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問題作『靖国 YASUKUNI』次々と上映中止で東京公開断念に…

シネマトゥデイ他、各紙の報道によると、靖国神社にまつわる人々を中国人監督が描いた、
『靖国 YASUKUNI』 が、
上映予定館が次々と撤退する中で、遂に東京では上映されないようになってしまった。

理由は、プリンスホテルが日教組の教研集会を拒否した理由と同じ、「近隣の人々に迷惑になる」との言い訳。
自らの責務は放棄し、他人を配慮しているかのような表現で、責任を回避している姑息なやり口である。

すなわち、『右翼』の街頭宣伝などの圧力に屈した訳である。

こんなことを許せば、暴力団や『右翼』の暴力的妨害を認めてしまい、彼らを励ましてしまう。
暴力に屈しては、言論の自由はない。

 この動きには自民党の稲田朋美衆院議員(福井1区)が1日、共同通信の取材に応じ「上映中止は残念としか言いようがない。映画館側が自粛する理由は何もない」と述べた。中止の主な理由とみられる右翼団体の街宣活動については「街宣活動で表現や政治活動の自由が制限されることは、あってはならない」と指摘したという。
ここをクリック  2008年4月1日(火)21:37  共同通信
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 この方、『事前検閲では?』と取り沙汰された国会議員全員を対象とする「試写会」の行動を起したお方のようです。

 また、町村信孝官房長官は1日午後の記者会見で、靖国神社をめぐるドキュメンタリー映画「靖国」の上映中止について「嫌がらせや圧力で表現の自由が左右されることが不適切であることは言うまでもない」と述べたという。
ここをクリック  2008年4月1日(火)18:30  時事通信

以下、シネマトゥデイから引用
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問題作『靖国 YASUKUNI』
  次々と上映中止で東京公開断念に…

                 2008年3月31日(月) 21:02 シネマトゥデイ

映画『靖国 YASUKUNI』
 「靖国神社」の現実と精神構造に、『味』の李纓(リー・イン)監督が挑んだドキュメンタリー映画『靖国 YASUKUNI』の上映を自粛する映画館が相次ぎ、当初の公開(4月12日)をやむなく中止にすると配給元のアルゴ・ピクチャーズが発表した。自粛を決めた劇場は、新宿バルト9に続いて銀座シネパトス、渋谷Q-AXcinema、シネマート六本木、シネマート心斎橋(配給会社の発表による)。

 同作は先日の香港国際映画祭では最優秀ドキュメンタリー賞を受賞し、李纓(リー・イン)監督も日本での公開を切に望んでいた。配給元は、「このような事態に陥ったことを大変遺憾に思いますし、日本社会における言論の自由、表現の自由への危機を感じております」とコメントを発表した。

 また、配給元のアルゴ・ピクチャーズでは今後も上映に向けて働きかけていくとコメントしているが、今のところ上映の見通しはたっていない。今後のことについては緊急の記者会見を設けるとのこと。

映画『靖国 YASUKUNI』
オフィシャルサイト    

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テーマ:表現規制問題 - ジャンル:政治・経済