fc2ブログ

ポラリス-ある日本共産党支部のブログ

日本共産党の基礎組織である支部から世界に発信します 多くの支部がブログを開設され、交流を期待しています

非核3原則 と 核密約

 暑い夏の式典が一段落しました。
ヒロシマからナガサキに 水辺のコンサートに行っていた友人たちが遅くなって電話をしてきました。
30余りのグループが平和に祈りを込め演奏したそうです。
若い方々の平和への関わり方が大きな流れになりつつあります。

 平和行進に神戸から参加していた方が言っていました。
「神戸では核を積んでないという証明書を出さないと神戸港に寄航できません」と。
ここでは 非核3原則がきちんと機能しています。

 非核3原則 核兵器を持たず、作らず、持ち込ませず 
       (昭和42年(1967年)佐藤首相 国会表明) 

 これに対し アメリカの艦船は 核を積んでいながら黙って日本に寄港しています。
 日本の主権を踏みにじっている行為です。

 最近、クローズアップされた問題で、「実は核の持込について密約が有った」という問題です。

以前からその問題については指摘はされていましたが、中曽根元首相が不破氏との対談(サンデー毎日)で核の持込を認め、元外務事務次官の村田良平氏が朝日新聞の取材に対し 文書の存在と 口伝えで歴代の外相、総理に伝えられていたということを語っています。

アメリカの資料では、1960年 藤山愛一郎外相とマッカーサー駐日大使との間で文書が取り交わされているのが出てきています。
 この件に関して、日本政府は ご多分にもれず、知らないと言い切っています。
(河村官房長官 「ご指摘のような密約は存在しない」)  
                                  (うそつきだねえ)

ヒロシマ、ナガサキ の式典では 麻生首相は 核を廃絶するとは言いませんでした。
それどころか 核の傘に頼るをいう 趣旨の発言をして 不評をかいました。

核を積んでいないという証明、これを出さないと 日本のどこの港にも寄航できない こんな運動が 全国に広がると 核廃絶への一歩になると思います。

 追伸 
世界的に有名なファッションデザイナーの 三宅一生 さんがアメリカのニューヨークタイムズに寄稿し、自分の広島での被爆体験を語った上で、オバマ大統領に ヒロシマ訪問を呼びかけました。

 核廃絶に向けて 大きなうねりを!!   (U)
************************
お読み頂き ありがとうございました。
日本の未来のために!クリックを!




日本共産党関連サイト更新情報 Feed-JCP

************************
スポンサーサイト