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ポラリス-ある日本共産党支部のブログ

日本共産党の基礎組織である支部から世界に発信します 多くの支部がブログを開設され、交流を期待しています

第3の開国 TPPについて

 1月18日の朝日新聞の オピニオン (11ページ)はおもしろかった。

TPP (環太平洋パートナーシップ)についての意見です。

東大教授 戸堂氏 と 京大助教授 中野氏の意見。

戸堂氏は 経済成長を 技術の進歩にだと言い、開国し グローバル化を進めるべきだと説いていました。

しかしながら TPPは アメリカの世界戦略であると言う本質を 見落としている点で 机上の空論の域を脱していないと思いました。 しかも、日本の大企業はすでに海外に 主要工場を移転して島っているのです。
今、必要なのは 政策的な雇用の拡大と、公共投資による内需の拡大だと思います。

一方、中野氏の主張は 国内需要によって 企業は伸びてきたと言う 足が地についた論理の展開です。
よくわかります。

国内生産が多かった 20数年前 M電器では 国内に協力工場がたくさんありました。
協力工場の 生産技術の向上で M電器自体も いい製品を作り出していました。
しかし、今では 海外の賃金の安い国に 生産工場を移転してしまったので、生産技術のフィードバックが的確にできない状態になり、新製品の開発は停滞気味です。 残念なことです。

また、TPPは アメリカの世界戦略に乗ろうとする日本の一部大企業のプランであることを指摘し、デフレが進み、円高で国民の生活はますます悪くなる一方だと説明しています。

日本のGDPに占める輸出産業の占める割合は20%で、TPPは この20%のために大多数の国民経済を踏みつけてしまう危惧があります。
20%の輸出よりも、内需拡大が重要だと言う主張には 頷けるところが多くありました。

この主張の対比 明らかに 京大中野助教授の TPP不要論に 軍配を挙げます。

 戸堂氏が 抽象的な論を展開していたのに対し、中野氏の論調は はるかに具体性に富んでいて、読む人にわかり易かったです。  (Y)

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早いものです

 1月も もう 月半ばになろうとしています。
今年に入ってからの新聞に また目を通してみました。

今年の課題が 見えてきます。

雇用の問題 仕事を探している人は難関です。
中小企業も 仕事が減ってしまって大変です。
TPPで 日本の農業 酪農業 水産業などが根底から脅かされています。
消費税を上げようという動き
基地の 居すわり     等等

背景も 見えてきました。
大企業に 菅内閣が 丸めこまれていること。
アメリカの戦略に 日本政府が 組み込まれていること。
国民所得の少ない日本は 経済の回復が 停滞していること。
マス・メディアがアメリカと大企業よりの情報を大量に流していること。
などなど。

思ったこと
食料危機が 目前に迫っている今、日本の農業を大事にしなければいけない。
最低賃金を 国の政策で 1000円以上に底上げして 需要を起すことが大事。
教育、福祉の分野に お金をつぎ込むこと。
庶民のための情報が 必要なこと。

などなど、です。

寒さで 少し 停滞気味な 世の中ですが 殻を破って 動きましょう! (U)

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革命の大志もち実践に力

 2011年1月8日付け 日刊紙・第8面 【日本共産党の活動】のページに
いまどき珍しい「革命」との大きな見出しが出ていた。

【革命の大志もち実践に力】

  というものである。

 何か、場違いなというか新鮮なというか、久々に「革命」の文字を見た感じである。

 1月5日に党本部で開催された「全国都道府県組織部長会議」の模様を紹介する
記事でのこと。

 この見出しは、参加した組織部長の一人の発言を切り取ったもののようで、
基調報告のようなもので語られたものではないらしい。

 この大見出しの続きのリードを引用すると、

 参加者から「『五つの挑戦』の意味を、いっせい地方選勝利とともに、革命の課題、中長期の戦略としてもとらえなおして、実践・具体化したい」 

との内容で、これを読むと見出しとは随分印象が異なる。

 見出しの『重要性』を教えてくれる典型である。

 今回の会議では、【党員拡大】 【結びつき・要求アンケート】 と並列して
【退職党員の転籍・「実態ない党員」解決】 【「ボランティア勤務員」の組織】
 が、課題として挙げられています。

 第二回中央委員会総会でも強調された「党員の高齢化」を象徴する提起でしょう。

 それによると、「退職党員の転籍」に関しては、
「あなたが地域支部に転籍することを心からよびかけます」

 という中央委員会のよびかけ文書があるそうです。

 「ボランティア勤務員」 もリタイアした労働者を地区委員会の組織部を補強する
要員として配置する方法のようで、中高年齢者活用施策の一つのようです。

 これらの内容は、冒頭に挙げた大見出しとは随分雰囲気が異なるものです。

 この記事は、Web版にはUPされていないようなので、この程度にしておきます。

 

