『胸にサッカーと平和』 和泉民雄さんの記事からの引用です。
『長沼健さんを悼む』
元日本サッカー協会会長の長沼健さんが亡くなりました。
長沼さんは14歳のときに広島で被爆されたそうです。
広島に原爆が投下される投下される1時間前、今の原爆ドームの下を自転車で走りぬけ、10キロ先の自宅に戻ったそうです。翌朝、市内に入ると、肌の焼けただれた人でいっぱいだったそうです。
戦争の傷跡、すさんだ心を 「洗い流してくれたのがサッカーだった」と言います。
スポーツを通じ平和を求めていく姿勢は一貫していました。
世界のサッカー関係者が日本を訪れるたびに、広島の平和記念資料館に案内していたそうです。
日韓両国のワールドカップ戦でも尽力し、お互いの関係がライバルからパートナーに変わったそうです。
サポーターの交流も広がりました。
長沼さんはこう語ったそうです。
『スポーツマンにとって戦争はもっとも憎むべきものです。私はそれを身をもって知った。戦争から得られるものなど何もない。だから、どうやって戦争のない世界をつくるか。みんなで真剣に考えなくては。』
スポーツを通して、平和を追求し続けた一人のリーダーの横顔でした。
とてもいい記事でした。 ありがとうございます。
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