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ポラリス-ある日本共産党支部のブログ

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想定外?

 この2、3日 また、想定外 という ことばがNHKのニュースで流されました。

一時、「想定外ではない」という痛烈な批判をあびて 下火になったところだったので余計に奇異に感じました。

「地震は想定外だった」、「津波は想定外だった」 と言う政府発表をそのまま伝えたのは NHKです。

そのウラには東電の補償を 政府支援でスムーズに進めるという思惑があると見て取れました
東電の第1義的な 責任は 棚上げしてですよ。
そんなことは許せません。

午後の 予算委員会や 農民との折衝でも 東電は 「原子力補償法に基づいて 」と言うせりふを 清水社長も
農民と折衝した 某氏も 同様に口ごもりながら 繰り返しただけでした。
東電の責任など どこの話し という 厚顔無恥の 態度でした。 怒り心頭ですよ。

しかし、2007年の 共産党福島県委員会や 住民団体の申し入れで 大きな地震や津波の危惧は指摘されていたのです。
指摘が あったにも関わらず、対応してこなかったのは 東電と政府です。
国民を バカにするのも ほどほどにしなさいよと言いたい。

指摘に備えるには 多額の費用が要るので 安全だと言い張って 対応しなかっただけ。
原子炉の設計者からも 同様の指摘があります。
安く上げようと思って、 結局 高いものについたというわけです。

しかし、しかし、一番の 被害を受けたのは 地域住民です

東電だけなら 我慢しますが 被害を受けた 国民は 絶対 許しませんよ。

このことば 全国の 原発にも 届けましょう!   (Y)

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コメント

免責事項も含めて、共産党は賛成しましたよねぇ?

>通常は想定し得ない不可抗力

国の安全審査を通って許可されていたのですが。
国の安全規制と安全審査では想定していなかった。

>「要因」はこれらの対策を放置
>していたこと

国が「これらの対策を実施せよ」と言っていたのに東電が放置していた訳じゃない。

>①について
>今や震度7を想定するのが当たり前

耐震基準は鉄塔と原子炉建屋では違いますし。
建築基準法では「今や震度7を想定するのが当たり前」にはなっていませんし。

>②について
>極めてお粗末な対策だったと言える
>のではないでしょうか

対策が甘かったのは事実ですが。
国の安全規制と安全審査ではOKだった、国が「対策強化せよ」という指導をしてなかったので。
東電だけ責めるのはアンフェアですね。

でも賠償について言えば、対策がどうであったかは関係ないというか問答無用なので。原賠法では対策の適否を問うてはいないので。

>「過失責任はなかった」と言え
>ますか?

unknownさん「東電に過失があった」「だから東電は賠償免責されない」
私「東電に過失があった」「でも異常な天災だから東電は賠償免責される」

東電にも落ち度はあったと思いますよ。

でも原賠法では「異常に巨大な天災地変」があれば事業者に落ち度があろうがなかろうが賠償は免責されることになっているので。原賠法では事業者の対策がどうであったかは不問ですから。

原賠法の中には、unknownさんの主張の根拠となる条文はない。
「異常な天災でも事業者の過失があれば賠償免責されない」などとは一切書かれていない。

>この法律の免責事項は、企業が
>原子力産業に参入しやすいよう
>に設けられたのです

「何のために」かはどうでもいいです。
私が関心あるのは「免責事項も含めて、共産党は賛成しましたよねぇ?」ということです。

  • 2011/05/11(水) 17:39:08 |
  • URL |
  • latter_autumn #J6Syvwzk
  • [ 編集 ]

書いてないことを勝手に運用してはいけないでしょう

>はたして重大な過失があっても免責
>事項が適応されるでしょうか

>東電に過失があった場合免責となる
>のかどうか

原賠法の中に「重大な過失があればどうする、重大な過失がなければこうする」などという規定はありません。書いてないことを勝手に運用してはいけないでしょう。

>あの弁護士の官房長官でさえ

弁護士もピンキリじゃないんですか。大阪府知事みたいなのもいるし。

>免責事項に当たる異常に巨大な天災
>地変なのかどうか

あれが「異常に巨大な天災地変」ではないとでも仰るので?

