委員会常任幹部会
*************************
日本共産党中央委員会・常任幹部会が選挙の結果について声明を発表した。
私から見ると物足りない。
理念先行で現場を見ていない感じがする。
最も違和感があるのは以下のくだり
【日本共産党が前半戦をつうじて訴えた政治的内容は、有権者の関心・要求にかみあい、道理にたったものでした。福祉と暮らしを守るという自治体の仕事をはたさせる、ムダな大型開発や大企業への補助金のばらまきなど「逆立ち」した自治体のあり方をただす、憲法九条と平和を守り抜くなど、わが党の訴えは、それがとどいたところでは、有権者のなかに大きな共感を広げました。
地方政治の政党対決の構図が、自民、公明、民主など「オール与党」と日本共産党との対決にあることを鮮明にしてたたかったことも、住民の利益をまもる唯一の野党としての日本共産党の値打ちを浮き彫りにするものでした。】
とても、そうは思えない。
また、相変わらず、中央の方針は正しかったが、現場が弱かったとでも言うような『正当化』(Justify)が行なわれている。
【 今回のいっせい地方選挙は、どの党も参院選の前哨戦と位置づけ、かつてない激しい政党間のたたかいとなりました。崩壊しつつある支持基盤を再構築しようと必死のとりくみをおこなう自民党。民主・自由の合併後初めてのいっせい地方選挙で本格的な地歩確立を狙う民主党。反共の先兵の役割を担う公明党。これら自民、公明、民主などの「オール与党」勢力による「日本共産党締め出しシフト」は、これまでにない厳しいものがありました。
この激しさと厳しさを直視し、どんな困難も突破する気概をもち、党と後援会の底力を発揮してたたかいぬき、定数一や定数二の激戦を制した積極的経験が、全国各地に生まれました。同時に、この点での構えの弱さ、「なんとかなる」論などのゆるみ、相手陣営から流された「大丈夫」論などを克服しきれずに失敗した経験も生まれました。】
敗北の原因究明がこの程度では(いつも殆ど同じ“分析”なのだが)参議院選挙も心もとないものである。
はっきり言って、「また同じ間違いをやってしまった」という感想である。
選挙期間中の具体的取り組み面でもさまざまな異議があるが、これらは追って取上げることとし、今日はこの辺で筆を置いておく。
***************************
長いので全文の引用は、しない。一番上のリンクをクリック!
*****************************
お読み頂き ありがとうございました。
日本の未来のために!クリックを!


*****************************
しんぶん「赤旗」などのお申し込みや入党の相談や
このブログへのメールは下記へどうぞ。
jcpmetal@yahoogroups.jp
