Webニュース 【HuffPostJapan POLITICS】 で、宇津宮尚子
(naoko.utsumiya@huffingtonpost.jp) さんが、
今度の参議院選挙で日本共産党が展開した『SNS戦術』 について分析している。
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その中では、この戦術を造り上げた「張本人」
党中央委員会の田村一志宣伝局次長も紹介され
留意したポイントなどを語っている。
この記事では、吉良よしこ# さんの『Twitter投稿』も数々紹介されているほか、
『カクサン部』の活動や、カクサン部の『Twitter投稿』も紹介されている。
読み応えのある相当長い記事なので、一部ハイライト部分を御紹介
話題を集めたのは改選3議席から8議席に躍進した共産党。激戦となった東京選挙区では、吉良佳子氏がソーシャルメディアを駆使した選挙活動を展開、12年ぶりに議席を奪還した。
党本部も個性豊かなゆるキャラたちがネット上で政策を拡散。
候補者全員がツイッターかフェイスブックのアカウントを開設したという共産党のネット選挙戦略の裏舞台を取材、その“秘策”を聞いた。

(画像も同記事より拝借)
「有権者が求めることを吸い上げ、双方向のやりとりで疑問に答える。これまで接点のなかった人たちとつながることが狙いだった」。
党中央委員会の田村一志宣伝局次長はネット戦略のねらいをこう話す。党をあげてソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)の活用に取り組むことを決め、特に重視したのは拡散力と発信力。
党員や支持者向けに「SNS活用ガイドライン」を作成し配布した。

投稿のポイントとして、「『原発ゼロ』『消費税』など自分の関心事で検索し、まずは100人フォローに挑戦」「ツイートは一話完結の方がいい」「『しんぶん赤旗』記事を紹介。ひと言感想を付け加えると『自分のことば』感が強まる」などを例示。
「党員だけでかたまらず、無党派や他党支持の人たちと広く結びつくために使う」「後援会などの連絡網のように考えるのは百害あって一利なし」などの注意点もあり、ぬかりない。

党内で最もツイッターを活用していたのは、東京選挙区で初当選した吉良佳子議員だ。「ネットは双方向ツール。出会った人の声、情勢にあった情報を発信することが重要だと考えた」と話す。
政策を訴えるだけでなく、投稿にもこまめに返信やリツイートし、質問にも出来る限り答えた。
選挙期間中は深夜1~2時まで、朝は5~6時からスマホに向き合い発信を続けた。吉良議員の選挙事務所の責任者は「ネット選挙は候補者の1日の動きを変えた」と話す。

6月下旬、同党のホームページに、ゆるキャラたちが登場した。党の政策についてPRする「カクサン部」は同党のネット戦略の象徴となった。
8人の「カクサン部員」はそれぞれアカウントを持ち、党の政策を訴えた。政策にあわせて細かくプロフィルが設定され、個性的なつぶやきで、SNSでの拡散を目指した。
カクサン部は、中央委員会の若手職員らが広告会社の提案を受けて企画した。
田村次長は「なんだそれ、と突っ込んでもらえる要素を入れたのも重要なポイント」だと振り返る。

カクサン部に関わってきた田村次長は「共感を広げる」ことを意識したと話す。
「ゆるいけど、問題に対して正面から受け取り、芯のある政策を訴えた。面白いだけじゃない。だから広がっていったのではないか」と分析する。

SNSの活用は主に若い世代を狙ったものだったが、思わぬ効果もあった。「街頭でチラシ配りはもう無理だけど、家でネットを使って呼びかけることはできる」という高齢者にも広がったのだ。結果、従来の組織をうまく活用したネット上の「組織戦」も展開された。
「若い人はもちろん、高齢のためにビラ配りができない、集会に行けないというお年寄りも『ツイッターで運動に参加できる』と喜んでくれた」(田村次長)

文章と画像を解りやすく配置した 【元記事】 を是非御覧ください。
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吉良佳子議員はどうつぶやいた? ネット選挙を勝ち抜いた共産党のソーシャルメディア"秘策"
ハフィントンポスト日本版 - 2013年08月16日 23時22分
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