>極端な話、巨大隕石が落下して

「隕石対策をやらなかった」とか文句言うんじゃないんですか?

>原子力損害賠償制度専門部会議
>での配付資料

>安全対策などに「重大な過失」
>があり

>「避けようと努めていれば避け
>られたかどうか」「避けるため
>の努力を怠っていたかどうか」
>と関係がないどころか大あり

だから、原則「重大な過失」があるかどうかは賠償するかどうかに関係ないんですよ。
無過失・無限責任制度だから、事業者は「重大な過失」がなくても賠償することになってるんですよ。
で、その例外が「異常に巨大な天災地変」の場合なんですよ。

>事業者の免責は単なる天災地変
>でなく極めて異例な事由

「単なる天災地変」と「異常に巨大な天災地変」は違います。
今回の大津波は前者であって後者ではないとでも仰るので?

  • 2011/05/11(水) 17:36:03 |
  • URL |
  • latter_autumn #J6Syvwzk
  • [ 編集 ]

免責事由のこと2

(Unknown続き)

今回、福島第一では端的に言うと全電源喪失を起こして重大事故に至っています。これは下記の①②に因るものです。
①外部電源喪失の原因は津波でなく地震で鉄塔が倒れてしまったこと(共産党の指摘で東電も認めている)。
②非常用発電機もタービン建屋の地下にあり、海水につかって使えなくなったこと。

「要因」はこれらの対策を放置していたことであり、地震や津波が起こしたことがその「結果」です。
①について。鉄塔が倒壊した原因が津波ではなく地震の揺れ、しかも異常に巨大な天災地変でもない当該地において震度6強(今や震度7を想定するのが当たり前)だったのですから、これは重大な対策の怠慢です。

②について。過去に10mを超える津波が発生している地域で、それを想定(2006年に東電側が想定)していながら5~6m程度の津波の対策しかしておらず、さらに非常用発電機をよりによって津波が来れば海水につかるような地下に設置するなど極めてお粗末な対策だったと言えるのではないでしょうか。

これらのことを考えた場合、「異常に巨大な天災地変だった」「過失責任はなかった」と言えますか?
あなたのおっしゃっていた前提が崩れているのですから、もうこれ以上「過失のあるなしに関係ない」などと強弁しないことです。

latter_autumnさん、私のコメントに関してなら、お書き込みは無用です(理由は述べるまでもないでしょう)。それではご機嫌よろしゅう。

  • 2011/05/11(水) 02:14:11 |
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  • Unknown #-
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免責事由のこと1

latter_ autumnさん

原賠法の免責事由について、あなたの法解釈をご披露いただきましたが、はたして重大な過失があっても免責事項が適応されるでしょうか。実際、あの弁護士の官房長官でさえ「免責に当たらない」と言っていますよ。

東電は免責を求めて国を訴えるかも知れませんね。最終的には裁判で決着することになるでしょうが、その際
・免責事項に当たる異常に巨大な天災地変なのかどうか
・東電に過失があった場合免責となるのかどうか
この2つの問題を東電側はクリアしなければならないでしょう。

この法律の免責事項は、企業が原子力産業に参入しやすいように設けられたのです。安全対策にも限界があります。極端な話、巨大隕石が落下して事故を起こすかも知れない。でもそのような安全対策は不可能でしょう。よって「異常に巨大な天災地変又は社会的動乱によって生じたもの」の場合は免責事項が設けられているのです。そうでないと誰も原子力産業に参入できませんからね。

つまり、この条項は事業者側に安全対策などに「重大な過失」があり、防ぐことが可能だったのに起きてしまった場合は当然適応されないと考えるのが妥当です。
事実、次の資料を読んでいただければ一目瞭然です。

---------------------------------------------------------------------
原子力損害賠償制度専門部会議での配付資料(H10、科技庁、資源エネルギー庁、外務省)
免責事由(異常に巨大な天災地変)について
我が国原賠法における免責事由のあり方(抜粋)
  我が国は原賠法制定時に無過失・無限責任制度を採用し、事業者の免責は単なる天災地変でなく極めて異例な事由(事業者がどんなに注意しても避けることができない事態、すなわち通常は想定し得ない不可抗力)に限定したものである。
----------------------------------------------------------------------

