その前には、「3人で話し合って決めたらいい」と言っていた。
実際、混乱はきわまり、鳩山氏は 辞任した。
財界の圧力に屈した というのが私の印象です。
鳩山邦夫氏の 顔つきも好きではないが、 西川氏の顔は もっと好きではない。
西川氏は 三井住友銀行のトップを経て、日本郵政に送り込まれた人材。
アメリカの要求である、「日本国民の預貯金を開放しなさい」 という方針を実践している財界のメンバーです。
言ってみれば、国民の財産を叩き売っているようなもの。
売るほうの仕事は、外資系の メリルリンチ日本証券、買うほうは、オリックス不動産、三井住友のグループ会社。
なんのことはない自分のフトコロを暖めているようなもの。
このことに楯突いた 河野氏が 返り討ちにあってしまった。
国民の、自民離れは一層 拍車がかかるだろう。
それにしても、西川氏のやり方には、目に余るものがある。
郵貯のカード事業は三井住友カードに委託。 「障害者団体向け第3種郵便制度」の許可には理解しがたい経緯が見て取れる。 簡易保険の未払いについてもずさんな点がある、など。
国民の財産と、営業を守るよりも、財界や、息のかかった自分のグループ企業の利益を優先しているようにみえる。
彼を 叩くには 自民党を 今度の選挙で半減させるしかない。
それにしても、議員定数の削減問題などが浮上してきて、自民・民主で お手盛り・分け合い なんていう 非常に危険な要素もはらんでいる。
財界に向かって はっきり 物が言える 日本共産党の議員を増やすことに努力していきたい。
比例区での 増員に 力を注ごう。
これまでも 日本共産党の議員数が増えた時期には、世のなかの庶民の生活や労働者の生活に活気が出ている。 このことを忘れないで欲しい。 (T)