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ポラリス-ある日本共産党支部のブログ

日本共産党の基礎組織である支部から世界に発信します 多くの支部がブログを開設され、交流を期待しています

人民と民主主義のために闘った人たち

 このところ、しんぶん「赤旗」のQ&Aコーナー「知りたい・聞きたい」では、第二次大戦前・戦後に亘って活動した、日本共産党の党員や共産青年同盟の活動家達を次々と取上げて紹介しています。

 それぞれの内容に入り込むと長くなるので、リンクのみ御紹介しますので、ぜひ御覧ください。

戦前、特高に殺された加藤四海とは? 2007年8月11日(土)
戦没した京大生 永田和生とは? 2007年8月15日(水)
敗戦を前に獄死した市川正一とは? 2007年8月16日(木)
『貧乏物語』を書いた河上肇とは? 2007年8月23日(木)
不屈の革命詩人、今野大力とは? 2007年8月25日(土)
常磐炭鉱の人々から慕われた山代吉宗とは? 2007年8月29日(水)
戦前、26歳で逝った共産党員・関淑子とは? 2007年9月6日(木)
プロレタリア作家・中西伊之助とは? 2007年9月19日(水)
戦前、秋田の若き農民運動指導者 鵜沼勇四郎とは? 2007年9月29日(土)
特高に逮捕され闇に葬られた党創立者の一人、上田茂樹とは? 2007年10月20日(土) 
戦前、22歳で命を奪われた日本共産党員、藤本仁太郎とは? 2007年11月3日(土)
反戦に命を捧げた遠藤元治とは? 2007年11月10日(土)
戦争反対の人民戦線めざし獄死した和田四三四とは? 2007年11月15日(木)
秋田の「花岡事件」とは? 2007年11月22日(木) 
「花岡事件」 最初に告発した医師とは? 2007年11月24日(土)

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久間元防衛相と額賀財務相が主導する団体

2007111902_03_0.jpg

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この表は昨日明らかになった国防族安保議員協の全役員です。
この中の人が色々と日米間やグアムで暗躍をしている。
よく監視する必要がある。
安保議員協は、日米安保戦略会議(年二回日米で相互開催)を主催し、国防族議員と軍需産業の接点となってきました。

議員協の事務局を担当するのは秋山直紀氏。
15日の参院外交防衛委で証人喚問された守屋武昌前防衛事務次官が、久間元防衛相、元山田洋行専務の宮崎元伸容疑者との宴会に同席したと証言した人物です。

 安保議員協について自民党幹事長経験者は「発足以来の副会長の久間元防衛相と事務総長だった額賀財務相が主導する団体だ」と指摘しているそうです。

民主党からただ一人前原元代表が入っているのがなんとも不気味です。

22日に福田総理と小沢代表の党首会談が行われる由。
昔「塀の中の懲りない面々」という題名の映画がありました。

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2007年11月19日(月)「しんぶん赤旗」

軍需産業と結びつく国防族
安保議員協の全役員判明
自・公・民など23議員
久間・額賀氏が主導 【“久間元防衛相と額賀財務相が主導する団体”の続きを読む】

テーマ:本日のニュースより - ジャンル:政治・経済

不破氏 【特別党学校】で「アメリカの力(ちから)」を論ず

 先日(11月10日)の記事で、不破氏の 「特別党学校」での国内の政治情勢についての見解を紹介しました。
 その時、翌日に後半を御紹介するとしていたのに、延び延びになっていました。

 本日、その記事を掲載します。
しんぶん「赤旗」掲載の全文は、【続き】を御覧ください。

 以下に、概要を順不同で列挙します。
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アメリカの力の過大評価をしない
 一つは、アメリカの力の評価という問題です。私たちは、アメリカの力も事実にもとづいてリアリズムで見ていますが、世界論ではアメリカの力を過大評価する見方が、結構ひろくあります。
とくに日本の政界では、アメリカの力はすごいと思い込んでいる傾向が非常に強くあって、それが日本外交の政策方向をしばしば狂わせるのです。

 綱領が明確にしているように、いまの世界は、どんなに巨大な力をもった超大国であっても、一国で動かせる世界ではありません。実際、すでに七年にわたるアフガニスタン戦争や五年にわたるイラク戦争の現状は、そのことをなによりも雄弁に実証しています。

