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ポラリス-ある日本共産党支部のブログ

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山口県知事選挙で日本共産党推薦候補 大善戦

 百四十数年前には倒幕の志士を生み出したが、その後は保守王国となって久しい
山口県の県知事選挙で、日本共産党単独推薦候補・福江俊喜(元・県労連議長)が善戦し、
自民公明連合に“自主投票”の民主党票も加えた(中国新聞によれば事実上の3党相乗り) 候補・二井関成に破れたものの、
123,950票(得票率28%)を獲得した。

 山口県と言えば、吉田松陰の松下村塾の伝統以来、高杉晋作や木戸孝允など幕末から明治維新に掛けての逸材を生み出したところである。
 一方では伊藤博文や井上馨は、初心を忘れ明治政府で利権と私利私欲を欲しい儘にしたものである。
幾ら初心は革命的でも権力に居座ってしまうと腐敗するという典型だった訳だ。

 また、山口県は、日本共産党の幹部を長期に続けた宮本顕治を生み出した土地でもある。
宮本顕治も郷里の先人・吉田松陰を尊敬していたようだ。

 まあ、そういう土地柄ではあるが、岸信介、佐藤栄作、など自民党の地盤と言われて久しいことも事実である。

 そういう土地柄のところで、また福田首相が内閣改造を行った直後の御祝儀相場もあるという条件の中で、
日本共産党単独推薦で28%を得票したことは特筆すべきところである、
と私は思うのだが・・・

閑話休題・・・

 百四十年前に大政奉還による倒幕と明治維新を実現したのは、当時の若者たちであった。
坂本龍馬は、大政奉還を目前にして32歳で暗殺された。

 そして第二次大戦での敗戦後すでに63年が経ち、明治維新から昭和が始まるまでの時期とほぼ同じ期間が過ぎてしまったことになる。

 そう考えると、幕末と言う時代は、それほど大昔の話ではなく、70歳の方の二世代、普通の家族でも4・5世代前の話と言う訳である。

 そして、今の時代に再び『虐げられた若者たち』が立ち上がろうとしている。

 是非とも新しい時代を切り拓いていただきたいと思う。


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山口知事選の投票率ワースト(中国新聞) - goo ニュース

山口知事 二井氏4選 山口県知事選(西日本新聞) - goo ニュース

山口知事に二井氏4選(産経新聞) - goo ニュース 

  任期満了に伴う山口県知事選は3日投票、即日開票され、無所属現職の二井関成氏(65)が、共産推薦の無所属新人で元県労連議長の福江俊喜氏(67)を破り、4選を果たした。投票率は過去最低の37・21%(前回38・22%)だった。

 前回と同じ顔ぶれの一騎打ちとなり、二井氏は、自民、公明の県組織推薦に加え、民主の大半の県議からも応援を得て事実上の「与野党相乗り」態勢で安定した選挙戦を展開。3期12年の実績を強調する一方、多選批判に対しては「最後の総仕上げ」などと訴え、幅広い支持を集めた。


 福江氏は、米軍岩国基地への空母艦載機移転や中国電力の上関原発計画に反対する姿勢を打ち出し、二井氏の批判票取り込みを図ったが及ばなかった。

                   ◇

 ◇山口県知事選       開票終了

当 317449 二井 関成 無現

  123950 福江 俊喜 無新【共】
 


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テーマ:日本共産党 - ジャンル:政治・経済