派遣社員の問題は組合の問題として取り上げないのかと聞いたが上部団体の課題ではあるが個別の組合のテーマとはされていないとの話だった。
サラリーマンが一時期専従として組合をやるだけなので難しい話ではある。
まして「連合」傘下の組合の限界がある。
わが党の塩川衆議院議員は前に民放のテレビの討論会で国会で光洋シーリングテクノの問題を取り上げたことをあげ、「JMIUという正社員の組合と、請負会社の労働者が力を合わせて改善させた」とのべました。
そうなのです。
正社員の組合と、請負会社の労働者が団結することで今の深刻な賃金格差の問題も解決させる事ができるのです。
こころある組合の幹部の方に奮起を望みたい。
組合員も心したい。
ついでにこの番組で塩川議員は「いま大企業の経常利益は一・六倍だが、一方で国民全体の所得は一九九七年をピークにずっと右肩下がりだ。従業員の給料もここ三年間後退している。本来大企業が社員にすべき還元がされなくなっている」と指摘しました。
番組では派遣と請負の違いを図解で説明。実態は派遣労働者でありながら請負であるかのように働かせる偽装請負の実態を、徳島県の光洋シーリングテクノと、大阪府の松下プラズマディスプレイの労働者の実例で明らかにしました。
今日の朝日にはこんな記事もありました。
偽装請負の内部告発者を隔離 松下子会社
松下電器産業の子会社「松下プラズマディスプレイ」の茨木工場(大阪府茨木市)で働いていた吉岡力(つとむ)さん(32)が「工場で違法な偽装請負が行わ れている」と大阪労働局に内部告発し、その後、同社から差別的扱いを受けたなどとして損害賠償を求めて同社を大阪地裁に提訴していることがわかった。吉岡 さんは提訴後に職場を追われ、失業中のまま、会社と争っている。
ここにも「闘う」労働者がいる。
「松下プラズマディスプレイ」の偽装請負に関してはこのサイトが凄く参考になります。
今日の赤旗(10・5)では「松下電器プラズマディスプレイ」の「偽装請負」の問題が出ている。

日本共産党の「松下プラズマディスプレイ『偽装請負』問題調査団」(団長・吉井英勝衆院議員)は四日、松下プラズマディスプレイ(大阪府茨木市)の尼崎工場を視察し、親会社の松下電器産業本社の幹部や兵庫労働局に「偽装請負」の是正を求めました。
またこんな新しい事態も判明しました。
「偽装請負」で是正指導をうけた茨木工場では、松下の社員を請負会社に出向させることで指揮命令できるようにし「偽装請負」でないかのように装おうとしま した。塩川鉄也衆院議員は、「新しい『偽装請負』の形だといわれている」と指摘。松下側は、この方針は「事前に大阪労働局と相談した」と釈明しました。
松下電器の経営者のみなさん。
派遣も請負も派遣もやめて全員社員として雇うべきだろう。
正社員300に対し800人も請負や派遣がいるので一気には無理だろがそうする事が「経営上のリスク」の軽減にもなる。
これからはコンプライアンスが企業の死命を決します。
この問題を軽く考えると企業の存続に影響しかねません。
(共産党は経営の指南も致します)
そうすればpanasonicも買うだろうが、このままでは私の労働者としての良心が買わせない。
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日本の未来のために!


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