
黒塗りにして公開された、イラク派兵航空自衛隊の空輸実績報告
(戦前ではない!21世紀にも黒塗り!だ)
衆院イラク特別委員会で、イラクで活動する航空自衛隊の実態を、日本共産党の赤嶺政賢議員が防衛省の山崎信之郎運用企画局長に質した。
これによると、多国籍軍(米軍)の支援が93%もあることが明らかになった。これまで政府は人道復興支援が中心だとの説明をしてきたが、そうではないことがはっきりした。

空自のイラク空輸実績(1~3月期)
中東の地域に入り込んで、医療活動をしながら、水の確保のためにて井戸を掘って実績を挙げているペシャワール会の中村哲さんの話をきく会が5月9日にアクロス福岡で行われる。
人道復興とはどういうことなのかしっかり聴いて来ようと思っている。
イラクで人道復興に当たっていた民間人は、自衛隊が入ってきたために
治安が悪くなり、安心した人道復興活動ができにくくなったという。
現地の人にとって大切なものはいったい何なのだろうか?
もうひとつの話し。4月に入ってからイラクで英兵が11人、テロや銃撃で亡くなっている。イラクから帰還した現役兵士のリチャード・ブラッドリー伍長がBBCのテレビ放送で「イラクから一人残らず英軍部隊を撤退させるべきだ。私たちが達成できるものはそこにはないからだ。仲間たちが何の意味もなく死に、負傷している。」と訴えたという。
なんという、日本と英国とのイラクに対する捉え方の隔たりだろうか?
自衛隊の方々が無事なうちに、イラクから、米国の思惑のくびきから抜け出して帰還されることを望む。
『我、自衛隊を愛す 故に、憲法9条を守る』の書の中で、小池清彦氏もきっぱりと述べている。
「対米貢献で命を落としてはならない」と。
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