 おそらくブッシュ大統領は、アメリカは無敵だと思い込み、アフガニスタンとイラクの「敵」をかたづければ、アメリカ的価値観を中東全体に押し広げ、イスラム世界全体を自分の影響下におさえこめられる、こういう意気込みでこの二つの戦争をはじめたのでしょう。
ところが、この戦争は、アフガニスタンで失敗し、イラクで失敗し、アメリカ国内でも、戦争はもうやめてくれ、という声が多数になるところまで来ています。

(中略) では北朝鮮も同じやり方で攻めるのか、というと、もうそうはゆかなくなりました。そこで交渉による解決を前面に押し出した対話外交への大転換が起こったのです。

 対中国政策でも、(中略)アメリカと中国は「戦略的パートナー」だと確認しあう。
戦略的パートナーとは、戦争の相手国ではないのです。双方の戦略的、大局的な利益からいって、互いに共通の利益を重視するパートナーだという位置づけです。
現実には、そういう外交をせざるをえなくなっています。
だから、ブッシュの第一期政権では、ネオコン(新保守主義者)が中心でしたが、第二期政権ではネオコンはほとんどはずれて、影響力はなくなってきました。

 自民党外交は、この変化を完全に見損ないました。
それで、自分としては、アメリカの戦略どおりの動きをしているつもりで、気がついたら、アメリカ外交とのあいだに大きな溝ができてしまった、こういう不始末なありさまです。

 綱領の世界論の強さは、アメリカの力の評価もふくめ、すべてをリアルに、事実にもとづいて見ているところにあるのです。
そしてこのことは、日本のように、国の全体が体制的にアメリカへの従属下にある国では、とりわけ重要なことを指摘しておきたいと思います。
(中略)

新しい活力を得たソ連崩壊後の世界
(中略)

世界の流れはどの方向にむかっているか
(中略)

ラテンアメリカの変革の息吹
  ベネズエラで
  ボリビアで
  ブラジルで


(以下略) 【続き】をお読みください。

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次は久間(章生)先生と、額賀(福志郎)先生に教えを乞う番だ。

今日の守屋氏の証人喚問を車の中で時々聞いた。

5回目位の同じ質問に対し民主党の浅尾議員の「何物も隠さない」という宣誓に反していないかという問いかけに少し悩んだ風の時間の間があって「それではお答えします」という喋り始め、同席者として久間氏と額賀氏の名前を出した。
浅尾議員の虚偽であれば刑事罰のある証人であるという指摘が功を奏した。


証人喚問でなく参考人質疑であればこの発言は出てこなかっただろう。
そこの部分のやり取りです。

浅尾氏「証言のなかで、何事も包み隠さずと言った。政治家の不正確なら、誰々だと思うとつけて結構なので2人の名前を挙げてください」
 守屋氏「まあ、あの私の記憶が間違っていたら大変なご迷惑をおかけするので、わたしの気持ちとしては、軽々に申し上げられない」
 浅尾氏「包み隠さずという宣誓と異なるのでは」
 ここで守屋氏は逡巡する。一拍おいて、重い腰を上げた。
 守屋氏「それでは申し上げますが、久間(章生)先生と、あの、額賀(福志郎)先生ではなかったかと思っております」
 一瞬、委員会室はどよめいた。


yahooニュース


その後の共産党の井上哲士議員の質問も前の質問への回答をつくものでほとんどアドリブだったのだろうと思う。
淡々と突いていくのは共感もてた。
そのあとの社民党の山内さんは自説を述べるのが多く時間がもったいないと思った。

証人喚問は論争能力が問われる場面だと思う。

さあ次は久間(章生)先生と、額賀(福志郎)先生に教えを乞う番だ。

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自共合意が成立しました。

今日の日経の世論調査の発表では大連立評価せずが55%です。
小沢氏は辞任すべきだったも52%です。
民主の支持は32%から28%に低下したそうです。

民意は明確です。
小沢さんは早く辞めた方が民主党の為でしょう。

11・9の日本テレビ系番組「太田光の私が総理大臣になったら…秘書田中」に山下芳生参院議員が出演し、太田氏が提案した「政党の分裂・連立を禁止します」としたマニフェストについて、。「政党の連立ということで見ると、将来私たちは連立政権をめざしている。どこかと組むことも将来はありえる」と激論を交わしたそういです。(筆者は見ていません)

