今日の衆議院予算委員会で、日本共産党の志位委員長が、偽装請負や違法派遣など労働者を使い捨てにする大企業の不法行為を集中して質問した。
麻生首相は、あえて“しどろもどろ答弁”に徹していたが、枡添厚労相は「実態を把握して労働者が雇用の機会を失われることがないように、派遣元および派遣先を適切に指導する」と発言し(定型的答弁ではあるが)、さすがにこういう不法行為を容認するとは言えなかった。
麻生首相は、言質をとられないように逃げていたが、「言われている事実が事実であるならば」(という留保つきではあるが)「極めて不当な話である」と答弁し、志位議員の指摘したような働かせ方は「極めて不当である」と答弁したことには重大な意義がある。
日亜化学やキャノンで実際に行われている不法行為が「不当である」と認め、「実態を踏まえて指導する」と国会の場で約束させたことになるからだ。
まさに、これらの“答弁”を一つの道具として、各地での闘いに活用してゆこう。
10/7 派遣労働者の使いすての実態をただす 志位委員長の衆院質問 Youtube
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「全国青年大集会2008」
この国会質問を控えた10月5日(日) 東京・明治公園に若者4千6百人が結集して、
「若者の貧困と『使い捨て』をゆるさない」
「労働者派遣法の抜本改正を」などの要求をかかげ、青年の力を合わせ、職場を、社会を、政治を変えようとアピールした。 (「全国青年大集会2008」実行委員会主催)
この模様は、昨日の赤旗に詳しく掲載されている。
希望集め 青年4600人
連帯と希望、全国に広げよう 志位委員長のあいさつ
志位委員長のあいさつは、【続き】 をどうぞ。
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テーマ:ワーキングプア(働く貧困層) - ジャンル:政治・経済