昨年半ばから、日曜日のみテレビ・ラジオ欄が内側の見開きになるようになって、
ある意味では見易くなったのですが、9面が「主要番組表」で、8面が第二テレビ欄
と言う構成です。
その内、今日の第8面で 『NHK特集』 をやっている訳です。
8面TOPは、題して
【教育テレビ50年 「これまで」と「これから」】
1959年1月10日に東京で放送を開始してからの歴史を簡単に振り返ったあと、
【教育テレビは、「1%の人に深く満足してもらえる番組を」という狙いで編成している】
【(視聴者の)知的専門性も高いんです。
番組を作る人たちは、それぞれが専門家と言ってもいいくらいですよ】
と書かれています。
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その8面TOP記事の左上にあるコラムが当記事のタイトルにした
【NHKに希望を託す年に】 です。
「赤旗」Web版には掲載されていないので引用はしませんが、概要以下の通り
① 「政府に弱腰のNHKの報道を見て受信料を払う気にはなれない」
と、集会などで参加者から話しかけられる
② 一方で、「最近のNHKには優れた番組が多い」という感想もよく聞く
③ そこで「優れた番組」 として挙げられるのは
【NHKスペシャル】【クローズアップ現代】【ETV特集】などである
④ NHK解説委員が担当する【時論公論】等にも良質の番組が多い
⑤ 【名曲アルバム】で紹介される迫害された人々の時代背景など
こうした番組制作者の地道な努力こそ、NHKに私(醍醐氏)の希望の源
であり、NHKと視聴者をつなぐ信頼のきずなであると思う。
(NHKを監視・激励するコミュニティ共同代表 醍醐 聰・東京大学教授)
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私も、NHKの功罪を両面とも見る必要があると思います。
醍醐氏が上で挙げている番組は確かに良品であり、この他にも
「視点論点」,「その時、歴史が動いた」 や 2008年も取り組まれた「戦場経験者の証言」の連続番組や戦争の実相を描く記録映像やドキュメンタリー、再構成ドラマなど民放以上に積極的な姿勢が目立ちました。
教育テレビの「知るを楽しむ」にも良品が多いと思います。
しかし、一方では民放を真似た様なバラエティ番組やクイズ番組なども増えてきていて、中には民放以上にクダラナイ(評価には個人差があります)番組も少なくありません。
どの番組がクダラナイかは書きませんが、およそ想像がつくと思います。
「番組タマゴ」と称して、視聴者の反応を伺っているものも少なくないようなので、
その手の番組には大いに「クダラナイ」コール(レッドカード)を寄せましょう!
「クダラナイ」と感じるかどうかの「評価には個人差があります」が、多くの視聴者の評価が集積することによって、『馬鹿げた番組』 は淘汰されてゆくことでしょう。
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