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ポラリス-ある日本共産党支部のブログ

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小泉氏の役割と金融肥大化の悲劇

今日の赤旗の8面の経済欄の清流/濁流に沢庵さんという署名の興味深い記事があった。

小泉元首相の歴史的役割が解明されています。
ブッシュがイラク戦争で歴史的犯罪者になると同時に、今やライオン丸は日本経済破壊の歴史的犯罪者となった。
選挙に出られないのも当然だろう。


引用します。

ーーーーーーーーーーーーー
(前略)

小泉「改革」の隠された狙いは、日本人の貯蓄を米国に投資させ、米国のイラク戦争の資金を供給することにありました。
そのため、国内では歳出を増大させながら、あたかも「国民のための改革」であるように思い込ませるのが小泉元首相の役割でした。

小泉政権は、不況下で「財政再建」と「不良債権処理」を同時に進める異常な政策を強行し、日本経済をどん底に突き落としました。

そこで、日銀は金利を大幅に下げ、量的緩和で大量の資金を供給しました。
じゃぶじゃぶにあふれた資金は海外市場に流れ出し、米国債や株式、不動産に投資されました。

同時に日本の財務省は「円高阻止」のために1年で50兆位円と言う大規模の為替市場介入(米国債の購入)を実施しました。
その結果、米国の長期金利が大幅に低下し、それが住宅バブルを加速させる要因になった、とフリーンスパン前連邦準備制度理事会(FRB)
議長は指摘しています。


(後略)

この文章の最後は

こうして、小泉氏の「役割」は終わりました。
では麻生氏の「役割」は?



です。

私は多分自民党の店じまいの「役割」だと思います。


合わせて同じく今日の赤旗の4面の「金融肥大化の悲劇」㊤(埼玉大学教授相沢幸悦氏)によると

そのFRBが9・11以降金利を下げたことによって本来なら銀行が貸せない低所得者や信用力の低い人たち(「仕事なし、所得なし、資産なし」の人にも)
どんどん貸し込むことになり、住宅ローン会社は金融機関に不利渡すことで焦げ付きのリスクを回避し新たな貸出資金を調達して行ったとか。
金融機関はこの金融取引で膨大な手数料をや利ざやを稼いだ由。
大手金融機関が立ち上げた運用会社には規制当局の監視の目が及ばず不正常な金融取引が拡大していった由です。


金融機関にも民主的規制をかけることの大事さを思うと共に国民はもう「改革」の美名に踊らされてはならないと思います。

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テーマ:日本共産党 - ジャンル:政治・経済

映画 『蟹工船』

 見てきました。 『蟹工船』
福岡中央市民センター大ホールが満員でした。
こんな思いテーマの映画が観客で満員になるなんて思っても見ませんでした。(ごめんね)
若い方の参加も目立ちました。

でも、そこまでにするには、上映実行委員会のそれなりの努力があったようです。
実行委員長の小林とき子さんは、上映に先立っての挨拶で、「福岡市内の書店を回って、映画のポスターを貼ってもらいました」と述べました。
なるほど、それで、よく行く紀伊国屋さんの 小林多喜二の本のそばにポスターが派ってありました。

映画『蟹工船』は 1953年の制作です。
戦後の混乱を脱して間もない時期にあれだけの映画がよくできたと思います。

後の感想で、映画の結末について意見が出ました。
軍隊が、介入してくる場面です。
労働者の団結で終わってもよかったのではないか?   
国家権力の本質を描いたのでよかったのではないか?  などなど。

あなたは どう思いますか?

私は、あの時期、朝鮮戦争をはさんで、日本のマスコミ、教育会、エネルギー産業、等々でレッドパージがおこなわれました。
監督、山村聡は 民主主義を抹殺しようとする時代の本質を、海軍が蟹工船の争議へ介入することで厳しく告発したのではないかと思いました。
IMG_1727.jpg
IMG_1723.jpg
11月にも、コミセン和白で、また上映会があります。
見逃した方は、そちらのほうでどうぞご覧ください。

 11月14日(金)  場所 コミセン和白大ホール
     ① 14時30分
     ② 19時~          料金  ¥500

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