大連立問題について山下氏は
「今回は自民党にも民主党にも非常に怒っている。国民の民意を根本から裏切る行為をやった」
「参院選のとき、民主党の小沢さんは自公政権打倒と言っていた。その民主党が打倒する相手と手を組むことをやろうとした。国民の一票をなんと心得るのか」
「三カ月前にあれだけ勝たしてもらった国民をぜんぜん信頼していないということだ」
と批判しました。

 これに対し、自民党の平沢勝栄衆院議員は
「私は共産党とは話が合うことはまずないんだけど、今日だけは合う」
「国民の立場に立てば、いままで応援したのはなんだったのか、裏切りだということになる」と自共合意が成立しました。

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以下赤旗記事引用


民意を裏切る行為
山下議員が「大連立」批判
日テレ系番組

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 日本共産党の山下芳生参院議員は九日夜放送の日本テレビ系番組「太田光の私が総理大臣になったら…秘書田中」に出演し、太田氏が提案した「政党の分裂・連立を禁止します」としたマニフェストについて、激論を交わしました。

 山下氏は、「今回は自民党にも民主党にも非常に怒っている。国民の民意を根本から裏切る行為をやった」と述べ、福田康夫首相と小沢一郎民主党代表の密室での「大連立」構想を批判。「参院選のとき、民主党の小沢さんは自公政権打倒と言っていた。その民主党が打倒する相手と手を組むことをやろうとした。国民の一票をなんと心得るのか」「三カ月前にあれだけ勝たしてもらった国民をぜんぜん信頼していないということだ」と怒りをあらわにしました。

 これに対し、自民党の平沢勝栄衆院議員は「私は共産党とは話が合うことはまずないんだけど、今日だけは合う」と述べ、「国民の立場に立てば、いままで応援したのはなんだったのか、裏切りだということになる」と「大連立」を批判しました。

 一方、山下氏はマニフェストには反対を表明。「政党の連立ということで見ると、将来私たちは連立政権をめざしている。どこかと組むことも将来はありえる」と理由を述べました。

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キリスト教・仏教・イスラム教の平和教義とは?

〈問い〉 10月23日付外信面、世界宗教者平和会議の記事を読み、ローマ法王が「神の名による暴力やめよ」とよびかけたことをうれしくうけとめました。ところで、キリスト教、仏教、イスラム教など主な宗教の平和教義とはどんなものですか?

(京都・一読者)

 〈答え〉
【仏教】
 仏教は釈迦(仏陀)が創唱者で、約2500年前、奴隷制と身分差別、殺りくの社会のなかで、世間と距離を置いた平等な人間関係の集団(出家によるサンガ)を形成します。

 釈迦晩年に出身の釈迦族が隣国の軍隊に攻め亡ぼされますが、このとき釈迦は侵略者にたいして非暴力だったと伝えられています。

 釈迦の言説をまとめた書物が経典で、そこには「殺すなかれ、殺さしむなかれ」などの不殺生の平和思想が随所にみられます。

【キリスト教】
 キリスト教は、約2000年前、イエス・キリストの宣教活動から始まります。古代ローマ帝国に支配されたイスラエル地方で、ローマの圧政のもとで苦しむ民衆が解放される神の国の到来が近いことを説きました。

 この活動が弾圧されて、イエスは磔(はりつけ)刑にされます。

 キリスト教の聖書(バイブル)には「剣をうちかえて鋤(すき)となし、槍(やり)をうちかえて鎌となす」などの軍備と戦争の廃棄の教えがもりこまれています。

【イスラム教】
 約1500年前に生まれたイスラーム教は、ムハンマド(マホメット)が創唱者です。幼少期に両親と死別し、苦労して成長して商人となります。

 ローマ帝国とペルシャ帝国の戦争の時代にあって、苦悩しているときに神(アッラー)から啓示をうけて布教を始めますが、弾圧されます。そこから立ち上がり、アラブの諸部族をまとめていきます。