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2011 党旗びらき 志位委員長のあいさつ

 きのう1月4日に、「党旗びらき」(時代遅れ?な名称!)が開かれ、
志位委員長が45分ほどのあいさつを行いました。


http://www.youtube.com/watch?v=9qxMx5xk88A


閉塞打破する未来への展望語ろう
  力あわせ いっせい地方選勝利を
     党旗びらき 志位委員長のあいさつ

          2011年1月5日(水)「しんぶん赤旗」


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  2011 党旗びらき 志位委員長のあいさつ 一部引用

 昨年は、国民が民主党政権によせた期待が、幻滅に、そして怒りに変わった年となりました。
 だからといって自民党政治に戻ることもできません。こういうもとで国民はいま、政治と社会に対する閉塞(へいそく)感を深めています。外交でも、経済でも、日本の国際的地位の急激な地盤沈下がおこり、これに対しても多くの国民が前途に不安をいだいています。

 同時に私が強調したいのは、この閉塞感は、新しい政治をもとめる国民の真剣な模索と表裏一体のものだということです。戦後半世紀以上つづいた古い政治の枠組みがいよいよ最終段階に入った、
 しかしまだ新しい政治は起こってはいない、そのもとで閉塞を打破する真剣な模索が始まっています。
 昨年は、その新たな発展を予感させる動きが、さまざまな面でおこった1年でもありました。

 こうした情勢のもとで、新しい年を日本共産党の新たな躍進の年にするために、どのような取り組みが必要か。新年にあたって、私は、私たちの活動の発展の大きな方向として、つぎの三つの点をのべたいと思います。

閉塞の根がどこにあるかを明らかにし、打開の展望を大いに語ろう

第一は、日本の政治と社会がこの閉塞状況から抜け出すにはどうしたらよいか、その展望を大いに語ることであります。


古い政治が壊れつつある時代に、新しい政治を切り開く力をもつ党に成長を
 
 その前提となるのは、この閉塞状況の根がどこにあるかを、国民的な規模で明らかにしていくことにあります。

 なぜ民主党政権が公約を裏切る冷酷な社会保障切り捨てを強行しながら、大企業への1兆5千億円規模の減税のバラマキをすすめようとしているのか。なぜTPP(環太平洋連携協定)という日本の農林漁業、地域経済、国土と環境を破壊する道をしゃにむに進もうとしているのか。なぜ沖縄・普天間基地の問題で、「辺野古移設」という県民の総意に背く実現不可能な道にしがみついているのか。

 どれも単なる政権の一時的な失敗ではありません。個々の閣僚の資質の問題でもありません。「官僚依存」で「政治主導」が足らないからでもありません。「異常な対米従属」「財界・大企業の横暴な支配」――この「二つの異常」を特徴とする古い政治の枠組みそのものが、いよいよ立ち行かなくなった。ここに閉塞状況の根があることを、国民的な規模で明らかにしていくことが大切であります。

 そして、いま未来への展望――閉塞打破の展望を語ることの特別の重要性について、私は、強調したいのであります。

    (中略)

綱領を学び、国民に広く語り、展望を語り合う運動の大波をおこそう

    (中略)

 「綱領を語り、日本の前途を語り合う大運動」「集い」は、ようやく開催のテンポがあがり、参院選後で、とりくみ支部17・5%、開催数4881回、参加者数8万239人となりました。綱領を正面から語り、自由に語り合ったところでは、実に面白い「集い」になっています。

 最近、北九州市八幡西区で開かれた「集い」では、町会役員や会社経営者など参加したほとんどが初めて共産党の話を聞く人たちでした。
 つぎつぎと出された質問は、
「民主党は政権をとったら国民を裏切った。共産党は大丈夫か」、
「共産党は、政権をとったらどういう外交をやろうとしているのか」、
「共産党は、資本主義をどうしようとしているのか、財界や企業をどうするのか」、
「ほかの政党はくるくる変わる。なぜ共産党は一貫して頑張れるのか」などでした。
“共産党が政権を担ったら何ができるか、どうするか”という質問が相次ぎました。

    (中略)

 「自民党も、民主党もだめだから共産党へ」といういわば「引き算式」の訴えではうまくいきません。
 日本共産党は、この閉塞状況をどう打開して、どういう日本をつくるのか。未来への展望を語る力がいま、私たちに問われています。
 端的にいえば、わが党が“政権を担ったら何ができるのか”、わが党は政権にまだ近くはないかもしれませんが、わが党が言っていることについて国民が“政権を担ったら何ができるのか”という目で見る時代となっている。それに正面からこたえた活動がいまこそ必要であります。

    (中略)

