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ポラリス-ある日本共産党支部のブログ

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 【志位委員長の結語】  第2回中央委員会総会 

第2回中央委員会総会

志位委員長の結語

 多くの反省点の中で、私は以下の部分に注目しました。 (S)

  【党機関のあり方の抜本的な改革
    ――恒常的な「日報」のどこが問題か】
 

 二つの報告では、これをやりきるには、中央を先頭に、党機関の指導と活動のあり方を抜本的に改革する必要があるとのべました。
 長期・多項目にわたる「日報」、過度の電話による指導・点検などの悪弊を中央からただす 決意をのべました。

 報告では、これらの問題は、「たんに実務の問題でなく、党指導のあり方の根本的な改革となるもの」とのべましたが、この点は討論でずいぶん深められたと思います。
 中央の各担当部門の責任者からも、率直な反省と改善の決意がのべられました。

 ある同志が発言のなかで、この問題の「議論の基準」は、「どういう党機関のあり方が必要なのか」におかれるべきだと思うとのべ、
恒常的な「日報」の弊害として、それが中間機関の負担になっているというだけではなくて、党機関のあり方が、「数を追う」ものになってしまう、
しかも日報ですから、「日々の数を追う」ものになってしまう
そういうやり方が生きたつながりを広げるのではなく、
つながりを狭めることになってしまっている
さらに すぐに数的な変化をとなれば、何よりも中・長期的な視野での指導と援助が必要な職場支部と青年・学生分野が党機関の働きかけの対象外となる傾向をうみだしてしまっている
このようにのべて、そういう党機関のあり方の改革が必要だという発言をしました。


 私は、これは 問題の一番の核心をついた発言だ と思って聞きました。

 日々「数を追う」指導では、生きた支部の悩み、
生きた支部の困難をつかんで、元気にする援助はできません。
中・長期の目で、職場や青年のなかに党をつくる援助もできません。


 「五つの挑戦」 を実践し、党の自力をつけていく課題をやりとげるためには、こうした指導のあり方を、中央が先頭に立って、何としても変えなければならない。
 これは指導のあり方の大改革になりますが、ぜひみんなで知恵と力をつくして、支部と党員は、国民との結びつきを最優先に、党機関はそれを援助することを最優先に、こうした党活動の新境地をひらこうではありませんか。
 



  注:「五つの挑戦」 

【第一。結びつきを基礎に「支部が主役」の党活動を】

【第二。綱領的・世界観的確信を全党のものに】

【第三。党員拡大と「しんぶん赤旗」読者の拡大】

【第四。職場支部の活動を本格的前進の軌道に】

【第五。党のもつあらゆる力を結集して、青年・学生分野の前進を】
 



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テーマ:日本共産党 - ジャンル:政治・経済