具体的な政策を掲げたわけではなく、他候補が挙げた政策と論争することもなかった。
熱い森田健作氏のイメージの押し出し、千葉県を日本一にする(何を?はない)イメージ、やらなきゃあどうするんだ!という脅迫観念の押し付け、中央に物申す!というはったり。 こういったテンションは異常に高かった。
概して言えば イメージ選挙で 突っ走った。
有権者は、政策よりも 何かやってくれると言うイメージをせんたくした。
得票率 45.5% 101万5978票の得票
( 2位の吉田氏に 約38万票の大差をつけた。)
森田氏は 前回の選挙から今回まで 自民党の下部組織や、関連団体を回って指示を依頼し、票固めをしてきたと言う。 こういう地道な努力も見逃せない。政党隠しの実態も見逃せない。
今回の 森田氏の勝利は 政治家不信の社会的状況にある浮動票を 『やる気!』だけで、大きな流れに纏め上げた、イメージ選挙だったと思う。
集票要因の一つには、宮崎県の東国原知事、大阪府の橋下知事の何かやると言うイメージが、有権者の脳裏にフラッシュバックした。
イメージ選挙 この 社会現象を 見落とすことはできない。
選挙に勝つための戦略として 政策だけの正攻法だけでは勝てないと言う状況があります。
政策ポスター、チラシ、押し出しのイメージ、勢いのある流れをどうつくるか。今後の課題だと思います。
しかし、千葉県について言えば、政策が語られなかった選挙には、羅針盤のない船と同じで、県民がどこに向け船出していくのか 判らない危うさがあります。
政治の革新を願っている県民と、今回のイメージ選挙には大きな ギャップを感じます。(T)
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