 ムハンマドの死後に神の啓示がクルアーン(コーラン)として編纂(へんさん)されました。イスラームという言葉は「平和」や「神への服従」という意味をもっています。

【ゆがめられた教え】
 これらの宗教の草創期に共通する教義は、真理と清貧、平和と抑圧からの救済などでした。しかし、民衆の支持が広まると、各時代の支配者が宗教を利用し、宗教の側も権力に接近したり支配者になったりして、創唱者の教えがゆがめられたこともありました。

【ローマ法王の呼びかけ】
 10月21日のローマ法王の「暴力が神の名で正当化されている」という発言は、いまだに「宗教が憎しみを運ぶ手段」となっていることへの警告です。

 三大宗教は多様に分岐して伝わっていますが、各宗教の平和思想の解明とローマ法王がメッセージをおくった世界宗教者平和会議のような諸宗教間の平和的交流、現代社会との関係の探求のとりくみがすすめられています。
 現在では、日本にみられるように、憲法9条と同じ立場で平和の教義を説く宗教者がふえています。
(平) 〔2007・11・8(木)〕 しんぶん「赤旗」

不破氏 【特別党学校交流会】 で民主党について

不破哲三社研所長が【特別党学校交流会】で民主党のこの間の動向について、重要な示唆のある発言をされていますので、紹介致します。
 長いので、全文は【続き】を御覧ください。

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日本の情勢を見る核心はどこにあるか
 党綱領の日本社会論の核心はなにか。それはまず、日本の社会で国民を苦しめている害悪はいろいろあるが、その最大の根源が、
一方では「大企業・財界の横暴な支配」
他方では「きわめて異常な国家的な対米従属」と特徴づけられるアメリカいいなりの体制、
この二つにあるという認識です。

 そこから、
この二つの根源を打ち破ることが、日本の国民のさまざまな要求を全体として解決するうえで不可欠の方向だ
という路線が提起され、それが、
民主主義革命と民主連合政府という目標で方向づけられています。

 この見方は、私たちが頭のなかで考え出したものではありません。
マルクス、エンゲルスが若いころに、
“共産主義は、原理からでなく、事実から出発する
ということを述べたことがありますが、同じことが、私たちの綱領についても言えると思います。
(中略)
*******************************
 いま起こっていることは、この自民党政治そのものが衰退してきていることです。
 国民の実際の利益との矛盾、
 世界の現実との外交的な矛盾

などが噴き出てきて、政治を安定的ににぎる力を失ってきている。
この衰退は、
 部分的な行政のミスとか、
 個人的な失敗とか、
 知恵の不足とか、

そういうことだけに解消できるものではありません。
 アメリカと大企業・財界に軸足をおいてきた自民党政治の根本的な枠組みそのものが、矛盾と破綻(はたん)をきたしているのです。

 そして、その自民党政治が、国民の支持を大きく失い、社会と政治のさまざまな分野で破綻をきたしている。
 そのことが、自民党の大敗という参院選の結果にはっきりと現れました。
得票率でみますと、自民党は、一昨年の総選挙とくらべて、38%から28%への後退でしたが、それ以上に重要なのは、
“こんな政治はもうごめんだ”という声が、広範な国民のあいだにかつてない広がりを見せたことです。
自民党政治の衰退が、ここまで来ている、そのことを示したところに、今度の参院選の結果のもっとも重要な点がありました。
(中略)
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 ところが、いまは政界の様子がまったく違ってきています。害悪の二つの根源について見ても、財界中心の政治を切り替えるとはっきり言えるという政党、財界の意思に逆らっても国民のための政治をやらなければならない、という方針・姿勢・覚悟をもった政党が、日本共産党以外にないのです。また、アメリカとの関係でも、日米安保条約廃棄という目標をかかげた政党がない。
(中略)
*******************************
 そういう政治状況ですから、小沢民主党は、参院選のとき、独特の作戦をとりました。
岡田氏や前原氏が党首だった時代には、憲法改定や消費税増税など、自民党と同じ目標をかかげて、どっちが本気でやるかを争ったこともありましたし、当面のいろいろな政策でも、自民党との協調を押し出したこともありました。
 しかし、小沢氏は作戦家ですから、それでは自民党に攻め込むたたかいにならないということで、「対決」路線に切り替えたのです。そのために、憲法改定の国民投票法案など、99%、自民党といっしょにやるつもりになっていたものを、急きょ、「対決・反対」に切り替えることもやりました。
 これも、自民党政治を変えたいという国民的な気分を、全部民主党のところに吸収できるようにする仕掛けづくりでした。しかし、自民党政治をたおしたら、民主党はどんな政治をやるのかという「対決軸」については、選挙戦のあいだ、ほとんど言いませんでした。