     **************** 

古い政治が壊れつつある時代に、新しい政治を切り開く力をもつ党に成長を

第二は、国民との結びつきを広げ、より良い明日をめざす国民のあらゆるたたかいに連帯してたたかうことであります。

 いま日本各地で澎湃(ほうはい)として起こりつつあるたたかいのどれもが、自らの切実な要求を実現するとともに、「この国のあり方」を大本から問う、大義あるたたかいになっていることに、私は注目したいと思います。いくつかの焦眉の課題をのべるものです。

人間らしい雇用――大幅賃上げ、不当解雇反対は、大義あるたたかい  (内容略)
 
社会保障――憲法25条にのっとった国づくりか、公然と投げ捨てるか  (内容略)
 
TPP――「この国のあり方」を根本から問うたたかい (内容略)
 
沖縄問題――軍事同盟という“戦争力”か、道理に立った“外交力”か (内容略)

     ****************
 
国民からみて、頼もしく温かい、強大な党をつくろう
 
第三は、国民からみて、頼もしく温かい、強大な党をつくることです。

    (中略)

 参議院選挙の比例票を「たたかいの出発点」とリアルに認識しつつ、それを固定的に見ないことも大切です。たたかいようによっては、力関係を変えることができます。この間の中間地方選挙におけるわが党の得票は、参院選比例得票比でみますと161・5%です。他党は、民主党は38・6%、自民党は97・6%、公明党は93・7%、みんなの党は43・8%、社民党は63・9%です。わが党が比例得票を2倍以上にのばした選挙区が31あり、そのうち3倍以上が6選挙区ある。全国どこでも、主体的な奮闘いかんでは、比例得票を2倍、3倍以上に伸ばし、政党間の力関係を大幅に変化させる可能性と条件は存在している。ここに私たちは大いに目を向けて、がんばりぬくことが必要です。

 国政でも、地方政治でも、古い政治にしがみつく勢力と国民との矛盾は深くなっています。閉塞感も深いが、真剣な模索が開始され、広がっています。情勢を大局的につかみ、情勢のはらむ条件を残らずくみつくし、いっせい地方選挙では必ず勝利を勝ち取ろうではありませんか。そのことを最後に訴えて、年頭にあたってのあいさつといたします。ともにがんばりましょう。




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今年は古典と綱領の学習の年としましょう。

埼玉の後援会ブログ(こういうものが他にもあるのか?)である「江戸川のほとり」さんからトラックバックを頂いた。
それも続けて3本頂いた。
ブックマークにも登録頂いている。

内容は党本部での「綱領・古典の連続教室」の記事です
1年間連載されるようなので記事が書かれたらポラリスでも紹介させて頂こうと思います。

不破さんの古典講義が1本、志位さんの綱領講義が2本です。


不破さんの古典講義はこう始まります。


先の日本共産党第2回中央委員会総会で決まった「綱領・古典の連続教室」が党本部会場と全国をインターネットで結んだ、新しい方式の大規模な「教室」が始まりました。

「党綱領と科学的社会主義の古典の基本点を、初心者にも分かりやすくかみくだいて、面白く講義をすすめます。」という公約通り面白く始まっています。

第一回は12月7日に古典教室が不破哲三社会科学研究所所長を講師にはじまりました。

以下箇条書きメモです。



そしてメモのあとはこう結びます。


エンゲルスと清水次郎長が同じ年に産まれているという調査には驚きました。

「 初心者にも分かりやすくかみくだいて、面白く」という為に不破さんが努力をしてくれているのがよくわかりました。




志位さんの綱領講義はこう始まります。

「綱領・古典の連続教室」今回は志位和夫委員長の綱領の連続教室第一回です。

感想を記します。

司会は坂井のぞみさんでした。

最初に初心者にも分り易くと言われてプレッシャーを与えられていると笑

わせました。



そしてその2の最後はこう結びます。

今回の ICAPPの話と3つの領土問題の話は歴史的な物だったと思います。

私は志位さんに一番近い所に座って聞きました。

隣りの 千葉の方がツーショットを撮って欲しいと志位さんにお願いし「 千葉の方なら」と笑いなが10周年記念貢献賞のメダルをかけてもらってツーショットを撮影させて貰いました。

「 埼玉は駄目でしょうか」 と言って私もツーショットの写真を撮らせてもらいました。

講演は近くに座るに限ります。



なかなか臨場感が合って、その会場の様子が彷彿とします。
頑張って書いて欲しいと思います。

この講義はまずは2万人が聞いて勉強しているとのことなので他にも記事を書かれている方があったらお教え下さい。
今年は古典と綱領の学習の年としましょう。


不破哲三社研所長の古典の連続教室第一回を聞いて
志位和夫委員長の綱領の連続教室第一回を聞いて(その1)
志位和夫委員長の綱領の連続教室第一回を聞いて(その2)

(ひさしぶりのK)

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新年のごあいさつ

ポラリス御愛読のみなさま

明けましておめでとうございます。

志位委員長からの

 新年のごあいさつ

    をお届けします。




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