お分かりですか? 原賠法制定時にあって、免責事由は「単なる天災地変でなく,事業者がどんなに注意しても避けることができない事態に限定」なのです。

あなたの言う「避けようと努めていれば避けられたかどうか」「避けるための努力を怠っていたかどうか」と関係がないどころか大ありなのです。

  • 2011/05/11(水) 02:11:31 |
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  • Unknown #-
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水俣病等と比べたら

水俣病、薬害肝炎、アスベスト被害等は、「異常に巨大な天災地変又は社会的動乱」とは全然関係ない訳です。100%人災だと言っていい。

で、それらの問題に対して共産党は
「加害企業が全ての賠償責任負うべし、国の税金は一円も出すべからず」
などという主張はしてこなかったでしょう。
「国の監督にも手落ちがあったのだから、国も補償せよ」
と言ってきたでしょう。

水俣病等と比べたら、今回の原発事故は100%人災という訳ではない。
一応天災によるもの、大津波がこなければ事故にならなかったのですから。

で、原発では、大事故になって賠償金額が巨額になった場合に国も補償するということを想定して、それに備えるための保険料みたいなものを国が電力会社から徴収していた訳です。

今回の福島の事故で国が補償するのは当然でしょう。
原賠法に照らせば、「天災だから国が責任を負う」ことになってるのだから。

「東電が全ての賠償責任負うべし、国の税金は一円も出すべからず」
みたいな主張は筋が通らないんじゃないですか。

  • 2011/05/08(日) 16:41:15 |
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  • latter_autumn #J6Syvwzk
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過失と賠償責任は別

>原賠法三条による免責事由を持ち
>出して東電を擁護したいようですが、
>本当に東電に過失がなかったと
>お考えでしょうか?

現行法制度では、過失と賠償責任は別だということです。

原賠法では「電力会社が責任を負う場合と負わなくてよい場合の区別」を書いていますが。
「電力会社の過失になる場合とならない場合の区別」には言及していません。

というか原則は「過失があろうがなかろうが賠償せよ」。
その原則の例外として「天災の場合は責任問わない」ですから。

>この免責事項の規定理念は「避け
>ようのない事態に対しての免責」と
>いうことですよね。

原因と結果を混同してるんじゃないですか。

「その損害が異常に巨大な天災地変又は社会的動乱によつて生じたものであるとき」ですから。

原因が「異常に巨大な天災地変又は社会的動乱」
結果が「原子力災害」
です。原賠法で着目しているのは原因なんですよ。

(電力会社にとって)「避けようのない事態」というのは、原因のことですよね。

「それらの改善策を施していれば防げた可能性が高いこと」
「実際女川原発では同程度の津波に耐えていること」
というのは、要するに、
「福島原発事故という結果は、避けようと努めていれば避けられたはずではないか」
と言いたいのでしょ。

それは私も同感ですが。

原賠法では、原子力災害という結果について
「避けようと努めていれば避けられたかどうか」
「避けるための努力を怠っていたかどうか」
を問うていませんから。

繰り返しますが、原則、結果は
「避けようと努めていれば避けられたかどうか」
「避けるための努力を怠っていたかどうか」
に関係ないんですよ。
電力会社に過失があろうがなかろうが、賠償責任問われるんですよ。

しかし今回は例外が適用されるはずでしょ。原因が異常に巨大な天災地変なんだから。

で、こういう法制度は共産党も賛成したものですが。
「共産党もけしからん、裏で原子力マフィアと繋がっているからこんな抜け道作りに加担したに違いない」
みたいな話にでもなっちゃうんですかね?

  • 2011/05/08(日) 16:23:25 |
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  • latter_autumn #J6Syvwzk
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東電の責任

 東電に瑕疵(かし)(間違い)があるのですから、東電が第1義的に責任を負うのは当然でしょう。 彼らは それが嫌だから 必死になって
想定外だったと繰り返しているのですよ。何度も、危ないという指摘を無視したのは東電と政府です。東電に責任があるのは明白です。

