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参議院定数是正 『西岡議長たたき台』 は如何?

 本日、【JUNSKYblog2010】 さんから久しぶりにトラックバックを頂いた。

参議院選挙定数是正 『西岡議長たたき台』 を評価する内容のものである。

しんぶん「赤旗」 では、この案が出された翌日に記事が書かれている。

  参院「1票の格差」問題 西岡議長 是正案を提示

 その中身は以下の通り 

 2010年12月23日(木)「しんぶん赤旗」

参院「1票の格差」問題

西岡議長 是正案を提示

市田氏 民意反映する制度に


 西岡武夫参院議長は22日、国会内で開かれた同院の「選挙制度の改革に関する検討会」で参院選挙区ごとの1票の格差を是正するための選挙制度見直し案を各党に示しました。

 「見直し」案は、現行の総定数242を維持しつつ、都道府県単位の選挙区と全国比例区をいずれも廃止したうえで、全国を九つのブロックに分割。政党名か個人名で投票する「非拘束名簿式」による比例代表選挙を採用し、今年の参院選当時(7月)の有権者数に応じて定数を各ブロックに比例配分することで、1票の格差を最大1・153倍にまで抑えるとしています。

 西岡議長は、来年の通常国会会期内にも「見直し」案の立法化を図り、成立させたいとの考えを示しました。

 席上、日本共産党の市田忠義書記局長は、「選挙制度を考える場合、どの党に有利だとか不利だとかではなく、民意を議席に正確に反映する制度にすることが望ましい」と主張しました。また、提案で西岡議長が衆院との「整合性」について述べたことに言及。「衆院比例定数削減とセットでの参院選挙制度の『見直し』には同意できない」と強調しました。

 一方で市田氏は、
「見直し」案について、「党に持ち帰って検討するが、定数を減らさずに1票の格差を是正するという立場は前向きだと思う」
 と表明しました。
その上で、選挙制度の見直しは院の構成を変えるものである以上、
「議論によって合意が得られない場合、多数決で決めるような性格のものではない」
 と指摘。
 あくまでも全党の合意で決めるべきだと主張しました。

 各党は「見直し」案を持ち帰り、それぞれ党内で検討することになりました。 


2010122301_03_1b.jpg
    (上の表も「赤旗」Web版より引用)

 つまり上記の是正案は、市田書記局長としては「前向きだと思う」との考えのようだ。

 この12月23日付けの記事以降、Web版では関連記事は見当たらない。

 上の表の定数は、実際の選挙では半数改選となるので、半分の数字
すなわち、北海道では定数6、南関東では定数22となる。

 【JUNSKYblog2010】 でも言及されているが、
日本国憲法第46条で、「参議院の任期6年で、3年ごとに半数改選」 と定められているので、
憲法を改正しない限り、この点は変更できないのである。

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 ブログ筆者としては、現行制度の「選挙区選挙」+「比例代表選挙」との考え方を
一旦廃棄して、選挙区を全廃してブロックごとの比例代表制にするという提案は、
おおいなる改革案と思うし、民主主義の原理にもふさわしいものとして賛成である。

 実質的に定数1が殆どの小選挙区制度に近い「選挙区選挙」が廃止されれば、
中小政党の当選の機会も増え、それだけ多様な民意が反映され易くなると思う。

 まだ、党中央委員会が 「公式見解」 を出していないので、
自らの考えを述べても良いだろう!(S)

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テーマ:選挙 - ジャンル:政治・経済