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ポラリス-ある日本共産党支部のブログ

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「赤旗」(セッキ) 創刊80周年

「赤旗」(セッキ)創刊80周年を迎え、編集部からの御挨拶です。

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【「赤旗」創刊80周年】
    歴史受け継ぎ真実と勇気運ぶ

                        2008年2月1日(金)「しんぶん赤旗」

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 「しんぶん赤旗」はきょう、一九二八年の創刊から八十周年を迎えました。各界のみなさんから、あたたかいお祝いと激励の言葉をいただいていることに、感謝申し上げます。

 「赤旗」の八十年の足どりは、戦争や弾圧、経済変動などさまざまな困難とたたかい、党員や読者など、多くの方々の力に支えられてきたものです。八十周年を機に、改めてその歴史と伝統を受け継ぎ、真実を伝え、生きる勇気を運び続ける決意を新たにします。

発展支える三つの力
 「(八十年前)『赤旗』は、暗い道の行く手を照らすともしびであり、真っ暗闇の海を照らす灯台でした」(俳優で演出家の米倉斉加年さん)、「共産党の主張や『赤旗』の報道を見ていると、『人間一人ひとりを大切にする』ことを基本にしていますね」(天文学者の海部宣男さん)―各界からいただいている激励の言葉は、何度読み返しても、身の引き締まるものばかりです。

 「赤旗」が創刊された八十年前は、野蛮な天皇制のもとで国民の権利が奪われ、日本が侵略戦争の道を突き進んでいた時代でした。天皇制や侵略戦争に反対する言論は許されなかったため、「赤旗」は公然とした発行は認められず、非合法で出発するしかありませんでした。

 そうした困難の中でも「赤旗」は、文字通り命がけでその主張をつらぬき、戦後は公然と国民の前で平和と民主主義、国民生活を守る言論を広げてきました。弾圧にも困難にも屈せぬ「赤旗」の歴史と伝統は、日本共産党の綱領にもとづいてどんな問題もタブーなく報道・論評する「科学の目」、全国の党組織と党員、読者、支持者の力で発行を続ける「草の根」の力とともに、「赤旗」の発展を支える三つの源泉です。

 マスメディア、とりわけ新聞の使命は真実を伝え、政府や大企業など権力を監視することです。「赤旗」は国民の立場に立って真実を報道し、一切のタブーなく、権力の監視役として役割を果たしてきました。

 近年、世界を揺り動かしてきたテロや戦争の問題でも、日米同盟が何より大切で、アメリカがいうなら何でも賛成という「日米同盟の目」で見ていては正しい報道はできません。「赤旗」は、国際社会の道理に立って無法なテロに反対するとともに、国連憲章の精神に反したアフガニスタンやイラクへの「報復戦争」に反対してきました。「戦争ではテロはなくせない」「外交的な手段で平和解決を」というのがいまや世界の常識です。

 新自由主義路線がもたらしている貧困と格差の問題も、大企業のもうけが何より大切という「利潤第一」の立場では正しく事実を伝え、批判することはできません。「赤旗」は大企業の広告に依存せず、大企業から一円の献金ももらわない日本共産党の機関紙として、大企業にたいして何の遠慮もなく、「利潤第一主義」の問題点を指摘し続けています。

読者の期待を励ましに
 「しんぶん赤旗」は、真実とともに、勇気を運びます。「最近の一般紙では国内外の真実はほとんど分からない」などの反響とともに、「『赤旗』を読んで励まされた」「元気が出た」などのお手紙をいただくことが、私たちにとっても励みです。

 真実を伝えるという点でも、権力を監視するという点でもジャーナリズムの原点をつらぬく「赤旗」を一人でも多くの方に読んでいただくことが、社会進歩の事業にも結びつきます。「赤旗」の新たな前進へ、今後も力をつくす決意です。


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テーマ:歴史 - ジャンル:政治・経済

小林多喜二作品の意義を話し合う 16日・秋田で

 東北を中心に発行されている河北新報配信の記事で以下のようなものがあったので御紹介します。

引用
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小林多喜二作品の意義を話し合う
    2月16日・秋田で催し

 「蟹工船」などのプロレタリア文学で知られる大館市出身の作家小林多喜二(1903―33)の業績をたたえようと、「秋田県多喜二祭」が16日、秋田市の県生涯学習センターで開かれる。

 作品全集になく、あまり知られていない多喜二が17歳の時の作品「老いた体操教師」を朗読した後、翻訳家の李貴源さん、出版社社長の李相※(日の下に火)さんの韓国人2人を招いてパネル討論する。

 2人は韓国がまだ軍事政権だった1987年、「蟹工船」「党生活者」などをハングル語に翻訳、出版した。討論は「民主化闘争の中で息づいた多喜2の文学」と題し、出版の意義や多喜二作品への思いを話し合う。

 実行委員で、パネル討論にも加わる民族芸術研究所(仙北市)の茶谷十六前理事長は「反日感情の強い韓国で蟹工船が翻訳されていたのは驚き。韓国人が多喜二文学のどこに感銘したのか興味深い」と話している。

 午後一時半から、参加費は資料代1000円。連絡先は実行委事務局018(833)3117。

                       河北新報  2008年01月31日木曜日
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 なお、小林多喜二の文学については、不破哲三さんも、2月26日に講演を予定しており、その計画について、しんぶん「赤旗」紙上で対談しています。
(残念ながら、しんぶん「赤旗」Web版にはUPされていませんでした。)
 この催しの詳細は、
【小林多喜二没後75周年 杉並・中野・渋谷 多喜二祭20周年】 
  を御覧ください。 【続き】にも掲載しています。
 日  時:2月26日(火) 18時オープニング 開演:18時30分
 会  場:杉並公会堂大ホール
 (ポラリス 『東京特派員』 から、追ってレポートがあるものと思います。)

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