 そういう作戦もあって、民主党は、この選挙で、自民党から離れた10%の票の大部分(8%あまり)をとって、参院での躍進を実現したのです。
(中略)
*******************************
 時期がいつになるにせよ、参院選の躍進につづく総選挙は、当然、民主党にとって、政権獲得をめざす舞台になりますし、誰もがそう思って民主党の動きを見ています。
 それは、民主党が、選挙に先立つ国会活動のなかで発表する政策は、すべて、総選挙で民主党がシナリオどおりに政権をとったら、その日から実行すべき政策として受け取られる、ということです。
この点で、民主党は、政策上の自分の姿を全面的に示さざるをえなくなるのです。
対案を示さないで、自民党政治の批判だけをするといった、参院選でやったような「対抗軸」ぬきの対決路線をそのまま続けることは、もはや許されなくなりますから。

 さらに、野党が過半数をもち民主党が議席の上ではその主力だという状況は、民主党にもう一つの新しい責任を負わせています。
 政府や自民党のだす法案について、それを通すか通さないかの主要な責任を、これからは民主党がになうことになる、という問題です。
 政府法案には、アメリカや財界の直接的な利害のかかったものが少なくないのです。 これまでは、民主党が反対しても衆参両院での自民・公明の多数で通りますから、反対行動の結果がとくに問題になることはなかったのですが、今度はそうはゆきません。民主党の反対行動の結果は、民主党自身の、アメリカや大企業・財界との関係にひびいてきます。
(中略)
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民主党の「対案」は最悪の海外派兵立法
 そのことが正面から問われたのが、テロ特措法の延長問題でした。
 これは、アメリカの戦略的利害と、軍事同盟を基盤にした日米関係のかかった問題でした。
 民主党が選挙中から公約していたとおり、反対の態度をまもれば、特措法の延長も、あるいはそれに代わる新法も、成立しないことになります。
 しかし、これに賛成すれば、自民党政府の憲法違反の海外派兵に賛成するのか、ということで、有権者の信頼を失うことになります。


 この問題で、小沢氏が政府案への「対案」としてもちだしたのは、国連の決議にもとづくことを条件にして海外派兵を認める恒久法をつくるという提案でした。
 具体的には、インド洋でおこなっている給油作戦は、国連決議にもとづかないから反対、そのかわりに、アフガニスタンでNATO(北大西洋条約機構)の多国籍軍がおこなっているISAF(国際治安支援部隊)は、国連決議にもとづくものだから、これに自衛隊を参加させ、武力での実力行使も認める、というものです。
(以下略) 【続き】をお読みください。

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二重のウソ

小沢ネタばかりなのでイラクネタを少し。

共産党の赤嶺議員は、“旧テロ特措法違反となるイラク戦争への転用はない”としてきた政府のこれまでの説明が「二重のウソ」に基づくものだったと告発しました。

 

この問題では、すでに政府が、同空母への給油量について、約八十万ガロンだと知りながら、約二十万ガロンだと虚偽の説明をしていたことが発覚しています。

 さらに政府は、給油した燃料について米側に確認した結果、“イラク作戦などへの使用はない”と説明してきました。

 ところが、海上幕僚監部で担当課長だった寺岡正善元防衛課長は同日の参考人質疑(秘密会)で、問題が発覚した二〇〇三年五月当時、同空母の任務を米側に確認せず、その活動海域だけを根拠に、違反ではないと自分で判断したことを証言しました。

 守屋武昌前防衛事務次官も、当時、自分が行った米側への確認とは、「疑惑を及ぼす可能性があるので、『そういうことはない』ときちっと言ってほしいと申し上げた」ことだと説明(十月二十九日)。日米間の口裏合わせにすぎなかったことも明らかになっています。



これでどちらも決定的なうそだということが明らかになった。
アメリカを主人とする政治手法は何とかならないのか?

