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ポラリス-ある日本共産党支部のブログ

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崩れ始めた「保守」二大政党

 1月6日のしんぶんに 都留文科大学の進藤 兵教授の 「崩れ始めた「保守」二大政党」という語りを載せています。 小選挙区制による二大政党の方向と、衆議院の比例定数を80削減することの危険性を指摘しています。

 民主党の中には ①新自由主義的「構造改革」を推進しようとする主要閣僚のグループ。
 ②自民党の地盤を奪って民主党を利益誘導政治の拠点にしようとする小沢氏のグループ。
 ③国民の要求に押されながら労働・社会保障の改善を進めようとする中堅若手のグループです。

 これに対し 財界からは民主党を保守政治の枠の中にとどめて置くような力が強く働いています。

予算編成の面では、一部国民の要求に答えている点もありますが、後期高齢者医療制度の廃止の見送り、新医療制度構想、防衛費の聖域化、大企業への増税の見送りなどが表面化し、国民の期待を裏切った形で迷走をしています。
(上記、「政党 考」から引用)

 藤井財務相の辞任にしても、どうやら 小沢氏との軋轢ではないかという推測もあります。

 一方、自民党の内部では、ここ福岡に関係する 山崎氏が参院選に推薦してくれなければ、離党して他の政党から立候補するという揺さぶりや、舛添氏が他のグループ結成もありうるとの発言をしたりで、先の見えない自民党に見切りをつけるような状況が生まれています。

 少数政党は 比例代表制度の力をフルに活かして、国民のための政策を下から支えて行くことが大切だと思います。

 ポイントは 日米安保条約を見直して、核のない平和な世界をつくって行くこと。
 大企業がやっている、ルールのない経済の混乱を規制していくことだと思います。

 
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