あきれました…

テレビ朝日の『 たけしのT.Vタックル』であきれた事実が放送された。 元内閣府原子力委員会専門委員 中部大学教授; 武田邦彦氏によると、2006年に原子力安全保安院が想定マグニチュードを‘8.7’と設定し、それ以上が来た場合を『残余のリスク』と定義したそうです。つまり『東日本大震災クラス(M9.0)以上の地震が起きた場合は想定外だから責任は持てない。』と宣言したのと同様の誠に無責任極まりないものだそうです。 あきらかえさせるのも程々にしていただきたい。予め『責任回避ゾーン』を設定するという信じ難い事をやっている。時の政府の責任もはかり知れない。われわれ市民の生命は誰が守るのか?もう『原発禁止法』を制定するほかになさそうである…。

  • 2011/05/02(月) 22:27:03 |
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  • 青い鳥 #-
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国家など要らない…

[国家など要らない!]
市民を欺き、無辜(むこ)の命を棄ててきた国家なる胡散臭い廃棄物は要らない。 何が国旗、国家、愛国心だ!わたしは国家なぞは死んでも愛さない…核を使用する施設が安全な筈がなかろう…幼児でもわかる。安全神話を捏造した輩は国家(殺人集団)だ。 震災発生以降、日本がおかしい…『ひとつになろうニッポ
ン』なる恐ろしいスローガン。自粛モードを巧みに利用した偽りの『優しさをイメージ』させる強欲大企業の破廉恥偽善CMのタレ流し… 津波により凶器と化したコンクリートの塊、鉄骨、自動車、ガードレールなどの人造物で肉片を挽き千切られ苦痛の慟哭とともに命を亡くされた人人の無念の魂に永遠に付き添い悲しみ続ける覚悟がないのであれば、一時の感傷に任せての偽善で己を慰める行為はすべきではない…死者、ご遺族に対する冒涜にほかならない…今一度冷静に 震災の意味なるものを奥深く掘り下げ考える必要がありはしないか?
自然災害である津波を『天罰』と表現した大馬鹿者…。非常時に政局に現をぬかす政治屋ども…。 国家とは愚劣なるものである事が明らかになった。 作家の辺見庸さんが述べられた…『震災発生以降、‘ありえない(想定外)’は‘有り得る事’と‘避けられない事’に収斂される』『国難というが、断じて違う【個】の難である』と…国などどうでもよい…個個人の平穏な暮らしをどうやって取り戻すか…に、知恵を結集し地に足の着いた方策を着実に進めなければ、深く傷ついた被災者は救われない…
まずは子供の生命を無惨にも棄てる原発をなくし、脱原発社会を構築する事が緊急課題だ…

  • 2011/05/02(月) 17:25:28 |
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  • 青い鳥 #-
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東電に過失責任あり

latter_autumn さん

原賠法三条による免責事由を持ち出して東電を擁護したいようですが、本当に東電に過失がなかったとお考えでしょうか?
この免責事項の規定理念は「避けようのない事態に対しての免責」ということですよね。
それに対し、実際はどうでしたか?

●東電が過去指摘された数々の問題を放置していたこと。
●それらの改善策を施していれば防げた可能性が高いこと。
●実際女川原発では同程度の津波に耐えていること。
●東電自体が今回規模の津波をすでに想定していたこと。

これらを考えると、避けようのない事態だったとは言えないでしょう。

  • 2011/04/29(金) 11:53:01 |
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  • Unknown #-
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共産党も賛成したもの

共産党も賛成した現行法に照らせば、東電の第1義的な責任は「ない」ということになるんじゃないですかね。

「その損害が異常に巨大な天災地変又は社会的動乱によつて生じたものであるときは、この限りでない」とあるのだから。

今回の津波は「異常に巨大な天災地変」でしょう。

現行法がおかしいというなら、現行法に賛成した共産党もおかしいということになるのではないですか。

  • 2011/04/28(木) 20:46:02 |
  • URL |
  • latter_autumn #J6Syvwzk
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東電の「想定外」は通用しない

今回の津波は東電にとって「想定外」などではない。その証拠に東電自体が2006年にしっかり想定している。

『想定外の大津波「50年以内に10%」 東電06年発表 ~asahi.com(朝日新聞社)~』
http://www.asahi.com/national/update/0423/OSK201104230072.html

東電に「想定外」という言い逃れは通用しない。

  • 2011/04/27(水) 20:11:07 |
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