>「疑惑を及ぼす可能性があるので、『そういうことはない』ときちっと言ってほしいと申し上げた」

と言うのは国民を如何に騙すかを防衛次官は考えてますということを世界に言っているようものだ。

全く守屋さんと言うゴルフ好きの方も正直な方だ。

防衛省なんかいらない!

軍事予算を我々に返してくれ!

国民の為に計画的に使うから・・・

決して接待用ゴルフセットを買うためには使わないから・・・(笑い)

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崩壊過程に入ったか? 綻び始めた民主党

民主党の前原前代表が、民主党が提案しようとしている「テロ特措法」の対案に批判を加え、返す刀で小沢党首を批判したという。

小沢党首は、元の鞘に納まったが、党内の緊張は途切れ、小沢氏の吸引力は一気に低下したようだ。

民主党は、早晩分裂してゆくに違いない。
特に小沢爆弾を抱えたままでは・・・

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ところで、
 昨日の記事に、【JUNSKYblog2007】さんからTBがあったが、その内容は要注目。
 安倍首相退陣も「大連立」がらみではないかと推論を立てている。
あの安倍首相が駄々っ子のように言った「小沢党首が会談に応じてくれなかったので首相を辞める」という言い様には、小沢氏と「大連立」を行うという根回しができていてのにドタキャンされたという背景があったのではないかということである。
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前原副代表、新テロ特措法案に対する民主案を批判
           読売新聞  2007年11月8日(木)20:57

 民主党の前原誠司副代表は8日、新テロ対策特別措置法案への対案骨子について、「二つ大きな問題点がある。アフガニスタンの現実と乖離(かいり)があり、対米協力の観点も欠けている」と批判した。

 そのうえで、「与野党を超えて、国際貢献のあり方や武器使用基準、憲法解釈を議論し、(武器使用)基準を改正しないと、まともな国際貢献はできない」と指摘した。

 小沢代表が民主党の力量不足を指摘したことについては「天にツバする話だ。代表として言ってはいけないことだ」と苦言を呈した。10日放送のCS放送朝日ニュースターの番組収録で語った。

前原副代表、新テロ特措法案に対する民主案を批判(読売新聞) - goo ニュース

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民主党・小沢党首 翻意して続投を決意?!

 民主党の小沢党首の辞任表明は、民主党幹部の“熱意ある”説得によってひとまずは回避され、引続き「党」を率いてゆくことになったようです。

 しかし、ひとたび「死に体」になった人を再び呼び戻すとは、ゾンビが党首をやるようで気味悪いものがあります。
 民主党は、国民に対する吸引力を大きく喪失する結果となったばかりか、国民の政治不信を再び広範に広げることになってしまったのではないでしょうか?

 民主党にとって、小沢氏を失うのは相当の打撃であるようで、人材の無さと政策力・政治力の弱さを露呈してしまったことになります。

 小沢氏が、民主党を評して「若い党」だとか「政権担当能力」の問題とか、「総選挙での勝利の展望」とかを批判し、『叱咤激励』したことによる打撃以上に、
小沢氏を引き止めること無しには党が維持できないかのような対応そのものに、民主党の弱点と「政権担当能力の無さ」が、よりクッキリ浮かび上がります。

 一方で、マスコミが勝手に論評したように、参議院の民主党議員17名を引き連れて党を分裂させ、自民党と連立するとのシナリオも取り沙汰されていたこともあり、小沢氏を引き止めるには、党首としての続投という選択肢しか民主党には無かったということでしょう。

しかし・・・
 首相との密室協議の中で、「自民党との連立」を福田首相との阿吽の呼吸で合意するという、民主党の方針(総選挙で勝利して衆参の捩れを解消する)とは全く異なる方針を提示した人物を慰留してまで、党首に祭り上げることは、国民の「自公政治はもうまっぴらだ!」という参議院選挙で示された民意に反することです。
 枝野氏や千石氏は、辞意表明した小沢氏の再登板には明確に反対したとニュースは伝えていましたが・・・

 参議院での首班指名決選投票で、他の野党に小沢氏への投票を呼びかけた経緯を考えれば、日本共産党を含む野党各党への裏切りにもなります。

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 民主党の小沢党首の辞任表明に関する、しんぶん「赤旗」主張を紹介します。

