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ポラリス-ある日本共産党支部のブログ

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クラスター爆弾と日本国憲法

 クラスター爆弾の記事に関して、たくさんのコメントをいただきました。
ありがとうございます。
日本の国の独立性を憂えてのコメントが多かったように思います。
私たちの主張に対して忌憚のない意見を送っていただき本当に感謝しています。
このようなやり取りから、本当の民主主義が芽生えてくると思います。

 たくさんのご意見の中で、多かったのはどうやって自分の国を守るのかと言う観点でした。
ご意見の多くは、軍備をして守る という ごく自然の発想でした。

 しかしながら、私はその意見には組みしません。
日本はアジア諸国への侵略戦争を経験し、その反省から、今の日本国憲法を手にしました。

そこでは、戦争の反省から、今後の国際紛争においては武力を使うことを断固として拒否しました。

 日本国憲法の前文を引用します。
日本国民は、恒久の平和を念願し、人間相互の関係を支配する崇高な理想を深く自覚するのであって、平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した。われらは平和を維持し、専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと努めている国際社会において、名誉ある地位を占めたいと思ふ。われらは全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免れ、平和のうちに生存する権利を有することを確認する。

 以上が、日本国憲法の前文の一部です。
私は、これを読むと 武士道を語った「葉隠れ」の精神を思い起こします。
実にきっぱりとした、武士道の精神だと思います。
諸国民の公正と信義を信頼して、国際平和を守るぞ と 主張しています。

 軍事力に頼って軍拡競争をするなんていうのは、泥沼への道です。

日本国憲法は 9条で もっと思い切ったことを言い切っています。

 第9条 日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。
②前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。

 上のように、『国の交戦権はこれを認めない』と言い切っています。
これが今後、世界の進むべき道だと言い切っているのです。

 私はこの主張を支持します。 何度も言いますが、実に武士道的です。

クラスター爆弾や地雷などの兵器では不法侵入阻止の役には立ちません。
それ以前に、何よりも残虐な兵器は持つべきではありません。
(クラスター爆弾、地雷、核爆弾 しかりです)

映画 『さとうきび畑』の終わりの部分で、さんまの演じる写真屋さんが米軍の捕虜を撃ち殺せなくて、上官から射殺されてしまうシーンがありました。人間性を大切にすれば、人の生命を人が抹殺してしまうことなどできないのです。   それを可能にする狂気が 戦争なのですが。

海外からの、渡来は、壱岐、対馬、隠岐、沖縄 等等 本来は自由でした。
お互いの公正と信義を重んじれば、お互いの信頼関係で、国際関係は調和していくと思います。

 クラスター爆弾禁止の記事に関して、たくさんのご意見をいただきましたので、私の考えを述べさせていただきました。

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