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ポラリス-ある日本共産党支部のブログ

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バラク・オバマ氏 圧勝で 次期アメリカ大統領に

アフロ・アメリカン(いわゆる黒人)のバラク・オバマさんが、選挙人の数では2倍以上の大差をつけて圧勝し、来年から新しいアメリカ合州国(United States of America)の大統領となることになった。

 2大政党制には常に批判的な、日本共産党のコメントは如何なるものかと思っていたら、案外好意的な見解であったので、私は驚いた。

 志位委員長のコメントには「期待する」という言葉さえあった。
もちろん無条件礼賛というものではないことは確かではあるが・・・

 では、そのコメントを引用しよう。(文字強調は引用者による)

志位委員長が談話
             2008年11月6日(木)「しんぶん赤旗」
 日本共産党の志位和夫委員長は五日、米大統領選挙の結果について次の談話を発表しました。

 一、11月4日投票でおこなわれた米国大統領選挙で、民主党のバラク・オバマ候補が当選した。
これは、アメリカ史上で最初の黒人大統領の誕生であり、アメリカ社会が長期にわたる人種差別、人種の壁を乗り越えたことを示す歴史的出来事である。
私たちは、このことが、アメリカ社会が新しい民主的活力を発揮する転機となることを期待する。

 一、この選挙結果は、同時に、共和党ブッシュ政権がすすめた内外政策
―イラク戦争など国連を無視した一国覇権主義、貧困と格差を深刻にし、金融危機をもたらした新自由主義の経済政策などにたいする、アメリカ国民の強い批判を表現している。
当選したオバマ氏は、ブッシュ政権の諸政策からの「変革」を掲げ、期限を切ったイラクからの米軍撤退、核兵器廃絶、金融規制の強化などを提起してきた。他方、オバマ氏の政策のなかには、アフガニスタン戦争への米軍増派と「同盟国」の協力取り付け強化の主張も含まれており、私たちは、「変革」の路線がオバマ新政権の政策と行動にどう具体化されるかに、注目する。

 一、日本共産党は、21世紀のアジアと世界の平和を追求する立場にたって、国際的には、いかなる覇権主義も許さず、国連憲章にもとづく平和の国際秩序の確立をめざし、日本の進路としては、異常な対米従属から抜け出して、非同盟・中立の日本と対等・平等の日米関係への転換をめざしている。
その立場から、オバマ新政権がとる対日政策の今後を真剣に注視していきたい。




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テーマ:アメリカ大統領選挙戦 - ジャンル:政治・経済