一部抜粋
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 自・民の党首が相次いで辞任するという事態は、国民の意思に逆らう政治は、どんなにあがいても、結局は続けられなくなることを示しています。
 政治の主人公は国民であり、政治の行方を根本的に決めるのは、国民の意思です。参院選後の相次ぐ党首の辞意表明は、こんな当たり前の原則を改めて思い起こさせます。

 「反自公」をかかげて参院選挙をたたかった小沢氏が、福田首相と「密室」で自・民の「大連立」を協議し、小沢氏がいったんは持ち帰って検討すると約束したのは、それ自体、民意に反します。
 国民の意思を裏切る「大連立」などの数集めで、これまでどおりの政治を続けようとするのは、国民の審判をないがしろにし、政治を変える機会を失わすものです。

2007年11月6日(火)「しんぶん赤旗」

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記事の削除予告

諸般の事情により、下記記事を削除することに致します。

これらの記事にコメントを書かれている方で保存が必要な方は、早めに保存してください。
2007年11月11日(日)に削除の予定です。

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http://polarisjcpmetal.blog78.fc2.com/blog-entry-313.html
http://polarisjcpmetal.blog78.fc2.com/blog-entry-315.html
http://polarisjcpmetal.blog78.fc2.com/blog-entry-316.html
http://polarisjcpmetal.blog78.fc2.com/blog-entry-318.html
http://polarisjcpmetal.blog78.fc2.com/blog-entry-322.html
http://polarisjcpmetal.blog78.fc2.com/blog-entry-330.html
http://polarisjcpmetal.blog78.fc2.com/blog-entry-334.html

http://polarisjcpmetal.blog78.fc2.com/blog-entry-326.html
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こっちでも、「殿、御乱心!」

11月4日昼下がり、激震が政界に走った。
先だっての突如の安倍首相の辞意を彷彿とさせる、小沢民主党党首の辞意である。

 ホンマかいな? と疑っているうちに午後4時過ぎには、早々と辞任記者会見。
「進退を預けた」という表現からは、慰留が強ければ続投もあり!ということか?

 まあ、このお方、これまでも自民党政権がいよいよ窮地に陥った時に、敵前逃亡を繰り返してきて自民党に助け舟を出してきた人物。
解体屋・小沢との異名をもつほど。

 今回も、自民党がいよいよ二進も三進も行かなくて、解散総選挙に打って出て、野党が多数となり、衆議院も参議院も野党が新たに与党になって、捩れ国会の縒りを戻すという政治情勢に近づいたその時に、大連立を志向し(小沢氏が筋書きを書いたという話もしきり)、それが挫折するやいきなり辞任と言う。
 auの宣伝ではないが「イキナリかい?!」と言いたいところ。

 折角、鳩山幹事長が「持ち帰って検討するのは、民主的な手続きで、小沢の独断で断ったと自民党から言われることもない、正当な手続きであった」(要旨)とフォローしたのに、このフォローを無にする結果となった。
 辞任したということは、「やっぱり小沢氏は大連立を目指していたんだ!」との印象を深める結果となった。

 辞任の次は、またまた「新・自由党」でも立ち上げて、自民党と連立するつもりだろうか?

 以下、朝日新聞Web版記事より
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小沢民主代表が辞意 連立「協議に値した」
             朝日新聞  2007年11月04日23時25分

 民主党の小沢代表は4日、福田首相との党首会談をめぐる「政治的混乱にけじめをつける」として、鳩山由紀夫幹事長に代表の辞職願を提出した。小沢氏はその後、緊急会見を開き、2日の党首会談後の役員会で連立政権に向けた政策協議入りを全員一致で拒否されたことは「不信任を受けたに等しい」と説明した。小沢氏の突然の辞意表明で、同党の混迷は必至だ。小沢氏は会見で離党は否定したが、小沢氏が安保政策での一致などを理由に与党との連携を目指すのではないかとの見方もでている。

   OzawaNov04.jpg

   記者会見で辞意を表明する小沢代表=4日午後4時38分、
   東京・永田町の民主党本部で

 小沢氏は記者会見で、首相が党首会談の中で「わが国の安全保障政策について、極めて重大な政策転換を決断した」ことを受け、「政策協議を始めるべきではないか」と役員会に提案したことを初めて明らかにした。

