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ポラリス-ある日本共産党支部のブログ

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第6回中央委員会総会(6中総) での 志位委員長の結語

志位和夫委員長が十二日、第六回中央委員会総会でおこなった結語は
  次の通りです

 (前略)
 討論では、四十五人の同志が発言しました。全体として、幹部会の提起が積極的に受けとめられ、五中総以来十カ月の全党の奮闘でつくられた前進が豊かに交流され、明るい確信がみなぎり、総選挙勝利への展望がつかめた総会になったと思います。
 (中略)
 「大運動」にとりくむことを通じて、政治に強い党機関として成長しつつあるという党の姿が示された総会にもなったと思います。政治に強いというのは、その地方の政治に強いというだけではなくて、国政そのものにも強い、そういう党機関として大きく成長しつつある姿が示されました。
 (中略)
 全国からも綱領と情勢との響きあいへの確信、ともに力を合わせて前進を切り開いてきた実践への確信、総選挙勝利への決意をこめた、きわめて強い積極的な歓迎の声が返ってきています。
 (中略)
 メディアの反応も、今日の報道を見ますと、全体として日本共産党が元気だということに注目した記事を掲載しています。「『蟹工船』追い風」、「共産党員『9000人増えた』」 などといった記事が出ています。メディアから見ても、日本の政党が、自民、民主の「二大政党」だけではくくりきれない、日本共産党が存在感を発揮していることを無視できない、そういう状況が生まれていることの一つの反映があると思います。
 (中略)
「綱領と情勢の響きあい」
   ――討論で深められた3つのこと

① 幹部会報告で、綱領と情勢との響きあいという「前向きの変化は、自然に起こったものではなく、全党の攻勢的な奮闘によってつくられたもの」だとのべましたが、これが発言でも、全国からの感想でも、強い共感をもって受けとめられたということです。
 発言では、情勢の変化をつくりだした奮闘ぶりが生き生きと語られました。雇用、農業、漁業、医療、環境などについて、これまでになく広い人々との対話と共同がすすみ、全党が自らの体験と実感を通じて、「響きあい」をつかんでいることが語られました。

② 国民の生活苦がほんとうに深刻になっている、そのもとで国民の苦難軽減のために献身するというわが党の立党の精神がこんなに求められているときはないということであります。
多くの発言で、「党がいま求められている」、「党が頼りにされている」ということが言われました。
そういう国民の声にこたえ、苦難軽減のために奮闘する、わが党の存在意義にたったとりくみが大切だということをあらためて強調したいのであります。

 ここから出発して、打開の方途を求めようとすれば、必ず綱領の立場に合流します。アメリカいいなり、財界中心という二つの政治悪にぶつかります。さらに、資本主義という「利潤第一主義」の体制そのものにぶつかってきます。そういうプロセスのなかで、まず資本主義の枠内での民主的改革をすすめ、さらに資本主義をのりこえた未来社会をめざす綱領の立場が、国民の願いと丸ごと共鳴してくる。出発点は、国民の苦難に寄り添うということにあり、そこから綱領と前途を語りあうということだと思います。

③ 私たちは、綱領と情勢との響きあいのプロセスを発展させる最良の運動形態を見いだしたということです。
「綱領を語り、日本の前途を語り合う大運動」がそれであります。発言では、この運動がつくりだしている素晴らしい変化がこもごも語られました。各地でとりくまれている演説会、シンポジウムの成功も報告されました。とりわけ、その地域では初めて演説会にとりくみ、幅広い人々の参加を得て画期的な成功をおさめている経験が多く語られ、ここには広大な可能性が存在することが明らかになりました。

 文字どおりすべての支部で「大運動」にとりくみ、さらに全国約二千のすべての自治体・行政区で「集い」「演説会」にとりくみ、この運動を百万をこえる巨大な流れに発展させたいと思います。
  
「政治の中身の変革」を語る
   ――「政権選択」論への最も攻勢的な批判

 幹部会報告は、総選挙勝利をめざす政治的構えとして、「総選挙で問われる焦点は、政権の担い手の選択ではなく、政治の中身の変革だ」と訴えました。発言でも、全国からの感想でも、この提起にたいして「歓迎だ!」、「これで攻勢的にたたかえる」などの声が、たくさん寄せられました。
 (中略)
 総選挙にむけて、「自民か、民主か」の「政権選択」キャンペーンは激しくなるでしょうけれども、それを恐れないこと、攻勢的に正面突破の立場で立ち向かうことが重要です。「政治の中身」で勝負できるのは、日本共産党しかありません。最近、心ある経済界の方から、「いま自民、民主は『政局』しか語らない。政策と政治を語っているのは、共産党だけだ」という評価の声を聞きました。まさにそのとおりだと思います。

 「総選挙で問われる焦点は、政権の担い手の選択ではなく、政治の中身の変革だ」という訴えは、「自民か、民主か」というキャンペーンに対する最も攻勢的な批判であり、党の押し出しになるということを正面からつかんで、「二大政党づくり」の動きを今度こそ突破して、必ず前進をかちとろうではありませんか。

若い世代のなかでの活動
    ――苦難に心を寄せることを原点にすえたとりくみを

 いま若い世代の中で、ほんとうに耐え難い生活苦が広がり、それが「自己責任」だと押し付けられ、少なくない若者が深い苦しみの中におかれている。
未来をになうべき、希望にあふれているべき若者たちが、そういう状態におかれている。
そんな状態を放置していいのか。
そのときに日本共産党が、国民の苦難の軽減のために献身するという党の存在意義を、若い世代の中でも発揮するということを、原点にすえたとりくみが大切だということを強調したいと思います。 
(以下略)


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