食品メーカーネスレ日本の労働者2名が上司への暴行を理由に懲戒解雇されたのは不当だと訴えていた裁判で勝利したのだ。
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また、一歩、働くものが前進した。
2000年以降、それまでのスタグフレーションと呼ばれていた不況を脱出するという名目で、大手企業の経営陣は、リストラと称して様々な犠牲を労働者の側に課した。
リストラ、配置転換、事業所の廃止、統合、経費節減 等々
そして、数年のうちに、大企業はかつてない大きな利益をあげた。働くもの の犠牲の上に利益を積み上げた。
私の職場を例にとって、どんな方策を打ち出したのか説明しよう。
1.56歳で早期退職募集、いわゆるリストラをして人員を削減した。
2.人手が足らなくなると、パート、派遣の労働者を雇用し人件費を
おさえた。
3.経費節減で、 日経新聞、工業新聞などの購読をすべての支店営業所
で取りやめた。
4.通勤費を自家用車利用のものはガソリン代に置き換えて支給した。
公共の交通機関の運賃と比較すると1/3以下になった。
5.会議はすべて土曜、日曜にするように指示した。
6.社員の研修は、日当の支給を1/2 にした。
7.女性事務員の事務服の支給を廃止した。
8.東京出張は、ほとんどの場合、日帰りとした。
9.営業所の統廃合を行った。
10.採算の取れない子会社を閉鎖した。
11.成果主義を導入して、全体の賃金を引き下げた。
事例を挙げると枚挙にいとまがないが、様々なやり方で労働者を絞り上げた。残念ながら、労働組合は 御用組合化していて、経営陣の言うなりだった。職場は最近、閉塞感が漂っている。
今後、運動の体制を模索しなければならない。
広範囲な組織形態の組合の構築
政治的に最低ラインの法制化 などを 考える必要があります。
最後に一つお願いがあります。
働く者の 目線で書いた 赤旗をぜひ読んでください。
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よろしく!!
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日本の未来のために!


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