 具体的には、首相が(1)「自衛隊の海外派遣は国連の安保理か総会の決議で認められた活動に限る」とする小沢氏の持論を受け入れた(2)連立政権が成立すれば補給支援特措法案の成立にはこだわらない――と確約したことをあげ、「我が国の無原則な安保政策を根本から転換するもので、それだけでも政策協議を開始するに値すると判断した」と語った。

 ただ、政府・与党側は小沢氏のいう原則に基づいて自衛隊派遣の枠組みを定める恒久法(一般法)をつくるにしても、インド洋での海上自衛隊の補給活動を継続するための法整備が前提という考えだ。このため、自民党の伊吹文明幹事長は4日、首相の真意について「(新しい)枠組みの中で補給の法案がすぐできるのであれば、今の法案にはこだわらないということではないのか」との見方を示した。

 自衛隊の海外派遣の原則についても、小沢氏は国連決議に基づかない「特定の国の軍事作戦をわが国は支援しない」ことを首相が約束したと説明したが、政府・与党内では、恒久法の自衛隊派遣の条件は国連決議に限定するにしても、「別途、特措法をつくっての海外派遣は可能」(首相周辺)との見方が強い。

 小沢氏はまた、政策協議入りを受け入れてもいいと判断した理由として、年金改革や子育て支援、農業再生など、参院選で公約した政策の実現が可能になる点も指摘。さらに民主党の現状について「様々な面で力量が不足しており、政権担当能力に対する疑問が提起され続け、次期総選挙での勝利は厳しい情勢だ」という見方を示し、「あえて政権の一翼を担い、政権運営の実績を示すことが民主党政権を実現する近道だ」と強調した。

 小沢氏は辞任を決断したのは3日だと説明。「多くの議員、党員を指導する代表として、また党首会談で誠実に対応して下さった福田総理に対し、けじめをつける必要があると判断した」と語った。

 今後の政治活動については「ゆっくり考える」とし、民主党離党の可能性については「離党などということは今言っていない」と否定した。

小沢民主代表が辞意 連立「協議に値した」(朝日新聞) - goo ニュース

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福田・小沢会談 “大連立”拒否

 小沢民主党党首が、福田首相と“密室”会談第二段を行い、福田首相の方から、事実上の“大連立”による事態打開を申し入れたようです。

FukudaOzawa.jpg


 これに対し、小沢党首はすぐにその場で拒否することなしに、「党に持ち帰って検討する」としたものだから、マスコミは「小沢氏は“大連立”に前向きだ」との憶測を流したが、結局は民主党の役員会では誰も賛成せず、小沢氏は事実上孤立してしまったようです。
 このところ、小沢氏は民主党の党議も経ず、勝手気ままに行動し、「民主党」ではなく、「小沢党」との評価がブログ界でも賑わしてきましたが、さすがにこの『重大問題』は、独断することはできなかったようです。

(11/3,午後7時過ぎ追記)
 午後7時のニュースで、民主党の鳩山幹事長は、「党首会談のその場で、連立話を断ったら、『小沢の独断だ』という批判が(自民党側から)噴出したに違いないので、小沢氏の対応と、その後の役員会での連立拒否決定は正しい方法だった」との趣旨のコメントをしていた。
 なるほど、そういう説明も一理ある。

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 第1回目の党首密談について、先日の支部会議で論議しました。
論議のきっかけとして、
「これまで、アメリカ大使との会談もマスコミに公開し、安倍首相からの会談申し入れには、国会での【党首討論】で公開でやれば良いと『公開性』を強調してきた小沢氏に、どういう心境の変化があったんだろうか?」と提起されました。
「財界や団体から、ツッパリはそろそろやめた方がよいと言われた」
「アメリカからの強い働きかけがあったらしい」
「小沢氏の本性が出てきただけ」
「政権に揺さぶりを掛けるため」
「以前のように、自民党の分裂を促すための布石」
「自民党の右派を切り捨てて連立を謀るつもりでは」
などの意見が出ました。
『密室協議』でもあり、真相は闇の中でしたが・・・
この支部会議は、連立協議が行われた昨日の会談の二日前のことです。

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 マスコミは、今朝のニュースでもさまざま論評していますが、日本共産党の佐々木憲昭議員の「メルマガ」が緊迫した国会での状況を伝えているので、御紹介します。

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